楓の剪定の仕方。
かず
2005/11/09(水) 21:43:52
実生の楓が2mを超えました。今までそのまま放って置いたのですが、見苦しいので刈り込みたいと思います。どんな風にすればいいのか教えててください。またいつごろすればいいのですか。
旬
【関東】
2005/11/10(木) 08:12:11
ごくまれに、マキのように散し玉仕立てに刈込んだカエデ(モミジ)を見かけることがありますが、
刈込まずに自然樹形で育てた方が一般的で、この樹の特性にも合うと思います。
自然樹形にする場合は、整枝は枝抜き(分枝部から落とす)が基本となります。
手順としては、
・伸びを抑えたい場所は、枝先付近の側枝が両側にでている所で、真中の枝を分枝部から落とす
・枝が混んでいるところは、一ヶ所から2本ずつ出ている側枝を1本ずつ間引き、枝が両側に交互に残るようにする。
(園芸用語で言うと、「対生」を「互生」の状態にする)
・樹高を低くしたい場合は、主幹から側枝が分岐しているところで主幹を落とし、側枝を新梢として立てる。
(樹高をつめる場合の緊急手段で、通常はあまり行わない方が良い)
また、剪定時期は落葉後から12月いっぱいぐらいまで。
1月以降は水あげが始まるため、強い剪定をすると樹液をふいて樹勢が衰えます。
適期に行う場合も、太い枝を落とした箇所には癒合剤を塗っておいた方が良いです。
細かい枝の剪定なら、上記の期間以外でも可能です。
なお、刈込みはお勧めしませんが、行う場合の適期は上記と同じです。
カエデ(モミジ)の整枝では、いかに自然でやわらかい樹形にするかが主眼となります。
そのためには、放置して大きくなってから強剪定するのではなく、こまめに小枝を抜くなどの方法で、
樹形を誘導していくことが大切だと思います。
ハッピ−マン
2005/11/10(木) 17:25:00
かずさん、カエデは旬さんの説のごとく自然樹形が一番ですよ。枝張りを考えて若木のときから少しずつコツコツやるのがいいです。基本的には、勢いのありすぎる立ち枝を切り取って水平に伸びていく枝を残すようにしましょう。枝は、絡み枝、徒長枝含め枝の途中から切らずに必ず分岐点から切るようにしましょう。枝先の剪定は手で折ると後でしなやかに出来上がります。全体的に細い枝が外にくるようなイメ−ジですね。剪定期間は10〜12月ですね。うちらのあたりでは、ほったらかしのほうがええで、という人が多いです。
かず
2005/11/11(金) 21:14:03
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ありがとうございました。イメージを作ってから、剪定するのですね。今はどんどん上に向かって伸びているたち枝が多いので、水平な枝を残すようにしてみます。
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