こぼれ種
ビッケ
【近畿】
2005/12/31(土) 01:00:32
荒れ放題になっていた庭をきれいにと奮起して花壇をつくり、自分のペースで好きな花を植えていこうと思っています。世話と言っても週末の時間があるときに眺めて変化を楽しむ程度しかできません。宿根草を基本に植えていくつもりです。花柄はこまめにとった方が花が良く咲くようですが、こぼれ種で咲いたとの内容を見かけることがあります。一年草をこぼれ種で何年も咲かせるように工夫して毎年きれいな花壇を皆さんは維持しているのでしょうか?
咲き終わり時期に種ができるようにしているのでしょうか?
園芸はじめようとしている所で何もわかりませんが宜しくお願いします。
M2
【中国】
2005/12/31(土) 06:19:10
花が咲いているだけでうれしい方にはもってこいかも知れませんが、きちんと並んでいないといやな方は邪魔になるでしょう。それに芽が出るのに何もしないでも出やすい種類、管理した方が出やすい種類、管理していた方が後々面倒が無い種類、色々です。種は管理保存していれば何年も持つものや管理まで必要なくても野ざらしでは鳥に食べられてしまう物、管理していても1年がやっとの物このあたりも色々です。
大変まで無いまでもこの辺りは知らないと少し面倒でしょう。
受粉も自分で大きくなる過程で出来る花、風や虫が来ないと出来ない風媒・虫媒花と有ります。花粉も自分の花粉で受粉できる自家受粉、遺伝情報が違わないと受粉できない(違う種でも遺伝情報の同じ、枝分かれでは受粉できないこともあるのであえてこう書かせてもらいます)他花受粉というのも有ります。
種が出来るという事でもう一つ忘れてはいけないのは、元の物(親)と同じ物になる期待をしてはいけない事。遺伝子は親の(単純に)1/2の状態ずつが混ざっているのでその時点で同じにはなりません。良くも悪くも変わってしまうので注意が必要です。
初めてでは私は同じ種からでしたら購入するところからをお勧めします。これですと、同じではなくとも決まった親から出来ていますので大きな違いが出ないです。(ふるい等にかけて、その選抜した中から芽が出やすいか確認もしていますので古い種でなければ安心度UP)また、同じ種を長年掛け合わせて固定化(遺伝情報を平均化)した、どんなに掛け合わせても同じ地種類同士ですと同じ物ができる種も(たまに先祖がえりなんかしなければ)有りますので(探す方が大変でしょうが)それを狙うことも1つの方法でしょう。
と、まぁ。余計なこと?書いたかもしれませんが楽しむだけの分にはそこまで気にすることは無いでしょうが芽を出すに当たって重要になってくる事は浮かんできたこと書き出してしまっただけですのでご参考までに。(有るだけでうれしい方はこの上なくうれしいことですから、こぼれ種って)
ばんざいうさぎ
2005/12/31(土) 10:40:13
宿根草は基本的に開花期が1年草ほど長くなく、次々と花芽があがってくるということはないので何時も咲いていて欲しいという、花重視で植えるには向かないと思います。むしろ葉っぱなどが綺麗で見られるものが良いかもしれません。
1年草の方は固定種なら良いのですが、特にF1(一代交雑種)と呼ばれるものが花が大きくて丈夫と言うことで主流です。ですがメンデルの法則に沿って、これの自家交配種(F2)の花はF1とは似ていないものが殆どで先祖がえりしたものも多く出ます。
よって、特にF1品種は同じ花色が楽しみたいなら店から購入、こぼれ種は交雑や先祖がえりが出ることを理解しながらならどんな花が咲くか確かめるのに小さい苗のうちに移し変えて楽しむという方法が良いでしょう。
同じ花を長期間楽しむのは、種の蒔き時を少しづつずらして蒔くという方法でしょうが、植物によっては時期的に無理のある物もあります。
手をかけずに庭を花いっぱいにするというのは苗を大量に買うくらいしか方法はなく、ガーデニングは案外手間と暇がかかるものですね。
ハッピ−マン
2005/12/31(土) 12:33:27
ビッケさん、こぼれ種の発芽はラッキ−ないただきものという捉え方がベタ−です。そしてどこで芽をだすかも定かではないですから植え替えなどの手間が必要です。宿根草は根付けば数年間はそのままでよいことが多いので、同じような扱いの出来る球根類も合わせて使うと便利です。花壇を華やかに彩るためには一年草は必須でしょう。この季節の花壇は寂しくなりますから背の低い樹木を縁取りにするという手もあります。とにかく、自分の構想にそった花壇を計画するのはこの時期です。頑張りましょう。花のある生活は楽しいです・・・。
ミッキー
【近畿】
2005/12/31(土) 20:24:00
私も週末しか世話ができないのですが、少しだけ楽をして、宿根草とこぼれ種で花壇をなんとか維持しています。
うちの庭にあるありがたい花は、まず昼咲き月見草。これは知人の家の前の道に咲いてたのを抜いて、家の花壇に植えつけました。もう20年も前の話です。今でも毎年、どんどん増えて、春から夏にさわさわと群れになって咲いてくれます。秋の終わりに抜いて片付けても必ず毎年、同じところから出てきます。
それから、宿根サルビア。これも冬でも苗が残って、毎年咲いてくれます。
それからノースポール。これはたくさん種が落ち、勝手にあちこちから芽が出ます。強いし、大きな株になるので、気に入った場所で出てきた芽はそのままに、へんなところから出てきた芽はいくつか移植します。
それからピンクのサルビア。コーラルニンフという学名のようですが、これも15年ほど前に3株ほど買った苗からこぼれ種がわんさか増え、今ではうちの庭の定番です。うじゃうじゃとおなじ所から芽が出て、間引くのがかわいそうなくらい。(職場に持っていったりしています)5月頃になると芽が出て秋の終わりまでずっと咲き続けます。5月に咲いた花のこぼれ種がまた出て同じ年に咲くくらい、どんどん増えます。
それから、リナリア。これも草なので、強くて、忘れてても芽が出て教えてくれます。(今ももう出てきてます)
それからアリッサム。これもあちこちから出てくるので花壇の縁取りに使いたいので、そっと移植します。
それから桜草(プランター)。これもうじゃうじゃとびっしり落ちているので、秋に植え替えるか、間引いて必要なだけ残せばOKです。
基本的にこぼれ種は、ほっておいてもそのまま落ちます。
でもより確実にしたければ、枯れてきたところを取って、乾かして保存して、好きなところに蒔く。私がこれをしてるのは、ビオラと勿忘草とくらいなぁ。あとはほっておいて、春になって勝手に出てきたのを、ありがたく眺めています。ですから、とってもお安く仕上がってます。
土日しか世話はできませんが、楽しいですよ。ビッケさん頑張りましょう!
ねづめ
2006/01/05(木) 00:05:56
手間をかけたくないのであれば球根植物を利用するのがよいと思います。最近ではホームセンターでもめづらしいきれいな球根植物が結構売っています。説明書きを見て「数年間は植えっぱなしがよい」とある種類で気に入った花を選べばよいと思います。
ビッケ
【近畿】
2006/01/05(木) 03:57:29
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ビッケです。皆さん、アドバイス有難う御座いました。昨年11月に頑張って雑草取り、芝生の真中にあった花壇(子供が小さいときの砂場)を取り除き、日当たりを邪魔していた山桃を切った跡地に花壇(深く掘れないので10cm程土上げ状態)にいよいよ何かを植えたいと園芸店やホームセンターを廻り、ガーデンシクラメン、マーガレットアイビー(寒波で死んだかも)、ノースポール、パンジーを数個植えました。花壇以外の場所として門から玄関までの脇とかにも植えたいと考えた時に、こんもりと花がいっぱいの明るい色の植物で開花期間が長く、現在の冬の庭も殺風景にならないイメージを持ちましたが、自分のペースでは管理できないと思い、曖昧なこぼれ種質問となりました。毎年きれいなガーデンを維持していくためには、本当に大変な事だなとも思いますし、また、その過程の変化も楽しい事と思えます。こぼれ種期待の桜草あたりから挑戦します。今年になって一株だけ植えたイベリス(センペルビデンス)は犬に食べられて土から3cmしか残っていません。犬は大丈夫で元気ですが、春に復活するかな、復活してもまた食べるのかなとか思いながら庭を見渡し、イメージした庭を目指して頑張ってみます。最終的には種まきから育てて見たいですが、最初はこぼれ種を観察して毎年開花を試みます。皆さん、有難う御座いました。
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