松の葉が先端から次第に枯れる

[園芸相談センター]の過去ログです

松太郎 【中国】 2005/05/12(木) 17:06:42
 樹齢30年程度の庭松(植樹から約10年程度の黒松)が毎年夏から秋頃にかけて葉の先端から次第に枯れ、現在は昨年の葉が1割程度しか残っていません。5年ほど前から枝先の一部分が枯れかけ今では全体に広がっています。新芽は毎年出ます。「まつかれは」の殺虫剤(レルタン)又はスミチオン等を4〜8月頃数回散布しましたが回復しません。原因と治療の方法をご伝授ください。

kid 2005/05/15(日) 03:08:49
お気の毒ですが松くい虫とマツノザイセンチュウにやられたのだと思われます。
現在のところこれに関する有効な治療法は私は知りません。
樹勢は無いのに松ぽっくりが大量に出来るならまずこれです。

同様の症状の他の病気で、私が知っているものは葉ふるい病ぐらいです。
もし葉ふるい病ならマンネブダイセン水和剤が効くようです。
それと、この病気は落ち葉や枯葉に病原菌がいますので
木についている枯葉はむしりとって、落ち葉も綺麗に掃き、
焼却処分もしくは菌が飛び散らないように処分(要は腐葉土などにせず
廃棄処分できればよいので焼却処分が禁止されているなら燃えるゴミに
出してください)します。

食い跡がなく、枯葉がついているのであれば、菌など病気を疑って下さい。
害虫は何かしら食害跡やふんなど痕跡があります。
また、薬剤はいわば「毒」ですので、的確に診断して使用しないとよけいに痛めます。
きちんと庭師さんに相談されたほうが良いと思います。

黒松は風格があり、庭のメインになる立派な木ですから回復すると良いですね。


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