さざんかときんもくせい

[園芸相談センター]の過去ログです

こうじ 2005/06/24(金) 10:31:43
庭にサザンカときんもくせいの木があります。見た目に元気がありません。
背丈は、2mくらいあるんですが、葉のある枝と葉のない枝があります。
肥料や水をやってるんですが、毎年葉の量は変わりません。
葉のない枝は、切り落とした方が良いのでしょうか?
あまり切り落としすぎると、枯れてしまうのでは と不安です。
花が咲くようにしたいので、いいアドバイスをください

たちつ 【近畿】 2005/06/24(金) 12:24:51
何れも、放任して、じっくりと時間をかけて、育てる花樹です。
木が弱っているようなので、葉の全く無い小枝は、切っても良いですが。葉の少ない枝は残して置いた方が良い。春先なら、大刈りしても良いのですが。

キンモクセイは、10月を中心に、2月に補足剪定。不細工な枝や伸びすぎた枝や不要枝や枝先(三叉の中枝を中心に)を刈り揃える程度。生長が部分部分で極端なので、太い枝を切ると、2-3年は空洞が開く。太い枝の天地を比較すると、地際は早く新芽が吹く。細い枝は先端ほど長くのびる。日陰(木の葉陰)枝は枯れてなくなり易い。花付きも、細かく観察すれば、日陰や中枝でも咲くし、日が当たっていても咲かない枝も多い。栄養配分を満遍なく運ぶのが苦手な植物かも、それとも、ひ弱な子を見限って、元気な子を育てる性質かも。窒素分控えめのリンカリ肥料を2・9月に施肥。梅雨から盆までの害虫に注意。

山茶花は、2月に長い飛び出し枝や不要枝を切る程度。施肥は、冬に寒肥を施して、株元の土を軟らかくする。9月に追肥。春や夏のケムシの発生に注意(葉が全て無くなる。刺されると痛痒い・腫れる)。極端に乾燥すると、片枝枯れがある。(極端に言えば、右半分が枯れて、左半分が残る。幹が下のほうで分岐=V字状=の場合には顕著に現れる。)

樹木は草花と違って、ながーい お付き合いですから、下地作りや場所の選定や其の時々のメンテが大切。木の体調不良が現れるのも、数ヶ月や数年経ってから現れる。過労死のイメージ。

一度、春か秋に、剪定を兼ねて、植え替えるような気持ちで、掘り返して、根の育ち具合を観察してみる必要があるかも。掘る位置は、茎と葉先外輪の半分の位置より外側を深く(50cm以上の溝状に)掘って、堆肥を鋤き込み(土と混ぜる)、土を軟らかく解す。出てきた根は切り捨てる。と良いかも。

こうじ 2005/06/27(月) 18:46:56
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詳しくありがとうございます。さっそくやってみます


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