チゴユリの栽培方法を教えてください

[園芸相談センター]の過去ログです

yuki 【近畿】 2005/11/23(水) 20:32:27
チゴユリを先日購入したのですが芽が出掛かっています。市販の山野草土に何か肥料を、と思ってだけど山野草なので腐葉土を鉢の芽の上にもたっぷり置いたのですがこれからどうしたら良いのでしょうか?未知の世界なんです。どんな所に置いたら良いですか?肥料も本当はどのようにすれば良かったのでしょうか?乾いたら水を気温の高い時に遣っているのですが良いですか?またどうしたら増殖しますか?質問攻めで恐縮なのですが1つでも構わないので教えてください。どうかお願いします!!

Ryu. 2005/11/24(木) 16:22:41
まず最初に、腐葉土はどけてしまってください。
腐葉土だけを大量に置くのは用土の水はけの確保に問題が出るので避けてください。
(偏執的にどける必要はありません。多少残っていてもかまいません)

肥料ですが、元肥はどのようになさったでしょうか。
芽が出掛かっているそうですが、今芽は用土に埋もれていますか? それとも地上でしょうか。

冬の置き場としては雨風を避けれる屋外でかまいません。ただし通風がまったくないところは避けてください。芽が出るまで日に当てる必要はありません。
(芽が出てからはよく日に当てます)
水遣りは用土の表面が白く乾いてからたっぷりと与えます。休眠中(葉がない時期)は過湿にならないように注意してください。

施肥は花が終わってから、有機質の置肥を少々と水遣りのときに水の代わりに薄い液肥(規定希釈の4倍以上に薄めたもの)を与えると良いようです。これは元肥が施してあるのが前提なので、元肥の状況しだいで若干変化させます。

繁殖はほふく枝の先に芽ができるのでこれがある程度大きくなったところで分けます。植え替えと同時に分けてもいいです。

yuki 2005/11/24(木) 16:39:07
Rueさん早速のお返事ありがとうどざいます。芽は出ていたのですが腐葉土で現在埋もれているのでアドバイス通り早速取り除きます。腐葉土を取り除けば芽は見える状態です。元肥は何も入れていません。マグアンプKなら持っていますが忘れていました。ハイポネックスとHB-101ならどちらをどれくらいの希釈率で与えれば良いですか?

Ryu. 2005/11/24(木) 17:22:50
芽が見えるのであれば、できるなら用土を足して隠してしまった方がいいです。
元肥なしであれば芽出しの時期から液肥(規定希釈の2倍から3倍)を月に1,2回与えるようにします。(花が終わるまで。花が終わってからは上記のように与えてください)
希釈率ですが、通常の草花に与える濃度を規定希釈(規定濃度)としています。(先達からの受け売りです。正式な園芸用語ではないかもしれません)ハイポネックスであれば1,000倍が規定希釈です。これを2倍なり4倍なりにしてください。(4倍の場合希釈率は4,000倍。水4Lに液肥1ml(1g))

HB−101は液肥ではなく活力剤という分類です。液肥と併用できます。
(希釈率は1,000倍〜10万倍と幅広い。大体1万倍程度でいいんじゃないかと思います)

yuki 【近畿】 2005/11/28(月) 17:20:19
ryuさんありがとうございます。チゴユリって本にあまり載ってないのでどうして良いものか悩みましたがお陰さまで何とか冬を越せるかもしれませんね。嬉しいです。活力剤と肥料の違いが分ってないなんてなんて酷い事してたんでしょうね・・・・・無知でした。情けなや・・・
それで園芸協会?の山野草講座が通信講座にあるので受講しようと今朝NHK出版の園芸本の後ろにくっ付いてたハガキポストに投函しました。
ちょっとでも勉強してryuさんのように的確なアドバイスできる日が来ればみんなにお返ししますね。

たちつ 【近畿】 2005/11/28(月) 19:07:55
稚児百合も鳴子百合も鈴蘭も耐寒性以外は基本的に同じよう性質です。
http://www.hana300.com/chigoy.html
過去ログ
http://botany.cool.ne.jp/wwwlng.cgi?print+200503/05030168.txt
http://botany.cool.ne.jp/wwwlng.cgi?print+200405/04050045.txt

夏場における、株元の高温保護と夏冬の極度の乾燥防止に気をつけること以外は大抵は他の植物の栽培と同じ。
一寸湿った・保湿性のある木影(木漏れ日が当たる)が良いかもね。できれば落葉樹の下等。
植木鉢よりも、どの草花も65cmのプランターの方が管理が楽。鹿沼土を2割り程度混ぜれば、乾湿の具合が良く解かる。(土色が明確に変わる)
同じ過湿でも、人工的な過湿と自然の疎水際の過湿では、全く違います。私は酸素供給能力と腐敗菌の流失浄化能力の違いと思います。
例えばホウチャクソウでも、私の知っている群生地など、雨水(山の湧き清水)でいつもジュクジュクしています。株元は雑草で覆われ、穂先だけ太陽にガンガン当たっています。それを採取して、西日の当たる花壇に植えたら、2年と育たなかった。他の植物は大抵育つ場所ですが、・・・・プランターでも、日照時間の短い場所は、発芽も遅く、草丈も短く、花数も少なく、秋に枯れるのも早い。所謂育ちが悪い。やはり穂先・地上部は、優しい日当たりが必要。
肥糧は、適期に適量を与える事がベストですが、薄く回数多くが簡単。大抵は元肥少々で十分。出来れば年に3回程度少量施すとか。但し毎年植え替え・土の入れ替えをした方が望ましい。リサイクル用土なら、以前に植えた草花とは、違う土を天日干しし、粗ゴミを取り除き、微粉末土を取り除き、腐葉土を3割り混ぜるとか。

鉢元を涼しくするには、鉢を寄せ固めるとか、ビオラなど下草を植えたり、木陰の東側に置くとか、鉢に板を立てかけるとか、スノコに載せるとか、マルチングするとか・・・・・

園芸は、習う事も大事ですが、慣れる事・観察する事・取り敢えず真似をする事に尽きます。頭より、場数です。
タンポポや蓮華草でも、たとえ雑草でも、格好良く綺麗に育てたりするには、年季も必要です。群生地の環境を真似する事が一番楽。

検索下調べは、まず群生地や原産地の生育環境を調べたり、類似グループや別の呼称で検索するとか。同じような、HPを読み比べるとかすればイメージが掴めます。年間の草花の状態とかも、知っていれば尚良いでしょうね。特に休眠状態・子孫繁栄の手段・生き続ける事の生態とかは、冬越し・夏越しには大切な事柄です。なぜその姿でなければいけないのか・必要性を一歩踏み込んで考えて見ましょうね。

理解し・成功すれば、他の人にも教えることです。間違っていたり、又一味違った考え方や方法もある事を逆に教えてもらえます。(^^♪
 と私は考えています。

yuki 【近畿】 2005/11/29(火) 15:19:28
たちつさんお返事ありがとうございます。目から鱗が取れたような気分でこれからよく観察して、そして自生地について色々調べる事からはじめようと思いました。的確な的を得たアドバイスとても感謝します。

Ryu. 2005/11/29(火) 22:28:36
書き込み内容から解決されているように感じますが、まだ何かおありでしょうか?
解決したのであれば解決チェックをお願いします。

yuki 2005/12/01(木) 20:58:26
[[解決]]
ryuさんごめんなさい!!チェックし忘れていました・・・何とも間の抜けた私な者で・・・だからすぐ他人を頼ってしまうのね・・・


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