カサブランカを植える花壇を作ろうと思います

[園芸相談センター]の過去ログです

くさやん 2005/08/28(日) 22:27:00
南向きですが塀の陰になるところに嵩上げ式の花壇を作って
カサブランカなど植えようと思うのですが、植え込みの深さが15センチ位必要だとか。
そうすると花壇の深さはどの位必要ですか?
最低でも倍はいるでしょうね?

たちつ 【近畿】 2005/08/28(日) 23:39:50
塀の陰。いいですね 足元が涼しくて、マルチングの手間が省ける。
深さですが、プランターでも15cm前後ですからいいのですが、プランターには、排水システムが付属しています。
したがって、排水面から、地植えの時は、何でも、50cmは掘り返して、転地返しや土を解す事が望ましいものです。
腐葉土は植え付け深さの2倍程梳き込めば、申し分ありません。
ユリは案外、サラッとした排水の良い場所が良いようです。
私流に、毎年秋に堀り上げて、オーソサイド殺菌液に10分程沈めた方が良いようです。連作障害耐性が良くなるようです。(^^♪
球根草花は、開花期間まで長いので、足元が寂しい・暗いので、パンジー・ビオラとか、匍匐性のバーベナを混植すれば、花壇らしくなります。
植え付け間隔は50cmの千鳥植えが見栄えが良い。手前に鉄砲ユリやアマリリスなど、草丈の低いもの。ハブランサス・ゼフィランサスを縁取りにしても良い。
元肥料は球根下10cmに混ぜる。球根の皮膚が薄いので、脱水し易い為。
と考えます。
春先の新芽が伸びるころに、鳥や昆虫に、芽先を齧られるので注意が必要です。齧られても、早ければ蕾は付く。・゜゜・(≧д≦)・゜゜・。
ウイルスで、落葉しても、葉がなくても、花は咲く場合も多いですが、
汚らしいので、斬っても、引き抜いても良い。そのために10%は鉢植えの予備が必要。枯れたら、其処に、鉢ごと埋める。
その他、色々と夢を見て、スケッチシュミレートを試みるのも楽しいものです。(^0^)V

たちつ 【近畿】 2005/08/28(日) 23:43:14
切花にする場合には、雄芯の玉(花粉)だけを丁寧に飛ばして置くと良い。
花壇の場合も同じ。花びらや周りが汚れて、きちゃない。(^_^;)

M2 【中国】 2005/08/29(月) 06:15:14
>カサブランカなど植えようと思うのですが、植え込みの深さが15センチ位必要だとか。
>そうすると花壇の深さはどの位必要ですか?
最低でも倍はいるでしょうね?

私の意見としては、基本の(球根の大きさ×三倍)+5センチくらい(球根の下の肥料を入れるスペース)で十分だと思います。ユリの仲間は球根の下と球根から伸びたすぐ上の茎から根を出しますのでそれ以下にはしないことをお勧めします。

犬塚信乃 2005/08/29(月) 17:56:10
私は皆さんとはちょっと違った意見です。

殆んどのユリについては、球根より下に伸びる根の役割は
本体の固定の意味合いしかないものと思っております。
ユリが来年に向けて養分を吸収しようとするのは、球根より上の(上根)
という部分です。
従って、肥料は球根と地表面の間に施すのが最も効果的だと思います。

ハッピ−マン 2005/08/29(月) 18:11:08
たしかに「ユリは深く植えよ」という昔からの格言がありますよ。ところで、ユリの花の不思議なのは、何かの原因で葉っぱが全部なくなっても花が咲くことです。

犬塚信乃 2005/08/29(月) 20:17:01
ユリが開花に至るまでは、前年度に球根内に蓄積された養分の成果です。
その後は翌年のために光合成して養分を吸収して球根を太らせるのだ、
と考えれば、葉が無くとも開花するのは自然な事だと思います。

逆に言えば花後に葉を失うのは翌年の花にとって致命的であるということ
でしょうか。

ハッピ−マン 2005/08/29(月) 21:14:50
お話のとおりだと思います。

くさやん 2005/08/29(月) 22:59:22
[[解決]]
皆さん、私のちょっとの疑問のために詳しく回答していただき有難うございます。
たちつさんの言われる通り、50cm位の高さのブロックを植え時までにボチボチ積み上げようと思います。
そして、開花までの間パンジー・ビオラを植えます。
その肥料がカサブランカの上根の肥料も兼ねる、なんて素人の浅知恵でしょうか?

qaz 2005/08/30(火) 01:24:59
肥料のエキスが移動しないとか、引力で下に沈むと考えるからダメなんです。
一種の液状化現象。 土は表面から乾いていきます。濃度が濃くなります。下から浸透圧や毛管現象でエキス(イオン)は上昇する。だから満遍なく行き届く。有害な塩分や老廃物は雨で流される。だから、ユリの下根の下の元肥料は当然遅効性の有機肥料となります。
ユリは皮膚が弱いので、あまり濃い肥料は好ましくない。
極端に言えば肥沃な(有機質の豊富な)サラッとした土が良い。
だから自然の雑草ユリ?は肥沃なサラッとした保湿の土を求める為、結構根が浅いものです。根が浅い為、日照の蒸れが起こりやすい。その為ユリさんは、雑草の中で繁殖し、寒暖の緩衝を保ちつつ、開花時には、チャッカリと茎をスゥーっと素早く伸ばし大きく咲くという生存手段を選んだ。ほって置けば、球根は段々と地表へ這い上がってきます。
ここで鼠に齧られて・運ばれて、燐片繁殖やムカゴ繁殖を選んだ と考えられます。下根は発芽用と、球根肥大維持の役目・上根は地上部の成長維持の役目と思います。
と言うのは、ムカゴや種まきの幼苗には上根がない。茎もない、でも球根は時々刻々と肥大します。茎がないので当然その年は、花は咲かない。
>その肥料がカサブランカの上根の肥料も兼ねる・・・
それでも良い。しかし多肥にならないように。
肥料なんてあまり必要ない。多いと事故が発生し易いですが、なくてもそれなりに花は咲くものです。
ポット苗の植え付けは、底土を十文字割りか半分割りにして、ビャーっと広げて植えた方が、よく育つ。説明書きのように、スポッと抜いて、スポッと植えれば、ポット土と花壇土の癒合が悪く、株元(ポット土)が極端に、乾燥したり・過湿になったりして、よく突然死事故にあう。冬場の定番スレQです。

たちつ 【近畿】 2005/08/30(火) 01:27:08
 飛んで行ってしまった。 HN誤り。 たちつ=qaz (^_^;)


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