「無花果を屋敷の庭に植えると良くない」は迷信と断言できますか?

[園芸相談センター]の過去ログです

まさる 【近畿】 2005/10/21(金) 23:59:22
私も妻も無花果を好んで食べるので、数年前から、庭の隅に無花果を植えています。最初、敷地の西側のキーウイ棚より外で、隣地境界より60pほど内側に植えました。2年ほどして2.5mぐらいにのびて、実が付き始めましたが、食べられるほど熟す前にしなびてしまいましたが、きっと来年は食べられるだろうと期待していたのに、ある日突然2〜3日で枯れて、再起不能になりました。隣地は1.2mほど土地が高く、見渡す限りの畑で、夏はスイカ、冬はキャベツの大規模農家です。
西側の木がすべて枯れるわけではないが、植える位置により、何を植えても高さが高くなり始めた頃に突然枯れる場所があります。きっと農薬のせいで、地中に水脈か何かあって、そこは小灌木しかだめなんだろうとあきらめ、今度は無農薬の自家用畑になさっている隣地との境界線に近い東南のコーナーに2本植えました。
一本は和風無花果?で一本は西洋無花果(どーフィン?)でしたが、期待していた和風の木は、残念ながら1年くらいで枯れてしまいました。
洋風の無花果はどんどん伸びるので、垣根仕立てにしようと細工しているうちに何本も元気な枝が出たため、妥協して3方向に伸ばすことにしました。3年目の今年は、実が食べられそうな感じになるが、夏果はスカスカで美味しくないし、なかには青いまま萎びるのもありました。ところが、最近家族に病気になるものが複数出て、題記の迷信が心配になり、ひと思いに地面すれすれのところから切ってしまいました。妻は怒ったりあきれたりしていましたが、私自身、小学生の頃は病気がちで、とうとう父親が自宅にあった無花果の大木を切ってしまったところ、それ以来ほとんど病気知らずになりました。そのときは「迷信だ、食べきれずに近所に配るぐらい実がなったのに、もったいないことをしたもんだ」と思っていましたが、いま私は父と同じことをしています。
その後、ひこばえが出てきたので、妻の気づかぬうちに切ったと思っていたのに、妻も気づいていて、いろいろ苦情を言われました。
それから、またまたひこばえが出てきて、これには私も根負けしそうです。妻は「もう切らないでね」と言っています。
和風の無花果は気持ち悪くないが、洋風(どーフィン)はのっぺりしていて、気にすると気になります。
もともと広い土地や田畑を持っている農家のかたは、屋敷の外の空き地や水路の脇に植えておられ、屋敷内に植えている人は見たことがありません。
ご自宅の庭に無花果を植えているが、全く問題ない、とか、近所にそのような人がいるが、とても健康で幸せそうに暮らしている。とか、実例がたくさんあれば心強いです。
その反対の意見がじゃんじゃん来れば、それはそれで参考になるかもしれません。
ちなみに、土地を買った時から生えていた枇杷の木は3本とも、自宅建設時に敷地内の別位置に移植し、大きく育って、実のなる時期は、鳥に食われぬよう苦労してネットを張ったりしていますが、枇杷も無花果と同様だと言う人もおられるが、私はあまり気にしていません。

たちつ 【近畿】 2005/10/22(土) 01:29:20
これは難しい問題です。迷信だから、相手にしない(無視する)と考えるのも一つの考え方です。
迷信でも、何でも。縁起の悪いと人が言うものは、とりあえず避けて置こう(逃げるが勝ち)と考えるのも一つの考え方。

鬼門とか、方角が悪いとか、何を植えても育たない という場所はあるんですよねぇ〜。 昔から、某親が死ねば、可愛がっていた子とか孫が続けて死んだとか、恨んでいた人が翌日に死んだとか。友引の日には、葬式しないとか、いや当家は、由緒ある家だから、友引の日に、せなあかんとか・・・・様は、何か原因はあるでしょうが、考えたり、調べるのが面倒なので、世間が云うからそうしょうというのが、日本的着物文化。迷信だから、関係ないという考え方は、ただ単なる反骨精神。
やはり、原因を調べないと解決しない。

庭木と病気はある意味では、関係ないですね。
病気は、病原菌などの生物による害。
ケガは故障・損傷・磨耗・再生不良・人体構造的欠損の事。

関係あるとすれば、環境の変化・影響。
 日当りや風通しが悪くなれば、空気が淀むので、空気が腐る(黴や細菌が繁殖浮遊する)。湿気る。不快ガスが溜まる。・・・>体の調子が悪くなる・・・>病気になり易い。 又は、黴や病原菌が繁殖浮遊する。・・・>病気になる。
 暗い・・・>足元を躓く・・・>転ぶ。
枝があれば、頭を打つ。
虫や特にイチジクは蜂や蝿が集まりやすい。・・・>刺されたり、不衛生になる。
根や枝が張る。・・・・>屋敷を壊す。
実がなれば、子供や獣や泥棒も来る。子供にケガをさせてもいけないし、獣が家に入ってきて、お泊りしていっても困るし、泥棒が、ついでにサイフも・・・は都合が悪い。
それに、果実の木は見栄えも良くない。風情が無いものばかり。
イチジクや藤は、湿気が無いと育たないので、水害にあうとか、家が腐るとか、云って嫌う人も多い。

私は、迷信か と聞かれれば、植物に罪が無いので、迷信なので、好きなら植えなさい、とは云いますが、私自信は、子供や孫の為に植えることはあっても、植える事には余り好きではない。面白みが無い。

以下余談。
面白いのが食べ合わせ。
 昔は、役所が「絵の解説ポスター」を配って、禁止していた。
 ・・・10年後、迷信と云って、学校で子供に教えた。
 ・・・20年後、食べ合わせは、体に良いと、食べ合わせを推奨。
 ・・・30年後、アレルギー反応があると注意を喚起。
結局、どうでも良い。時の流れしだい。役人の暇つぶし。
未だに、四国のように、飲み水の無い地域や、東京のように、一寸雨が降れば、余るとこもある。余ったら、捨てずに、分ける方法を考えよといいたい。
東京お登り組み役人は、ケチですねぇ〜。故郷を思い浮かべなさい。といいたい。 (^_^;)

Ryu. 【関東】 2005/10/22(土) 01:52:37
イチジクにはそんな話があるんですね。初めて知りました。
私の実家にはイチジクの木があり毎年実をならせていましたが、特に不幸だった気はしません。
その木もだいぶ昔にカミキリムシに食い荒らされて枯れてしまいましたが、それを機に不幸になったとも幸福になったとも感じません。
幼少の私は病気がちでしたが、イチジクがなくなってもそれは変わりなかったですね。家族もその木に何か特別な配慮もしていませんでした。

嫌な話で申し訳ないのですが、一般には迷信とされている話でも地域に根ざしているものの場合は無視できない場合があります。イチジクの話の出所はどこなんでしょうか。
一般的な話ならば無視してもかまわないと思います。その場合、周囲の不幸とイチジクに関連を持たせないのが最も重要です。
「イチジクがあるから不幸になる」とご本人やご家族が考えている限り、そのイチジクは不幸の木となり続けてしまうと思います。

たちつ 【近畿】 2005/10/22(土) 02:40:39
其れと、イチジクの近所に寄ったり、葉に触ったり、すると、皮膚の弱い人は、かぶれる・発疹が出来る場合があります。
果実の乳液や実が熟していないと、食べた後で、唇が腫れる場合もあります。手や顔を洗ったり。嗽をすれば良い。蝿が集まるので、腐っているのか、熟しているのか解らない場合もある。香りと匂いの違い程度異なる。少々痛んでいても、腹を壊したとは聞いた事が無い。

M2 【中国】 2005/10/22(土) 07:01:42
生育実験ではイチジクの周りと通常の土での実験でイチジクの周りの方が生育が悪い結果も出ています。成分は覚えていませんが生育を疎外する物質が出ている模様です。

良くないのは直接的なものでなくこの効果により他の植物が育たない=(農耕民族だから特に)繁栄しないという構図で縁起が悪いという説?(と、言うかそう唱える方も)が有ります。

と金 【東海】 2005/10/22(土) 07:15:24
私の地方にも、「無花果を庭に植えると病気や災いをもたらす」と言う迷信があり、よく子供の頃から聞かされていました。ですがあるとき、その迷信について、こんな情報を耳にしたことがあります。無花果はある程度の湿気と、日陰でも育つことから、家の北側など、家屋の近くに植えられる事が多かったらしく、そのため家屋の下にまで根を伸ばし、湿気で床下にカビや細菌等を、繁殖させる。その結果、その上で暮らす人の体調が悪くなる。・・とのことで、迷信と言うよりは、昔は本当の事だったらしいのです。でもそれは昔の話で、今の住宅は、気密性が昔に比べ格段にたかく、基礎の造りも違うため、その心配もなくなりつつあるそうです。なにぶん記憶の範囲内ですので、間違っていたらごめんなさい。ちなみに私の近所は、10年前までは各家庭の庭に生えてましたが、みんな元気です。それでも気になるようでしたら、家屋から3メートル以上離して植え直して下さい。なんなら鉢植えでも育てられますよ。なるべく切らないであげてください。
あと余計なお世話かも知れませんが、無花果の栽培法をひとつふたつ・
ドーフィン種は、夏秋兼用種ですが、夏果は、梅雨時と重なり腐敗し易く、[無花果は果実の穴に水が入ると腐りやすい] 樹勢も悪くなるので、秋果に絞って育てた方がいいと思います。秋果の方が小ぶりですが、食味はいいです。ですから夏果が出てきたら、小さいうちに摘果します。秋果は、その年に伸びた枝に成りますので、春から秋にかけて、元気のいい枝を育てる事が大切で、まず土台の幹を決めて、冬季に地上40〜100センチ位で切ります、そして先端の脇芽数本を伸ばして樹形をつくり、毎年冬季に各枝2芽づつ残して、剪定すると樹高も高くならず、収穫もし易く夏果もつきません。
長々とすみませんでした。 

と金 【東海】 2005/10/22(土) 07:30:34
すみませんがあと一つだけ・・・
無花果は、酸性土壌だと元気がでません、枯れる事もります。ですから時々苦土石灰などをまいてあげてください。

ハッピ−マン 2005/10/22(土) 09:20:30
まさるさん。むかしの言い伝えが理由つきで後世まで伝わっていれば分かりやすいんですがね。ただ表面上のことだけですから、あれこれ考えることになりますね。 現代人に比べて昔の人たちは、質素で貧しい暮らしをしていましたから、身を守るための生活の知恵みたいなものが大変重要だった・・・特に農耕民族は生活が天気に左右される面が多いので、天気に関することわざが多い。次に植物に関してのことわざが多い。中にはすぐに迷信だとわかるものもある。しかし、昔の人が言い残して伝わっているのだから、何か意味があるに違いないと思ってしまう。
昔は「親がなくても子は育つ」、今は「親があっても子は育つ」。迷信だからどうだっていい。イチジクを立派に育てておいしい果実にありつけばよい。何事も程度というものがあるし、限度というものもある。
 昔は子供の死亡率が高かった。子供は何でも口にする。子供に万一のことがあればお家断絶になる。屋敷内に実のなるものを植えてはいけないという趣旨のことわざが多いのは、子供を守るためらしい。食べるものも種類がすくなく、薬もない時代、自然界にある植物を調べて、食べられるもの、薬になるものを調べる学問(本草学)が興った。当然、危険な植物もでてくる。そうしたことを後世の人に伝えようとするとき、どういう方法があるでしょうか?
 イチジクに限らず、未成熟の果実は有害?なものが多い。イチジクの話もこうしたことのたとえではないでしょうか?
 私も庭にイチジクを植えています。

2005/10/22(土) 11:08:04
以前にも同じ質問があったように思います。
そのときに気になって、実家の母に聞いたところ、桜の木などでもそういうことを言うようですが(こちらは枝振りが大きくなるから、だそうです)、「屋敷にイチジクはよくない」と昔から言うそうです。

ただ、「悪いことがおきる」というような、迷信ではないようです。あくまでうちの田舎の場合は。地方によっては、あるのかもしれません。

理由としては、すでに既出ですが、すごく根がはるので屋敷の土台をいためる、ということだと教えてくれました。あとは、イチジクはすごく水が必要だから、だとも。

トピ主さんの言われるとおり、田舎の場合、敷地内ではあっても、宅地部分ではなく、宅地のまわりを取り囲む田畑部分の隅などに植わってますよね。
うちの実家もそうです。宅地と田畑の境目があいまいなので、敷地内のつもりでいますけど、屋敷の近くには植わってません。

でもやはり、住む人の「気持ち」の問題はあると思います。
祖父の代、あれこれごちゃごちゃに植わっていた庭木を、父の代になって、「悪い」と言われるものは、迷信ものも、屋敷によくないと言われるものもひっくるめて、うちの実家では全部切ったり抜いたりしてしまいました。うちの父母は気にする人のようです。
私は、そんな話じたいを知らない世代なので、「へぇ〜」と言って、事後報告を受けるだけですけど。

まさる 【近畿】 2005/10/22(土) 11:22:58
皆様、いろいろと助言を頂き有難うございます。
今回出てきた「ひこばえ」のそのまた「ひこばえ」は、背丈45p程度のブッシュ状になっています。これを退治するには、今までの経過から推測すると、(私の場合、除草剤は選択肢の中にありませんので)根こそぎ掘り起こすしかありません。
しかし、妻も「切らないでほしい」と言っているし、皆さんの書き込みを見て、わたしもだんだん安心してきましたので、退治しないことにします。
時期を見て、弱い枝や、将来邪魔になる枝を徐々に間引いて、低い背丈で体裁が良くて、実がなりやすい樹型にまとめていきたいと思います。
夏果の除去と秋果の残し方、冬の剪定方法等について、「と金」さんのご意見を参考にしたいと思っていますが、ほかにも注意事項あれば、教えてください。
今話題にしている気は、朝日が出てから、夕日が沈むまで、日光を遮るものは、何もありません。
すぐ隣に真っ赤な薔薇(三年か四年前からそこに植えてある)があります。
本来の話題についても、まだ意見を書き込もうと思われるかたもあるかもしれませんので、あと数日は「解決」チェックは見送らせていただきます。

まさる 【近畿】 2005/10/22(土) 11:37:12
気の位置は私の土地で自宅用の部分(西及び北)と、私の土地で福祉施設に無償で半永久的に貸している部分(東)と、隣の土地(南側、一部は畑で一部は雑草天国)の境目です。福祉施設は3m程度鹿離れていないが、基礎を分厚いべた基礎にしてあるので、全く問題ないと思います。我が家まではかなり離れていて、途中に他の樹木もいろいろあるので根の心配はありません。南側の隣地に家が建つことは、再びバブルにならない限りあり得ませんので問題ないと思います。

まさる 【近畿】 2005/10/22(土) 11:40:10
漢字変換ミス
気の位置→木の位置
3m程度鹿→3m程度しか

Ryu. 2005/10/22(土) 13:34:20
質問内容を変えるのであれば一度この質問を完了にして、別途新規に質問されるのがよいように思います。

まさる 2005/10/22(土) 17:28:34
[[解決]]
たくさんのご意見有難うございました。
参考にさせていただきます。
今後ともよろしく、ご指導ください。


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