部屋にバラを飾ると虫が?
白石ミチコ
2005/08/07(日) 05:17:31
2階が居間で、庭で咲いたバラを飾っています。花を入れると、小さな虫がパソコンの画面近くで、飛んでいます。窓は閉めきっている状態で冷房をしています。外で摘んできた花を、そのまま花瓶に入れています。今の所、原因は花以外に考えられず、もし、そうなら家に入れる際の消毒とか有りましたらお教えください。以前にもバラではないのですが、サザンカ、ライスフラワー等を部屋に入れた時にも、虫が飛んでいました。
M2
【中国】
2005/08/07(日) 05:51:04
花を狙う虫も少なからずいます。バラで気付かなかったってことはスリップすかな?小さな白い虫です。花粉や軸になるあたりを食害します。だったら、マラソンなんかで大丈夫なはず・・・(経験上で調べてまでいないです。ごめんなさい)
ひろき
【関東】
2005/08/07(日) 10:06:52
こんにちは。
花をすぐに入れると二階のパソコン画面近くで虫が飛んだことがあります。
コナジラミ(白)は、入ったことがありませんが、小さいハエのようなもの、スリップス(黄色か黒、茶色)などを見ました。ただ、それほど多くなく、手で取れる範囲でした。
虫が気になった時や、虫の多い季節は、切った花をざっと活けて、玄関に5時間くらい置いておきます。玄関は一階で、虫が何匹か出ても、二階の生活する部屋には影響ありません。(間取り上、そうなんです。)虫が花を離れたころ、二階にあげています。
3年前、ずいぶんスリップスが多かったときは、切った花に、掃除機をかけておりました。やや花弁が傷みました。今年の初夏は、スリップスがいませんので、掃除機は使いませんでした。
バラの花を切ったあと、農薬を使ったことはありません。農薬の説明書に、収穫後と書いていない(バラの場合、発生初期などと書いてあることが多いです。)ためと、すぐに室内に入れるものに、農薬をかけたくないためです。
農薬散布当日は、散布区域に立ち入らないという説明のある農薬もありますので、私の場合は、切る前に農薬をかけるということも、やりません。
Iwasaki
【近畿】
2005/08/08(月) 02:05:24
切花に対しては 農薬の使用は 安全性を考えると お勧め出来ません。
室内を 農薬で 少なからず汚染される可能性が 有りますから。
どうしても使いたいので有れば 家庭用のスプレー式殺虫剤(キンチョール等)を 室外でスプレーして少し置いてから部屋に入れます。
一般農薬は 乾燥するのに 少し時間がかかりますので 切花には向きませんし 農薬によっては気化したガスも 無害ではありません。
白石ミチコ
2005/08/08(月) 03:39:19
小さいハエのような黒い虫です。手ですぐ取れます。スリップスというんですね。花を入れる時に全く注意していませんでした。ひろきさんと同様な間取りですので、1階の玄関に5時間位置いてから2階に上げることにします。切り花の方は解決です。有難う御座いました。暑いのでゴールドクレストなど鉢植えの物を、2階で痛んだところを取ったり、整枝したりしているのですが、その際キンチョールをかけても害は無いのでしょうか。ナメクジのチェックだけで、2階に上げると色んな虫が飛び出してきます。植物を室内に入れる前にするべき事をお教え下さい。
Iwasaki
【近畿】
2005/08/08(月) 05:14:13
キンチョールなどで有っても無害ではありません。
ただ 付着した薬の 残留性や安全性が 少し違います。
キンチョールは一般的に言われる農薬の扱いと違い防疫薬に成ります。
農薬は農水省の管轄で農薬取締り法で定められた使用を義務ずけられていますが 防疫薬は 医薬品などと同じ扱いで 医薬部外品に成り 厚生労働省の管轄ですので 住宅屋内での使用が出来ます。
成分は クレゾールで 農薬に使われている成分と殆ど変わりませんが 揮発性や濃度が 若干違います。
直接は 触らない方が良いです。もし どうしても触らなければいけないので有れば 手袋などの使用を勧めます。手など皮膚に付いた場合は石鹸で良く洗い流して下さい。
白石ミチコ
2005/08/08(月) 05:28:17
ひろきさんファンです。質問者は、本を読んで調べれば、調べるほど解らなくなった人や、目前の対処に藁をもつかむ思いで質問したりです。園芸初心者は、色々な実体験を聞きたいのです。先輩からの返答には、冷たいのもありますが、ひろきさんは、初心者に優しく、丁寧に、適切にお答えになっており、感謝して居ります。
ひろき
【関東】
2005/08/08(月) 11:52:02
こんにちは。
いつも長い回答ばかりで、読みづらかったかと思います。ファンといっていただいて、ほんとうに恐縮です。
スリップスは1〜2ミリで、細長い体をしています。色は黄色、黒、茶色などです。
ハエのような姿でしたら、ハエではないかと思います。
コバエのような虫にも、黒いものがいて、たまに花と一緒に家のなかに一緒に入ってきます。
有機肥料をあげたあと、コバエのようなものが来ることがあります。
このコバエを少なくしておく方法ですが、園芸店では、コバエが来ない有機肥料が販売されていることがありますから、それを利用されてはと思います。
鉢を入れるときや、夏場は、事前に、その鉢だけではなく、近くの鉢にも、コバエが来ないような有機肥料をあげておくといいかもしれません。
または、いれる前にゆすって追い払っておくとか。
私のお勧めは、とくに室内用の殺虫剤を使わない上記の方法なのですが、室内用の殺虫剤の話が出ましたので、少し追記します。
室内で使えるハエ、蚊用のキンチョールは、合成ピレスロイドの一種です。合成ピレスロイドに過敏でなければ、裏面の注意書きに沿って、使えると思います。私などは、合成ピレスロイドの類でも多少良くない症状が出ますので、使ったことはありません。
植物にかかってしまった場合、大丈夫かどうかですが、これはやったことが無いので、経験的には何ともいえません。あまり近くでかかると良くないように思います。キンチョールのなかの一つの成分であるレスメトリンは、園芸用のスプレー剤に含まれていたことがありましたが、家庭用のものは、植物用の製品ではないため、かかってしまった場合、薬害が出ないと言いきれるものではありません。どうしても使いたい場合は、試しに一部に軽くかけてみて、2〜4日様子を見てから決めるというのはいかがでしょうか。
でも、本来は、植物にかけるというより、室内に入ったハエにかけるという用途のものだと思います。
Iwasaki
【近畿】
2005/08/08(月) 15:18:48
キンチョールは正確に言うと二つの殺虫成分から出来ており ピレスロイドのd−T80-フタルスリンとd-T80-レストメトリンの合剤です。
d−T80-フタルスリンの特徴は
ピレスロイドの中で特に速効性が大きい。致死効果、残効性は低い。蚊、ハエ防除用エアゾールのノックダウン剤として使用される
d-T80-レストメトリンの特徴は
致死効力の極めて大きいピレスロイド剤である。特にイエバエ、アカイエカ、チャバネゴキブリに対して顕著である。速効性はピレスロイドの中では劣る。蘇生が無いことが他のピレスロイドより優れている。
切薔薇などに 直接かけると ガスによる冷害が起こりやすいですが 30センチ以上はなせば ガスの問題は大丈夫です。
後は薬剤による 花の色の退色等が 起こる可能性は有りますが 少量の噴霧で 害虫は死滅しますので 量をかけ過ぎない限り大丈夫です。
実際 私が薔薇の花に少量かけましたが 薬品が付いた時は脱色したように見えましたが 乾燥すれば元の色と変わりませんでしたし スリップス(アザミウマ)は完全に死滅しました。
ひろきさんが 書いておられるように キンチョールは 害虫に直接かける薬品です。
予防としては使えませんが 一般の農薬と比べれて 注意書きにそって使用していれば 残効性が低く 人体に対しての安全性は高いです。
白石ミチコ
2005/08/09(火) 00:58:48
教えて頂いて間違いをせずに済みました。植木鉢は外で良く点検して入れる事にします。新たな悩みが出て又相談しなければならない事態にならない様。ハエのような、と書きましたが細長いのでスリップスと思います。冷房の中でテレビを見ながら枝の処理なぞしているのですから、虫が入った位でうろたえてはいけないと反省しています。私の相談だけでなく、他の方の相談のお答えなどで、大変参考にさせて頂いています。感謝、感謝です。
白石ミチコ
2005/08/09(火) 01:01:04
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