寒冷地での枇杷の越冬
まさる
【近畿】
2005/11/22(火) 20:17:04
滋賀県西北部(湖西)最近数年の冬季積雪は最大積雪50センチ。
11月20日頃より霜が降ります。
樹高3mが3本並んでいて(間隔約1.5m)、今、花が咲いています。
毎年、摘果する暇が無く、放っておきますと、霜とか、雪の再凍結などで駄目になったり、多すぎる実が生理落果したりして、春になると、ちらほらとしか果実が付きません。
実が黄色くなり始める時期に防鳥ネットで囲うと、小さい実が20個ほど採れますが、囲わないと、すべて鳥に食われてしまします。
木にベールをかぶせる形で網をかぶせると、かぶせるときも大変ですが、外すときは、すでに編み目に枝葉が貫入しているので、網を犠牲にするか、枝葉を犠牲にするか、どっちも痛めてしまうか、の騒ぎになります。
冬季、大雪が降った朝には、木を蹴飛ばすとか、ゆするとかして雪落としをしないと、太い枝が裂けるように折れることがあります。
本を見ると、一房に二果程度に摘果するのがよいと書いてあります。
しかし、ハウスとか仮の囲いで木全体を保護するなどをせずに、雪ざらし、霜ざらしのまま、摘果だけを忠実にすれば、かえって凍害の恐れが増大しそうに思えます。
実際は囲う費用の方が、果実を買うより高価に付くような感じです。
自分も楽しんで孫も喜ばせるか、風流に鳥に食わせるか、の選択もあります。
よい知恵、または参考例があれば教えてください。
タネツリ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2005/11/22(火) 21:40:53
>11月20日頃より霜が降ります。
今年は、当地もこの日からでした。雪は、最近は、それほど降りません。
間隔約1.5mでは、片側75cmですので、密植に過ぎませんか。間伐したいです。
野鳥対策は、紙袋でしています。カラスは引きちぎる場合があります。
雪は、枝を棒で突き上げて落としています。
摘果などは、過去しませんでしたが、今年は、2階の窓から届く部分だけ摘房しました。4月、雪の心配がなくなったら、摘果もしてみるつもりです。
実が小さいのは、実生だからでしようか。
実生に倉方を接ぎ、さらに2階の窓から届く部分には、長崎早生を接いであります。
花時の違う品種にできれば、雪害の分散軽減になるでしょう。
☆YuukisaikaTanetsuri☆Suginami*TOKYO☆
ぴっきーー
【関東】
[URL:http://blog.sun-plants.net/]
2005/11/22(火) 23:12:08
実家の庭に枇杷の木を育てています。
実家は群馬のあまり雪の降らない地域なので雪対策は分かりませんが、
鳥対策は、大きな黒ビニール袋でつくった手づくりの鳥よけが一番効果
がありましたので、ご参考程度に書いておきます。
大きな黒いビニール袋をふくらませて、しばり、風船のような形にします。
白いビニール袋(コンビニの袋など)をきって
丸い目の形にして2つ貼り付けます。中に黒いマジックで目をかきます。
しばった口を下にして、袋の両側の上をしばって木にくくりつけると
結構、見た目もかわいい鳥よけができます。
軽いので、風によって微妙な動きになります。
それがが怖いのか、黒いのが怖いのか、わかりませんが、
市販の目玉の鳥よけよりも、めちゃくちゃ効果がありました。
木の上の方につけるとより効果的です。
タネツリ
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2005/11/23(水) 06:42:06
>大きな黒いビニール袋
実際の袋の大きさを、cm×cmで教えてください。
>市販の目玉の鳥よけよりも、めちゃくちゃ効果がありました
鳥の種名を教えてください。
ブログ拝見しました。ビワ鳥害防止についてお書きでしたら、日付を教えてください。ルッコラにコメントしました。
☆YuukisaikaTanetsuri☆Suginami*TOKYO☆
pinetree
2005/11/23(水) 09:44:16
ビワは作っておりませんが,またこちらは寒冷地ではありませんので,極端な寒の対策は解りかねるのですが
ビワは充実した母枝が低温で花芽分化するので,寒地では開花が早くなります。ただ,低温期に開花すると花粉の出が悪く,結実率が低くなりますので実止まりが悪くなるのです。
せん定時期を変えると,充実度や低温感応の度合いが変わってきますので,開花時期をずらして寒害に遭わないようにする方法もありますが,摘果さえする時間がないのなら無理でしょうね。
桜島のビワ栽培では,冬に入る前に木綿(このごろ見なくなりましたが)を開花済み果房に巻き付け紙袋をかぶせて防寒します。翌春に袋を外し摘果してから,木綿無しで大きな紙袋をかけ直すようです。袋は専用袋や菓子袋などいろいろです。
紙袋でヒヨドリなどの被害はある程度防げると思いますが,根本的には防鳥ネットしかありません。カラスには,樹の上部にテグスを張ればほとんど来なくなるはずです。
枝の雪折れに対しては,せん定方法,整枝に問題があるような気がしますが,実が少ないために枝が無駄伸びしているためでもあるでしょう。もし,晩春や初夏になってから遅効きする様な(例えば有機)肥料をお使いなら,枝の徒長に影響しますので,種類,量を再検討された方がよろしいかも知れません。
現状でなら,折れそうな枝に添え木,支柱をするべきと思います。なお,冬に紙袋を使う場合は,雪の付着を避けるため,出来るだけ小さなものの方が良いでしょう。
>ぴっきーー さんへ
目玉袋 まさるさんがお孫さんと一緒に作れば,自然科学や環境の勉強にもなって,楽しいかもですね。
まさる
【近畿】
2005/11/23(水) 12:07:13
皆さん、早速のレス有難うございました。
(どこの掲示板でも、レスという言葉を皆さんが使っておられるので、初めて使ってみました。「レス」とは、responseのことでしょうね?)
枇杷の木は、前の地主(農家)が畑にしておられた土地の北側境界付近に植えてあったもので、北隣の地主から、畑の日当たりが悪くなるとか、境界からはみ出しているとかで、トラブルのあったものを、境界を取り決めた際に、応急的に西側の果樹や植木用のスペースに植え替えたものです。
元々、果実を食べるつもりではなく、風よけと西日除けに役立つかと期待していましたが、家屋からの距離と、樹高から考えても、その役目は果たしていません。
何年目かに、鳥が食べてますよと教えてくれる人がいて、初めて実が付いていることに気が付きましたが、鳥の見つけなかった1個を囓って、これはいける!ときづいたものです。
これを目当てに来る鳥は、カラスとヒヨドリです。
雪で、裂けるように折れたのは、徒長気味の脇枝でした。
木はおよそ1.5mおきに、南北に一直線に並んでいます。
お互いに枝が交差するのは、どちらかを切り、東西に広く枝を伸ばさせようとしましたが、構っている暇がないのと、木の成長が早いのとで、上に伸びる方が多く、成功していません。
株立ちになった脇の枝(というより、これも幹ですね)にビニールの植木ポットを切ったものを巻いて、土とか、水持ちのよい園芸用品を入れて数年たちますが、根は出ません。剪定した枝を地面に差しても、根は出ません。珊瑚樹でも、梅でも、サザンカでも挿し木できるが、枇杷は無理のようです。枇杷の苗木が園芸店では高価な値段で売られている意味がわかる気がします。
カラス除けに、カラスのかたちをした、黒いプラスチックの模型を買ってきてありますが、そんなものを吊り下げると、カラスが仕返しに何をするか解らぬと家族が言うので、お蔵入りです。
いまとても忙しいので、12月になってから、なにか出来ることを考えます。
買いもののビニール袋は沢山ありますが、凍結除け、霜よけには、紙または布と2重にする必要があるでしょうか?
まさる
2005/11/23(水) 12:13:00
補足事項
肥料は何もやっていません。
農薬も一切やっていません。
偶然、毛虫等を見つけたときだけ、ねらい打ちに殺虫剤をかけますが、花や実の周辺ではそれもしません。そんなときは、毛虫の付いた枝をそっと切り取って、焚き火で燃やします。
ガアデニング1年生
【近畿】
2005/11/23(水) 16:30:51
私の家の庭にも以前枇杷の木が、1本ありましたのでその頃の事を書きます。木の高さは5メートルから7メートル位で、肥料は2年に1度実が付いて2センチの大きさになってから、1枝に2・3個に摘果します。
それから大変なのですが、袋掛けをしていました。そうすると鳥にも実だと分からないし、傷もつきにくいです。環境は霜が降りるのは11月の中旬以降ですし、雪はだいたい20センチ位積もりますのであまり変わらないと思いますが?実が成熟して収穫した後に枝があまり重ならないように、剪定します。20センチ位の雪では大丈夫でしたよ。
まさる
【外国】
2005/11/23(水) 16:51:34
ガアデニングさんの5m〜7mの枇杷の木について、
摘果や袋掛けや剪定作業は、素人には、大変ですね、(私も素人ですので、実の成る木や、手入れの大変な松などは、脚立で何とかなる3m〜4m以下の樹高にしていますが・・・)
ぴっきーー
【関東】
[URL:http://blog.sun-plants.net/]
2005/11/23(水) 23:34:28
黒ビニール袋の鳥避けですが、
たまたま作ったものが効いたので、これがベストなのかどうか分かりませんが、
45Lくらいの大きめの黒袋を使っています。
鳥の種類は、ウチの実家はかなり田舎なので、
なんでも来ますが、やはりヒヨドリが多いみたいです。
毎年、いっぱい食べられていたのが、そうでなくなったので、
どの鳥にもそれなりの効果はあるんじゃないかな?と思います。
一応、私のブログの方に図解も載せておきましたので・・
(写真じゃないので、分かりにくいかもしれませんが(^^;))
ご興味がありましたら、ご覧下さい〜。
園芸相談掲示板@園芸相談センター