つつじについて
ピーコ
【東海】
2005/04/21(木) 17:32:21
去年の9月頃ホームセンターでつつじを買ってきて植えましたが、今年まだ花芽をもっていません、種類もあると思いますが、まだこれからも咲くでしょうか。宜しくお願いします。
のら
【北陸】
2005/04/21(木) 21:18:05
今の季節に花芽を確認できなければ今年の開花は無理かも。来年は期待できます。
7月以降の剪定は花芽を落とすので、樹形が乱れたら軽く軽く剪定しましょう。
たちつ
【近畿】
2005/04/21(木) 23:27:38
葉先の真ん中を良く見てください。新芽の葉が出ていなければ、真ん中に丸い膨らみがあると思います。あればまだ可能性があります。久留米つつじの様に葉の小さいものは、蕾みが見難いものもあります。石楠花のように蕾みが大きければ判り易い。庭つつじの様に、葉の大きいものは、もう幼葉が出ているので、蕾が確認できなければ今年はダメです。
花が咲く過程。
新芽が出てから、夏まで延びます。夏の暑さで木質化します。(緑軸から褐色軸になる。) この過程で軸が程良く充実していれば花芽が出来ます。更に木質化して、 冬眠します。2-4月上旬に花芽や葉芽が膨らみます。4月の暑さで、防寒用の皮が枯れて割れます。中から花や幼葉が出てきます。一方2-3月に木質化した枝は冬眠から覚めて、又緑軸で成長します。其の成長は去年の未完成枝(日陰や太い茎から出た去年の未成熟枝や初夏以後に出た未成熟枝)程長く伸びます。これは蕾がやや細く、皮が破れても葉枝になります。緑枝が伸びないか、伸びても短いものは花が咲きます。大抵は其の旧枝には全部の蕾みに花が咲く。
此処で、庭木ですから、美観的に剪定の必要が出てきます。早すぎても秋には凹凸ができて、不細工になり、遅すぎれば、花が咲かない。
このタイミングが樹の種類・地域の気象条件・肥料の加減など色々な生育条件で少し違ってきます。概ね花後に剪定をして、日当たりを満遍なくし、芽を沢山出させ、晩秋に不揃いな部分だけ軽く切り詰める程度に止める。秋に大切りすると其処だけ花がなくなります。
太い枝を切ると、芽出しが遅くなるので、夏の花芽形成時期に間に合わないから、翌年の春には咲かない。2年後となります。
盆栽は主幹や副幹を長くし、枝透かしを考えて、樹冠枝を常に短く成るように育てていますから、満遍なく日当たりがあり花が綺麗に揃う。此処が手入れの少ない庭木と手間隙かけている盆栽の違い。縦長の山ツツジ系やドウダンツツジは枝張りが粗いので、太陽が満遍なく当たり易い。
毎日コチョコチョと考えながら、いじくるのが良いのですが、そうも行きませんから、せめて年に花後と秋には、将来の姿を見越して、いじくってください。
単純に考えるのなら、頂枝花(枝先にのみ花が咲く樹)は隔年開花と考えれば楽。・・・頂枝花の例 ツツジ・石楠花・沈丁花・木蓮・花水木・ライラック・椿・山茶花等
過去ログを見れば、どれも、春には「今年は咲かない。」夏秋には「樹が枯れそう」の相談が多いものばかり。
根元を涼しく、樹冠や枝(新芽)に満遍なく、夏前後の日当たり(一部は2-3割り遮光。葉焼け防止の為。平地の高温にはきつ過ぎる。涼風不足。)が必要。 と考えます。
ピーコ
【東海】
2005/04/22(金) 09:19:56
いろいろ教えていただいて有難うございました。まだ初心者です、来年花を咲かせるにはこれからどのようなことを気をつければ宜しいでしょうか。
のら
【北陸】
2005/04/24(日) 22:34:16
日あたりそこそこ、水はけ良好ならばほっといても大丈夫。
花芽を食べる害虫にだけは注意して発見しだい薬剤散布や捕殺処置してください。
http://www.afr.pref.osaka.jp/zukan/058.htm
http://www.afr.pref.osaka.jp/zukan/059.htm
ピーコ
2005/04/25(月) 13:09:47
[[解決]]
有難うございました。しばらく様子を見ることにします。
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