ほうずきは野草?

[園芸相談センター]の過去ログです

植物散歩 2005/10/18(火) 08:07:31
ほうずきの写真をNet(地域Net)に投稿しました。
野草ですかの質問を受け、答えられず困っています。
(やっほーはまなす--茨城県高萩市)
ほうずきは野草の仲間に入りますか

Sub-Rosa 【関東】 2005/10/18(火) 08:25:58
御質問の植物ははナス科の「ホオヅキ」ではありませんか?
熟した実の皮を口に入れて鳴らしたことから”頬突”と呼ばれるのですから…
まず、野草の定義は何でしょうか?
日本に自生している種類と言う意味でしょか?
それならば、どうやら自生しているようなので、「野草」と言う事になります。
http://www.yasashi.info/ho_00010.htm

ハッピ−マン 2005/10/18(火) 12:53:19
植物散歩さん、こんにちは。野草というのは、野山に勝手に生えている植物というお考えだと思いますが、わたしたちが育てる植物のすべては元は野草です。では野草に相対する言葉は、園芸種(草)とか改良種ということになるのでしょうか? その境目は難しいですね。 ホオズキは野草とのことです。

タネツリ [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2005/10/18(火) 16:12:03
 語源をSub-Rosa さんと同様に思っていました。しかし、表記はSub-Rosa さんが上げたサイトにもあるように、ホオズキが正しいのです。突くのはどうかなとも思って開いた牧野図鑑には、次のように説明されています。 
    方言でホオと呼ばれるカメムシの類が、茎によくつくので。
好き好むのスキということですね。
 野草は、従来は日本の野草(日本に古来から自生する草本)という意味で使われることが常識的でしたが、世界の野草として捉える傾向が増えつつあるように思います。ホオズキは、牧野図鑑によれば、東アジア暖温帯の野草です。

たちつ 【近畿】 2005/10/18(火) 21:02:38
余談も含めて、ボチボチとカキコしますか。

日本では、夏の薬草としての帰化植物。果実を観賞するための切り花用園芸品種で野草とは云わない。基準を何処にするかにも拠りますが、原産地や群生地のことを言い出したら、改良品種以外は、どの植物も野草になる。

熱帯地方では、自然に生えているので、野草ですが、現地では、食料・薬草として、栽培されたこともある。日本では、薬草として、帰化し、その後、果実が面白いので、お盆の切り花として、栽培されている。繁殖が、種や宿根されるので、日本でも一部野草化して、群生しているところもある。日本では主に園芸植物(有益植物)として、栽培される。野草とは云わない。

名前の語源 ホおヅキ ホうヅキ ホーヅキ ホオずキ ホウずキ ホーずキ 等 頬(ほお) 包・笣・抱(ほう) 付・着(つき) 好(すき) 等伝承されていく内に、違約・当て字・勘違いや方言・発声により、入り乱れている。
語源なんて、今更解らない。日本に入って来た時に、最初に誰が聞いたのか、最初に誰が言ったのか、誰が広めたのか解らない。過去の書物でその当時には、ホオズキと言っていたという程度。まして、語源辞書(古書)も、数百年も千年も経ってから、編集されたもの。その古書を再編集したもの。真偽はわからない。
一般的には、「ホオズキ」が共通名称として定着しているので、都合が良い。
まだ植物の名称は少ない。魚の名前などは、一固有種の名でも、地方により、百種類近くもある。地方により、大きさにより色々個別の呼び名がある。
日本では、名前を付ける時には、一生懸命考えますが、後は無頓着。
寛容的というか、無責任というか、どうでもよい軽い存在。何とか通じればよい程度。環境をこちらに合わしたいと思う心情により、一言云う程度。こちらに合わして貰わないと、翻訳や理解が面倒。呼び捨てされれば、上下関係が入れ替わるので、馬鹿にされた気分になって、腹が立つ、それさえなければ、どうでも良い。おい・こら・それ・どれ・お前と代名詞や略される場合も、日常的に多い。子供や孫・家族も多ければ、覚えている名前を全部呼んで使っているし、挙句の果てに、一番早く面識した人に、誰やったかいなぁ〜 と聞いている始末。 (^_^;)
グレーゾーンは、ファジーで済ますようにするのが、日本の文化。
元々、島国で単一民族なので、根本的な統一基準が無い。必要としなかった。着物文化・包括的な概念で事を済ます文化。ご都合主義文化。
ここに欧米のズボン文化・細分化定義文化・科学的な考え方が入ってくるから、色んな意見が出て混乱する。存在が発見されてから考えるのか、考えてから、存在を探すのか。ということ。物質は、考えてから探したほうが楽。精神は、発見してから、考えるもの。この世には、精神も物質もある。いくら、科学が発達しても、「心」「情」は、解明できない。色々と難しい屁理屈は書ける。科学優先の時代ですから、奇怪な事件も多い。最も、精神論も沢山有り過ぎるし、それぞれの利害が対立しているので、トラブルも絶えない。後は漱石先生にお任せ。
なぜ、紙幣に、岩倉や漱石を選んだのか意味が解らない。卑弥呼なんて誰が名づけたのか、馬鹿にされていると思う。「いやしい・いやしいと沢山ののしってください」とは、自分の子供の名前には絶対につけない。まして、邦の代表者には絶対付けない。この名前を有り難く頂戴して、何の抵抗も無く、受け入れて、教えているのだから、寛容的としか云いようがない。実にミステリアスなものです。 (・・?
わが国の名前でも、公式に3つも共存している。其れが自然なのだから仕方がない。いまだかって、歴史的にも、世界的にも、わが国だけにしか存在しない。誰も不思議とは思わない。国会でも、衆議院・参議院がありますが、同じことを2度3度と議論するよりも、貿易・対外政策をなくして、わが国は存在できないのだから、内務院と外務院に分ければ良いと思う。誰も言わない。私の薄識の方が、的を射ていると思いますがねぇ〜。


[園芸相談センター]の過去ログです

園芸相談掲示板@園芸相談センター園芸相談センター