園芸用土について

[園芸相談センター]の過去ログです

北斗 2005/03/31(木) 19:37:42
山砂がほしくて、園芸店で探しても見つからず、聞くところによると山砂は建設材料との事なのですが、園芸店には、同質のものと言うか山砂に代わる物はないのでしょうか?教えて下さい。

たちつ 【近畿】 2005/03/31(木) 21:40:07
山野草か高山植物でしょうか、何を植えるのか判りませんが、代替品はどの植物用でもあります。一寸値段が高いだけ。排水・通気・保湿・保肥・株の支えや固着を考えて、混合すれば良いのでは。
極端に言えば、その辺の土を乾かして、篩で粒(0.5-3mm)を揃えて、熱湯殺菌すれば良いのでは。

SC 2005/03/31(木) 22:47:37
園芸用の山砂というのは、海砂や川砂(矢作川砂や天神川砂)でない砂、すなわち桐生砂などを指すようです。
富士砂も山砂に含まれるかもしれませんね。
火山礫に由来する砂です。
川砂と比べて粒が角張っているのが特徴のようです。

上記のほかに、もっと目の細かい川砂も販売されているようですが、お探しのものはそういったものでしょうか?
桐生砂をふるいにかけたものでも代用できそうですね。

北斗 2005/03/31(木) 23:16:15
皆様色々と有難うございます。主に山野草です。

たちつ 【近畿】 2005/04/01(金) 00:41:59
硬質鹿沼土(米粒-飯粒程度)に乾燥水蘚8-10mm前後を1-2割りを混合。酸性系なら粗ピートモス、アルカリ系なら粗骨・貝・卵殻で調整。鉢大きければ、(5号前後)2cm前後に硬質鹿沼中粒を敷く。マグアンプ大粒2個程度の置き肥が良いようです。篩は100円均一店にあります。卵殻は良く水洗いして、熱湯でたんぱく質を固めとる。等工夫をすれば良いかも。
土壌の保湿も大事ですが、大気保湿も考えて。純情ですから、根の病害虫も。夏蒸れない・日焼けしない・冬風邪を引かない。がポイントかも。

SC 2005/04/01(金) 12:14:29
山砂については先に書いた通りですが、少し補足を。

川砂の場合、流水によって粒子同士がぶつかり合い、角が磨耗しています。
それに対して山砂の場合、粒子の角がしっかり残っているといいます。

極端ですが、川砂はビー玉、山砂は金平糖でもにたとえられましょうか。
金平糖(つまり山砂)は「つの」がある分粒子同士の間隙が多く、ビー玉(川砂)より水はけがよい、という理屈のように思います。
従って山野草などの栽培に向いている、というのですが。

ただし差があるとしても、微々たるもののように思えなくもありません。
天神川砂・矢作川砂などの川砂では栽培が絶対に不可能で、富士砂・桐生砂・浅間砂などの山砂だったらよく育つ、というほどの違いはないように思います。
あるいは厳密に比較した場合は山砂の方が成績がいい、というくらいの違いでしょうか。

ただ趣味の分野ですから、用土にこだわるのもまた楽しいものですね。
川砂にこだわるのもいいですし、あるいはたちつさんのように各用土の性質を熟知された上で、独自の配合を試みるのもまた面白いのではないかと思います。

SC 2005/04/01(金) 12:36:07
下記の文の「川砂」を「山砂」に訂正します。

川砂にこだわるのもいいですし、あるいはたちつさんのように各用土の性質を熟知された上で、独自の配合を試みるのもまた面白いのではないかと思います。

たちつ 【近畿】 2005/04/01(金) 12:49:58
用土に拘るようになったのは、元々山に近ければ山砂、川に近ければ川砂、それも無ければ、地下の土や赤土を固めて、砕いたりと、身近な土を使っていたようです。サツキ?ブームで鹿沼土が一躍有名になり、土が売れるなら、赤玉土も、軽くて加工しやすいものなら、軽石と次第に土の拘りになってきたようです。建築素材の軽量化に伴い色々の発泡焼き石が大量に安く手に入るようになってきたようです。又米作りや農作物の安定生産の為に、土壌資質の適否が研究され、肥料も戦後占領軍の来邦により、(サラダ・野菜の生食と寄生虫の問題から)化成肥料(以前は糞尿)が奨励されたようです。その後、衣食たりて、文化趣味の愛好会が出来、各愛好会が研究・試行錯誤し、今日の基礎が確立し、昨今の分譲住宅や園芸ブームになり、各種多種多様のツールが販売されるようになってきた。と云う事です。

北斗 2005/04/03(日) 21:25:44
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有難うございました。参考にさせて戴き挑戦してみます。


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