ディジコセカの葉がみるみる落ちるんです。
チェリー
【近畿】
2005/06/15(水) 20:31:27
昨年の冬に8号鉢の1m近い高さのディジコセカをお祝いに頂き、リビングで管理していました。
高さが30センチほど伸びて下葉が落ちだしたので、10号鉢に植え替えたところ、だんだん上の葉も落ちるようになってきました。
毎日10枚ぐらい葉が落ち、中には主の枝元から落ちているもののあります。
水遣りは土の様子をみながらほぼ毎日やっています。
観葉植物用のそのまま使える土を使用し、マグアンプKを元肥として入れました。
あと支えの柱も長いものに差し替えました。
置き場所は以前と変わりません。
肥料が多かったのか、柱を差し込む際にぷちぷちと音をたてていたので、根を切ってしまったのか、水遣り不足なのか、この3点あたりが原因かと考えていますが、考えられる原因と対処法を教えてください。
長くなりましたがよろしくお願いいたします。
いろは
2005/06/15(水) 23:58:05
最初の下葉の落葉はごく自然な事で
大きく長く育てた下部は、たいてい下の方の葉はあまりありません。
したがって、寒い時期の植え替えによる痛みが考えられます。
痛み弱った根や株には、ほぼ毎日の水も元肥料も逆効果です。
追肥は絶対にやめ、水を控えて様子を見ましょう。
ぽー
2005/06/16(木) 02:12:30
植え替え時期、調子をくずし始めた時期がわかりませんが、私もいろはさんと同じ印象をもちました。植え替えで根がいたんだところに、過剰な水と肥料で、ますます弱らせてしまったのでは・・・。
それと、置き場所はどんなところですか? ずっと室内? 日照はどのくらいあるのでしょう。
真夏の直射日光は避けて明るい日陰がいいんですが、春と秋はある程度日光に当てたほうが、元気に育ちます。でも植え替えて間もないのであれば、とりあえず直射日光は避けて、明るい日陰(室内でも)で養生させたほうが安全です。
基本的な育て方↓
http://yasashi.info/te_00011g.htm
チェリー
2005/06/16(木) 10:17:58
お返事ありがとうございます。
植え替えは今月に入ってから根鉢を崩さずに慎重にやったつもりですが、何かと負担になったのかもしれません。
下葉が落ちるのはある程度覚悟していましたが、今では登頂部の新芽がやや茶色く、順調に育つのかすごく心配です。
とりあえず水遣りを控え、以前と同じように明るい室内で管理したいと
おもいます。
追加質問なのですが、できれば挿し木で増やせたらと思っています。
こんな状態でも挿し木用に頭頂部をとってもいいのでしょうか?
初心者なので、タイミングとより具体的な(どこあたりから切り取り葉をどの程度残す、など)やり方をご存知であれば教えてください。
復活しなくても、せめて挿し木で増やせることができたら嬉しいのですが…
ぽー
【関東】
2005/06/16(木) 18:42:47
植え替えが今月でしたら、時期的にはまったく問題がなく、それによって根いたみしたとは考えにくいですね。支柱を立てるときに多少根が切れたとしても、それほど大きなダメージになるとは考えにくいです。
植え替えによる根いたみより、それ以前から問題が発生していたのかな、という気がしてきました。
というのは、その大きさの株なのに、支柱が必要でしょうか?
いや、うちのディジゴセカはまだチビなので、大きくなった株のことはよくわからないのですが。自立できないほど軟弱な木なのかなあと、ちょっと不思議に思ったので。
たしかに観葉植物の中には、大株になっても支柱が必要なものがあります(たとえばユーカリ)。でもうちのチビ苗を見るかぎりではしっかりした幹が伸びていくようですし、上で紹介したサイトにもそういうことは書いてないので・・・。
植え替え前の置き場所がわかりませんが、去年からずっと室内栽培でしたら、日照不足で弱っていたのかもしれませんね。
うちのチビ苗も冬の終わりごろは下葉から落葉し、残った葉の色も悪く、息も絶え絶えという感じでした。温度はあっても日照不足だと、うまく育たない植物のようです。うちのは春になってベランダに出したら元気を回復、いまはピンピンしています。
もう1つ考えられるのは、過湿による根腐れです。
8号といえばかなり大き目の鉢ですから、植え替え前から「ほぼ毎日」の水やりをされていたとしたら、その可能性は十分にあると思います。大きな鉢は、土の表面が乾いていても中はまだ水分がたくさん残っていることが多いので、小さな鉢よりは水やり間隔を少しあけてやる必要があります。
また、念のために確認しますが、水やりの基本は「土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出すまでたっぷり。受け皿にたまった水は必ず捨てる」です。毎日ちょこちょこやるような水やりでは、水不足になったり、逆に過湿状態で根ぐされする可能性もあります。
どうでしょう、チェリーさんの水やり法、思い当たることはないでしょうか。
6月の植え替えはかなり大胆にやっても大丈夫なので、本当なら土をある程度崩して、根を確認されるとよかったですね。根ぐされだったらいたんだ根を取り除き、地上部もそれに見合うように剪定して植え替えると回復しやすいのですが・・・。
私だったら・・・どうしましょう。もう一度鉢から抜いて、根をチェックするかなあ。肥料分の多い土も、弱った株にはNGです。
いずれにしても、しばらく水やりはぐっと控えめに。根が弱って吸水できない状態のようなので、霧吹きで葉水をやって水分補給してやったほうがいいと思います。
挿し木ですが、上の部分が元気そうなら、できると思いますよ。
手順は上で紹介したサイトに、わりに詳しく出ていますのでご覧ください。土は「挿し木用の土」や赤玉土小粒でもいいと思います。
チェリー
2005/06/16(木) 21:47:39
ぽーさん、とても親身にお答えいただいてとても感激です。
ありがとうございます…
ご指摘のとおり、明るい室内だとはいえ、レイアウト優先で窓際にはおいていませんでした。日照不足の可能性も否めません。
水遣りはご指摘のように水が漏れるまでたっぷり与えて鉢皿にはためず、冬は一週間に1回の時もありましたから、水のやりすぎではないとは思うのですが、
ここ2ヶ月あたりはベランダで水を切っている間に日差しを浴びると5分後にはくたっとするぐらい、日差しには弱かったのです。
なので、葉水も水遣りのあとは水が切れたらあわててすぐ室内へ戻していました。
なるべく風通しもよくしていたつもりでしたが、すでに根がまわっていて根ぐされを起こしかけていたのかもしれませんね。
もう一度、根の様子をみてみようと思うのですが、
根ぐされしているって見てすぐわかるものですか?
見たことがないので、もしわかりやすい見分け方があれば教えていただけますでしょうか?
ちなみに支柱は頂いた時からありました。1メートル高さの5本が見栄えよく植え付けてありましたので、30センチ伸びた今も支柱はあったほうがいいと思われます。
質問の連続ですみません…よろしくお願いいたします。
ぽー
【関東】
2005/06/17(金) 02:25:08
風も大事ですが、日光不可欠!の植物のようです。
とくに成長期には、たくさん日に当てて健康な株に育ててあげる。そうすると、冬場室内に取り込んで少々環境が悪くなっても、春まで持ちこたえる体力がつきますから。
もちろん、いきなり外に出したら葉焼けしちゃいますから、徐々に慣らす必要があります。5分でくたっとするようでしたら、少し時間をかけて、慎重に慣らしてあげたほうがいいでしょうね。
再度植え替えたら、1週間は同じ場所に。それから室内の、直射日光の射さない明るい場所→レースのカーテン越し→ベランダの日陰→陽射しの強くない日に午前中だけ・・・といった具合に、だんだん慣らしてください。
でも、慣れるころには真夏になっちゃいそう。真夏の直射日光は強すぎるので、遮光するなどして工夫してみてください。
>根ぐされしているって見てすぐわかるものですか?
わかると思います。外側の土を軽く落として、根をあらくほぐします。
黒ずんで、とろけそうになっている根。長いのにやせていて、ちょっと引っ張るとズルズル取れてくる根。こういうのは取り除きます。
また長く伸びすぎた根も切り詰め、最後に全体の先端を軽くチョキチョキするといいです。
また支柱は最後に立てるのではなく、株を鉢に戻したあと、土を入れる前に立てるようにすると、根を切る心配がだいぶ減るのではないでしょうか。
ぽー
2005/06/17(金) 02:31:31
ごめんなさい、書き忘れました。
上にも書きましたが、根を整理したときは、枝葉もそれに応じて剪定したほうが、株の負担が軽くなります。
もっともチェリーさんのディジゴセカは、すでに自分から葉を落としていますから、おそらく剪定の必要はないようですが・・・。通常の状態で植え替えるときは、そのことを念頭に置いてください。
早く回復するといいですね。
チェリー
2005/06/17(金) 09:56:15
ぽーさん、詳しくご親切にありがとうございました。
相変わらず葉が落ち、だんだん上部の葉まで枯れ出して毎日どきどきしていますが、今日教えていただいたように根をチェックして肥料なしの土に元肥を適量いれて植え替えてみようと思います。
余談ですが、ディジセコカにもいくつか種類があるようで、ぽーさんのかわいいディジセコカは葉がややぽってりとした形のもみじや柏の葉に似た丸みのあるかわいい感じのものではないです?
園芸店で初めて見たのですが、そのタイプだとほんとに小ぶりで支柱はいらない大きさでしが。(思わず買いたくなりました)
うちの葉はのこぎりのように細い葉で、一枚の葉の長さも長いもので20センチ越す和室により似合いそうなタイプのものです。
園芸店にもし行く機会がおありでしたら、一度探してみてください。私は結構同じものに出会えてますよ。(同じ種類をお育てでしたらごめんなさい)
また様子に変化がありましたら追加発言させてもらいます。
ぽー
2005/06/17(金) 13:44:35
チェリーさん、うちのものこぎりみたいな細葉タイプです。(^-^)
幹も葉もすっきり伸びて、たしかに和にもあいそうな雰囲気ですね(残念ながらうちには畳の部屋がありません^^)。
うちのはまだ高さ30センチぐらいですから、葉っぱも小さいです。それでも、去年の葉は6〜7センチぐらいしかなかったのが、新しい葉は15センチ近くになってきています。
枝もよく分岐するようですから、頭のほうが重くなりやすいのかな。
最初に紹介したサイトには「成木になると広葉になりやすい」みたいなことが書いてありますが、チェリーさんのお話では、大きくなってものこぎり葉のまま育ってくれるんですね。楽しみですぅ♪
チェリー
2005/06/19(日) 00:44:55
[[解決]]
昨日思い切って根の状態を見てみました。
根が腐っている、という状態ではなく、逆にぱさぱさしている印象を受けました。(これが腐っている状態なのかもしれませんが…)
私が見た感じではどうやら土に問題があるような状態でした。やや粘土質の黒っぽい土で、4本の株を分けるのに苦労するぐらい固まっていました。
主の根っこも植えられた当初からのしれませんが、直径4〜5センチの円を描くように螺旋状に伸び、その中にも土がびっしりくっついていました。
あまりに土が固くなり、根がこれ以上張れない状態だったのかもしれません。
根を3分の2の長さにカットして、土は赤玉土、ピートモス、バーミキュライトをご紹介いただいたサイトを参考にブレンドし、入れ替えた土も半分使って植え替えました。
植えかえ直後はかなりぐったりしていましたが、その後、とてもゆっくりでしたが少しづつ回復し、一晩でずいぶんしゃんとしました。
本日も朝の状態はとてもよかったのですが、夕方にはみるみるぐったりして、
慌てて水遣りをしました。この時間でも完全復活には至りませんが、また少しづつ回復しています。
水の管理がとても難しいのですが、アドバイス通り根の様子を見て、土を変えた事でまた以前のようなめざましい成長を見れるかも、と期待しています。
いろはさんのアドバイス、そしてポーさんには最後までアドバイス頂いたおかげで気持ちが楽になりました。
本当にありがどうございました。
また困ったときにはどうぞよろしくお願いいたします。
園芸相談掲示板@園芸相談センター