多肉植物の「紅葉」という言い方について
junbe
2005/04/06(水) 08:13:11
なんだか、くだらない質問をするようなんですが。
「紅葉」というのは、秋の紅葉を思ってしまいますが、
我が家の多肉植物は、今のこの時期もきれいに色づいています。
こんな時期の色づきも紅葉という言い方なんでしょうか?
SC
2005/04/06(水) 11:59:23
「紅葉」というのは本来、落葉樹に用いられる言葉ですね。
葉柄の付け根に「離層」ができ、葉で作られた糖類が移動できなくなり、色素に変化して色付くそうです。
なおイチョウなどの黄葉は、緑の色素である葉緑素が分解され、葉に黄色の色素が取り残されて起こる現象。
いずれにしろ多肉植物は、秋であれ冬であれ、厳密な意味での紅葉は起こさないようです。
しかし赤く色付いた多肉植物を、比喩的に「紅葉した」と言うことが多いですね。
もともとそれほど厳密な意味では用いていないのですから、冬〜春にかけても「紅葉」と呼んでいいように、私には思われます。
しかし多肉植物や常緑樹でも、秋〜冬にかけて「紅葉」するものは多いですね。
どのようなメカニズムで発色するのでしょうか?
詳しい方、教えてください。
cactus
2005/04/06(水) 18:43:07
確かにSCさんも言われるように、多肉植物が紅葉する事は無いと思い
ます。紅葉しているように見える品種でしたら、何種類かはあります。
また状態が悪かったり、寒さ被害による紅葉のような症状が見られたり
する事もあります。
例を挙げるなら一般的に金のなる木と呼ばれる多肉植物がありますが、
冷害を受けた時などは葉が赤くなって紅葉しているように見える事があ
ります。
junbe さんは何を栽培しているのでしょうか。現在その植物が紅葉して
いるように見える状態なのでしょうか。
SC
2005/04/06(水) 21:36:22
確かにcactusさんがおっしゃるように、「金のなる木」が赤くなったら、それは枯れる寸前かもしれません。
しかし、たとえば「虹の玉」やクラッスラの「火祭り」、セダムの「ドラゴンズ・ブラッド」、日本産の多肉植物のツメレンゲやミセバヤ、耐寒性のある各種のエケベリアなどは真っ赤に色付いても枯れることはないですね。
寒さに弱い多肉植物が色付いたら危険信号、といったところでしょうか。
旬
2005/04/07(木) 18:10:06
私も正直どちらでも良いように思いますが、広辞苑では「秋に葉が紅色に変化すること」とあります。
この定義によれば、今の時期の葉色の変化は「紅葉」とは呼ばないことになります。
なるほどな、と思う一例として、園芸品種のモミジには、春の新葉が赤や黄に色づくものが多くありますが、
普通はこれを紅葉(こうよう)とは言いません。
出猩猩という品種などは、春から夏は真紅の葉色をしており、秋にはこれが橙から黄のちょっとぼけた色に変化しますが、
やはり秋の色(黄)を紅葉と呼んでいます。
junbe
2005/04/12(火) 19:19:34
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ありがとうございました。しばらく掲示板を見る機会がなくて、ご無沙汰してしまいました。すみませんでした。
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