土について

[園芸相談センター]の過去ログです

あいう 【東海】 2005/05/19(木) 08:42:54
植物が植わっていると自然と酸性土になると聞きましたが、自然の植物は酸性土にならないのはどうしてでしょうか。

やよい 2005/05/19(木) 09:37:59
それは下記サイトに書いてあるようにhttp://contest.thinkquest.jp/tqj2001/40218/sanseiu.htm

“農業や林業による酸性化”
 自然環境の酸性化の原因は、大気汚染だけではありません。植物は育つ時、土の中の養分を吸収して使います。このことが、土壌の酸性度を高めます。でも、植物が枯れて土に戻る時に、その養分を土に戻し、土の酸性度を下げます。
 自然はこのように、安定したpHレベルを保つ様に出来てます。ところが、農業や林業は、収穫した作物や伐採した木を土に戻す事はありません。そのために、養分が土に戻らず、土の酸性度が高まるばかりです。また、肥料として使われる硝酸カリウム系の合成肥料が、土の酸性度をさらに高めます。

というのが理由のようです。

あいう 【東海】 2005/05/19(木) 16:06:04
お返事有難うございます、油かす、鶏ふんは酸性土になりやすいですか、初歩適な質問ですみません。

たちつ 【近畿】 2005/05/19(木) 19:14:00
http://www.pref.iwate.jp/~hp2088/seika/h15/b26.pdf
の2ページ目。石灰との混用は、土壌の石灰中和を減少させるので期間をあけて別々に。
何でも、程ほどに。多用は良く無い。普通に使えば(適量な采配施肥)問題は無い。(^^♪

酸性は酸っぱい、金属を溶かす。アルカリ性は苦い、有機物を溶かす。炭素が複雑に絡まれば甘いし、酵素分解されればいずれ酢になる。と単純に考えれば楽。(・・?
金属はイオン化されて根が吸収して、再び固体化する。残った水溶性塩分は雨水で流れる。又は水や気体となって空気になる。植物は炭酸ガスを固体化する。
アルカリや微生物は、有機物(炭素の複雑化合物)を分解して、単純化する。此処で、固体化された、有機物が無くなれば、バランスを崩して土地は痩せるし、海も痩せる。更に、チッソ過多(硝酸強酸化物)や酸性雨・排煙(硫酸強酸化物・硫黄化合物の液体化)等があれば、益々酸性土壌となる。微生物が少なくなり、植物も育たない。植物が育たなければ、肥沃な土も雨水で流れ、益々悪くなる。極端に言えば、海の水は「塩辛い」から「酸っぱくなる」かも知れない。尤も海水の量も多いし、岩石を溶かしますから、中和して、沈殿したり、水溶性塩分が残りますから、変わらず塩辛い。何事も、バランス・自然の調和が良く、行き過ぎは良く無い。
人為的な下草刈り程度なら良いですが、大規模な森林伐採や大規模な焼畑農地開発(短期間で移住して、土地を休ませる。程度の小規模な焼畑農業は良い。)は良く無い。表土50cm以内が肥沃な土でその下は、痩せた脆い土と、大変有効利用範囲・量は少なく貴重なものです。
食べ物と一緒で、色々と食べたり、雑草や雑木を含めて自然に任せないと、偏在して、人間も自然も栄養失調を引き起こす。現実的に色々な利害や欲望が合ったり、我慢が出来なくなり、トラブルが多発する。
日本の土壌の許容範囲は、9000万人程度と思う。4000万人を如何処分するかがこれからの課題。会社も生き残りなら、個人も生き残りの時代。便利・快適・技術の進歩も考えもの。でも今更、欲望は行き着くとこまで、行き着かないと止められないものです。判ったような、判っていないような事(^_^;)

たちつ 【近畿】 2005/05/19(木) 19:25:03
上記URLはアドビーリーダーソフト(無料ダウンロード)が必要です。(^_^;)

あいう 【東海】 2005/05/20(金) 10:07:30
たちつさん、いつも有難うございます。いろいろ教えていただきましたが、私には難しくて。。。要するに適度に肥料を与えていれば。土は中和されるということですか。

たちつ 【近畿】 2005/05/20(金) 13:35:12
要するに適度に肥料を与えていれば。土は中和されるということですか

中和すると言うより、殆んどの植物の生長を阻害する危険は無い。ということです。
完熟鶏糞を使わないと、異臭・醗酵ガス(アンモニア)や塩が残っているので良く無い。水に溶いてみれば良く判りますが、砂が多い。相当砂を食べている。

あいう 【近畿】 2005/05/20(金) 17:52:27
早速のご返事有難うございます、やはり年に1度位は石灰を混ぜた方がよるしいですか。

たちつ 【近畿】 2005/05/21(土) 01:07:52
石灰は混ぜる方が良いですね。
畑の様に、広くて、農作物が揃っていれば、作付け切り替えの時にすれば良いのですが、花壇の隙間や鉢植え等狭い場所では、薬害の少ない牡蠣殻石灰とか石灰の量を極めて少なく使用しない(小匙半分)と育ちが悪い。(アルカリ焼け)・・・料理の塩加減のイメージで。

石灰は優しく。足らないと思えば、骨粉か草木灰・灰の上澄み液で。
肥料は極少ない目に回数多く。
消毒は薄くも無く・濃いくも無く・絶対適切濃度厳守。

あいう 【東海】 2005/05/21(土) 15:57:22
[[解決]]
適切適度に心がけます。今後ともよろしくお願いします。


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