ガジュマルその後
かんな
【近畿】
2005/01/16(日) 21:17:42
こんにちは、いつもお世話になっています。
急激な寒さでガジュマロの葉が茶色に
なってしまい、アドバイスを頂き今は
室内で落ち着いてるのですが、
参考までに前のログですhttp://botany.cool.ne.jp/wwwlng.cgi?print+200501/05010009.txt
茶色に変色した葉は取り除き、以来水も
与えてないのですが、所々下にしなだれて
元気のない葉があります。まるまってしまっている
葉もあるのですが、水は土が乾いてから少しだけ
遣ればいいのでしょうか?今の状態は後2、3日したら
乾きそうな感じです。それとも葉水だけにした方が
いいのでしょうか?
もうひとつ質問なのですが、葉が変色してしまった
枝の先が緑色から茶色に変わってしまった枝が
数本あります。この枝からまた新芽は出てくるの
でしょうか?その変色してしまった芽は切ったり
しなくていいのでしょうか?
たくさん質問しましたがよろしくお願いします。
おおた
【関東】
2005/01/16(日) 23:50:28
「水は控えめに」という言葉の意味は、「常に水浸しの状態にはせず、乾いたら与える」ということだと思います。
土が乾いたら、必ず鉢底の穴から抜けるくらいたっぷりと与えます。
水遣りの頻度に関しては、夏は土の表面が乾いた時、冬は鉢の中ほどまで乾いた時にあげるくらいでしょうか。この「頻度」に関しては、人によって意見が違ってきます。
葉水だけだったり、土を乾かしすぎたり、あるいは少量しか与えないと、やがては間違いなく枯れてしまいます。
枝が古くなると茶色くなるのは正常ですが、この場合は水不足で枯れてきているのではないでしょうか?
枯れているとしたらほうっておいても、切ってしまってもどちらでも構いません。
とにかく、今すぐにでも適切な水やりをすることをお勧めします。
水瀬葵
【関東】
[URL:http://id1.fm-p.jp/9/ICIJOU/]
2005/01/16(日) 23:54:44
乾いたら少し・・では結局深い部分の根が水不足に陥ります。
あげるときはたっぷり。あとは乾くまであげない。これが基本ですねー。
変色した枝、すこし曲げてみてポキッと折れるようなら死んでます。木ですから茎は成長して緑色から茶色にもなります。
かんな
【近畿】
2005/01/17(月) 09:31:49
おおたさん、水瀬葵さんレスありがとうございました。
水は乾いたら与えるという基本を忠実に守り、室内に取り込んでからまだ湿った状態なので、そのままにしてあります。水不足で枯れてきているのではなくて、以前の雪で傷んだ葉の部分の先が葉と同じく茶色くなってきているのです。他の正常な葉の先は緑です。経過を見ていると始めは茶色でそのうちこげ茶になり、最後には堅くなって黒っぽく変色しています。でも枝自身は弾力があります。そんな枝が半分くらいあります。この枝はそのまま放置しておいて良いのでしょうか?
おおた
【関東】
2005/01/17(月) 11:45:33
私がご質問を読み間違えていうたようです。
失礼しました。
茎は古くなると木質化して茶色くなりますが、新しい枝先が変色しているとすると、その部分はおそらく枯れているのでしょう。
確認する場合は、切ってみるといいでしょう。
生きていれば白い樹液が出て、枯れていれば出ないはずです。
枯れ枝は切っても切らなくても、植物にはとってはほとんど関係がありません。
しかし、普通は見た目を重視して切ってしまうことが多いですね。
春になって調子が戻れば、切り口の周辺からきっと新芽が出てくると思います。
はやと
2005/01/17(月) 12:20:06
全回の質問から10日程たってますが、その間一度も水遣りをされていないのですか?
だとしたら、今度は水不足になっていると思います
水遣り控えめというのは、回数が控えめということです
具体的には、冬は1週間に一回くらいで良いと思います
水の量は鉢の大きさにもよりますが、おおたさんが言われるように鉢の底からちょっとしみ出るくらいです
出た水はそのままにせず捨ててくださいね
割り箸を土の部分に深く挿しておいて、時々抜いてみれば土の中がどのくらい乾いているかの目安になります
ちなみに2、3日で乾きそうなのは表面だけですから、中の方はなかなか乾かないものです
それからガジュマルのように葉が硬いものには、葉水はやらなくても大丈夫です
おおた
【関東】
2005/01/17(月) 13:39:36
恐縮なのですが、ちょっと一言だけ書かせてください。
先に私自身も書いたように、水やりの「頻度」に関しては人それぞれの方法がありますし、またそれぞれの方法でうまく行くと思っています。
ただし、「何日に1回」という方法ではなかなか管理が難しいのではないかと考えています。
気温や日照など条件がさまざまで、鉢土の乾き具合もそれぞれ異なるわけですから。
鉢の大きさや置かれた環境によっては、10日間くらい土が乾かないこともあるかと思います。
かんなさんのガジュマルの場合は、そういったケースではないかと推測します。
やはり日数に関わりなく、土の乾燥具合を確認してから水やりを行うのが、より間違いの少ない方法のように私は思っております。
その意味で、はやとさんがお書きの割り箸を使う方法は、とても良い方法ですね。
いつも思うのですが、水やりの目安を人にお伝えするのは本当に難しいですね。
結局は自分に合った方法を見付けるしかないように思います。
「水やり三年」と言われるゆえんでしょう。
長々と失礼しました。
かんな
【近畿】
2005/01/17(月) 13:50:28
おおたさん、はやとさんレスありがとうございました。
様子から見て、微妙な感じなのですが
生きている枝もあるように思います。
切ってしまった方がすっきりするのですが、
切る場所と時期は春とかの方が良いのでしょうか?
水遣りは最後に遣ったのが寒波の来た前の日ぐらいだったと思うので、2週間くらいでしょうか…でも、まだ土の表面が乾いてない状態で水不足と考えられるのでしょうか?少し混乱してきました。我が家のガジュマロは1m80cmぐらいある大きさなので、土が乾くのも少し時間がかかります。
かんな
【近畿】
2005/01/17(月) 13:57:45
少しのタッチの差でおおたさんのレスを読む前に送信してしまいました。^^;
本当にそうですよね。おおたさんのおっしゃる通り、鉢の大きさや植物の大きさ、そして環境によって水遣りのタイミングは変わってくると思います。土の表面や割り箸などを利用して確認する方法が一番わかりやすくて良いですね。
pinetree
【九州】
2005/01/17(月) 19:50:39
病害に侵されて枯れ込んでいるのなら話は別ですが,乾燥や低温害などによる枯れ込みで,判断に迷うようなら切らないことをお勧めします。
半端に切ると切り口からの蒸散を増加させ,弱る原因となります。私なら,新芽が吹いて枯れ込み部位がはっきりしてから切ります。
ガジュマルは枯れ込んだように見えても生きているものです。温度や栄養状態などにもよるでしょうが,皮目が枝の4分の1でも残っていれば,再生してきます。ただし,枯れ込みと再生を何度も繰り返していると,本当にお陀仏しますのでご注意ください。
ガジュマルが傷んだ原因は,基本的には低温害だと思いますが,低温に寒風が加わると被害を拡大させます。また,ミカン類では,凍った状態から,直射日光が当たるなどして急激に温度が上がると,被害がひどくなります。
水を撒いた鉢土が凍るような寒さで,日も当たるけど風も当たる場所に置かれたのではないですか?
鉢が乾かないとお書きの状況は,温度が低いことが一番の要因だと思いますが,寒害で葉が落ちたために蒸散量が減ったことによる影響も大きいのではないでしょうか。また,低温による根傷みがあれば,吸水は更に悪化しますので,土の乾燥に時間がかかるのは当たり前です。
鉢土が凍るような寒さの前にかん水し,雪の前後で明らかに乾き具合が変わっているのなら,低温による根傷みの可能性も高く,水やりには注意が必要です。根傷みは,そっと鉢から抜くか,鉢底から覗くなどして,ご自分で確認されるべきと思います。
水やりの考え方や方法は人それぞれですが,「乾いたらたっぷりとかん水」は,植物の活性が高い健全時の話ではないでしょうか。
はやとさんが書かれている割り箸を使った方法で,鉢の中も湿っているのが確認されたなら,かん水は控えめにした方が良いと思います。
分かりにくい表現かも知れませんが,根傷みを起こして吸水力が低下している場合は,過湿でも過乾燥でもない「適湿」を保ち,弱った根の回復を図ることが必要です。
一部の枝のしなびや新葉のロールも,枝葉が低温によるダメージで乾燥しやすくなった一方で,根傷みによって吸水が追いつかないために生じたものと思います。
この場合であれば,鉢土の湿り具合と葉の乾燥は必ずしも一致しません。枝葉の乾燥を止める方法は,蒸散防止剤を撒くか,葉水を頻繁におこなう事しか思いつきません。
回復のためには,風が当たらず,温度や湿度変化の小さい,直射日光の当たらない明るい室内で管理した方が良いのではないでしょうか。温度は高めの方が良いでしょうが,湿度の変化が少なく高湿度を維持することの方が重要と思います。
私なら,この場合に限っては,こまめな「継ぎ足しかん水」で鉢土の適湿を保ち,枝葉の乾燥を防ぐために可能な限り頻繁に葉水を打ちます。
かんな
2005/01/17(月) 23:31:56
pinetreeさんレスありがとうございました。
pinetreeさんのおっしゃるとおり、低音害だと思います。雪の日に半日陰から直射日光の当たる軒下に移動させて、2日目くらいに半分くらい葉っぱが茶色に変色してしまいました。乾き具合は屋外に置いてある時からさほど変わっていないような気がします。雨がふったりすることもあるので、2週間に1回くらいだったと思います。今は平均温度15度程の湿度も50−70%くらい保てる日当たりの良い窓際に置いています。
割合的には半分ぐらいが健康な葉の状態だと思います。でも葉のロールが生じるということは根が傷んでいる事も考えられるのですね。(;_;) 根傷みを確認したいのですが、とても大きいので抜いたり下から確認する事が難しいのです。(テラスから部屋に移動するのも一人でも出来ませんでした。^_^;)ロールしてぱりぱりになった葉は取り除いた方が良いのでしょうか?枝を切ると蒸散を増加させるという事は葉を取去るのも良くなかったのでしょうか?茶色になった葉を全て取去ってしまったのも乾燥させた原因なのでしょうか?たくさん質問してしまいましたが、お気に入りのガジュマロを枯らしたくないので…よろしくお願いします。
かんな
2005/01/19(水) 08:59:53
もうひとつ…継ぎ足し潅水とは、どういう事でしょうか?ご存知の方ご教示お願いします。
とろとろ
2005/01/19(水) 12:07:23
ガジュマルが大好きで、大小5つの鉢を持っています。
かんなさんのガジュマルも元気になって欲しいです。
ガジュマルの置いてある部屋は、
夜でも、15度が保てるのでしょうか?
置き場所が「窓際」と言うのが気になります。
夜は思っている以上に「窓際」では、温度が下がります。
出来れば、窓から1m以上離したほうがいいです。
大きなビニール袋を買ってきて、簡易温室を作る方法もあります。
木の頭からすっぽりビニールをかぶせ(支柱があるといいですね)
下は軽く紐で結びます。
新しい空気を入れるために、たまに外して下さいね。
あとこの方法は、恐ろしく土が乾きませんので、水は遣り過ぎないように。
水を遣る時間も大切です。必ず、天気の良い午前中に!
忘れたからと言って、夕方や夜に遣ったらダメです。
ロールしてぱりぱりになった葉は、触れると取れませんか?
すぐに落ちるようなら、取っても良いと思います。
枝を切ったり、根を確認するのは、もう1ヶ月待っても良いと思います。
参考になるか分かりませんが、ウチの管理方法を書いてみます。
室温はかなり低いです。植物達は、冬眠状態だと勝手に思っています。
冬は基本的に何もしません。
ガジュマルの水遣りは、小さい鉢では約2週間に一度、
大きい鉢(ウチのガジュマルは1.5m位)は約1ヶ月に一度です。
土の表面が乾いて5〜6経ってから水を遣ります。
大きい鉢は、下皿に水が出るほど遣りません。
昔はこの方法で遣っていましたが、室温が低いためか、
乾くのに時間が掛かり、結局根腐れをしてしまいました。
色々な意見や方法がありますが、個々の環境に合わせた育て方を
見つけるのも楽しみの一つです。
かんなさんのガジュマルも春になって元気な新芽を見たいですね。
かんな
2005/01/19(水) 15:45:33
とろとろさんレスありがとうございました!
ガジュマルファンの方にお会い出来て嬉しいです。(~o~)
部屋の室温は夜になると多分10度を下回っていると思います。
ガジュマルの隣にシルクジャスミンがいるのですが、
これはずっと室内で育てているので問題なく成長しています。
1mもないかもしれませんが窓とのスペースは少しあります。
日中は日当たりが良く、とても暖かい部屋です。
夜は少し大きめの袋を探してかぶせるのも良い方法ですね。
乾燥を防ぐ事も出来るので、葉のカールを止める事が出来るかもしれません。
とろとろさんのガジュマル(大きい方)は1ヶ月に1度くらいの水遣り
で問題ないのですね。夜の室温はどれくらいになるのでしょうか?
我が家のガジュマルは直径7cmぐらいの太い幹です。大きいので
中の状態を見る事はできないのですが、見た感じでは大丈夫そうです。
前にパキラの4本編みの2本を根腐れで失ってしまい、水遣りには
慎重になっていたのですが、今はまだ土が乾いていないのでまめに
葉水をしています。問題は今度土が乾いた時にどれぐらいやれば良いか
なのですが…下からこぼれ出るより少なめという感じでよいでしょうか?
かんな
【近畿】
2005/01/20(木) 10:50:37
あれからよく観察すると枝の葉が落ちた所が黒く変色していくのでおかしいなぁと思い、よく見るとその上に飴状のねばねばしたものが付着しています。(大きいもので5mm位)手でとるとへばりついていてとれにくいのですが、とると茶色の皮?のような物がありました。
カイガラムシで検索してみましたが、白い物がつくというのが多かったです。我が家のガジュマルにはそのようなものはなく、みなさんが投稿されてるような葉がべとべとしてるとかそういった症状はないのですカイガラムシの幼虫でしょうか?
でも、枝の葉が落ちて緑の部分が黒くなっていくのはおかしいと思います。とりあえずは、黒い部分を取り除いてはいるのですが、薬とかも散布したほうが良いのでしょうか?
ただ心配なのは今の状態が弱っている時なので、薬剤はあまりよくないのではないかと?でもカイガラムシは幼虫の時にしか薬剤は効果がないと聞きました。どうすれば良いでしょうか?アドバイスお願い致します。m(__)m
はやと
2005/01/20(木) 13:13:06
黒いのは、カイガラムシかもしれませんね
黒いのもいますし、べたべたしたのは排泄物かもしれません
少量の場合は、布や歯ブラシで擦り落とすだけでも大丈夫ですよ
水遣りに関しては皆さんがいろんな方法を紹介されていますので
それを参考にされて、あとは自分で試してみるしかないです
こうすれば絶対大丈夫という育て方はありません
根本的には春になって気温が上がらないと、元気にならないと思います
ご心配でしょうが、あまり神経質にならなくても大丈夫ですよ
ガジュマルはもともと丈夫で割と乾燥にも強い木ですのできっと元気になってくれますよ
かんな
【近畿】
2005/01/20(木) 21:42:37
はやとさんレスありがとうございました。
今日も帰ってきてずっとカイガラムシと戦っていました。でもすごく頑固で葉が落ちた後のホールに入りこんでしまっていて、あまり強くこすりすぎると枝を傷めてしまいそうで。。。(でも何本かは枝を削ってしまいました。)
そうそう、白いのも二つ程見かけました。でも、新芽の近くの所はこわくてあまりさわれませんでした。折れてしまいそうで。。。そうこう戦っているうちに葉もたくさん落ちてしまいました。すす病をおこしている葉もあります。とれる限りはとりましたが、新芽の所等とりきれていない箇所があります。
このまま放置しておいても大丈夫なのでしょうか?少し神経質になりすぎてるかもしれませんが、日に日に元気がなくなって枯れているガジュマロを見てるのは辛いです。(;_;)
ガジュマロは丈夫な木だそうですが、パキラのように葉が全部落ちたとしても復活できますか?
pinetree
【九州】
2005/01/22(土) 19:56:19
書き込みが遅くなりましたが,私が知りたかったのは,寒風が当たり鉢土が凍るような寒さでなかったか,日中に直射日光が当たり一気に傷まなかったか,それらに加えてかん水過多で根傷みを助長していないかなどです。
それらは,多分,ガジュマルが傷んだ原因や,今後の管理方法に大きく関与していると思いますが,育てている本人しか知り得ないことです。
皆さんお書きですが,ガジュマルは強い樹種です。だからこそ家庭用の観賞樹として多用されているのです。よっぽどのダメージでなければ,きっと回復してくれますよ。個人的にはとろとろさんがお書きの水管理,温度管理で様子を見たらよいと思います。
「継ぎ足しかん水」ですが,この言葉は,多分,園芸用語に定義されていないと思いますが,鉢底から水が出るくらいのいかん水に対して,とろとろさんがお書きの「大きい鉢は、下皿に水が出るほど遣りません。」のかん水程度です。
根の発達は,温度や栄養状態にもよりますが,土壌水分が充分にあるより,やや乾き気味の方で良く伸びます。冬季の蒸散量が少なくなる環境下では,たっぷり水をやると過湿状態が続きいつまでたっても乾きません。特に,植物の大きさに対して鉢が大きすぎたり,お問い合わせのように外的要因で落葉した場合などは,この傾向が強まります。
かん水は,単に水分供給だけではなく,鉢内のガスを追い出し根に新鮮な空気を供給する効果があり,ガスを追い出すだけのたっぷりの量をかけることが基本です。ただし,吸水活性が低下する冬場,あるいは今回のような場合は,過湿が何日も続くことによる根傷みなどの弊害の方が問題と思います。その意味で「継ぎ足しかん水」をお勧めした次第です。
ただ,植物の種類,土の排水性や温度環境,そしてなにより育てている人の考え方で大きく変わります。結局は植物の様子を見ながら,ご自分で判断すべき事かも知れません。
カイガラムシは,どうしても駆除したいならスプラサイド乳剤などの有機リン剤が効果的です。確か,樹木類に登録があったと思うのですが,http://lib.ruralnet.or.jp/boujo/index.htmlの「農薬検索」などでご確認ください。(現在メンテナンス中です)マシン油乳剤は登録の問題もありますが,間違いなく落葉がひどくなりと思います。なお,薬剤散布の場合はハンドスプレーではなく蓄圧式噴霧器などを用い,圧力で洗い流すくらいの気持ちで散布します。
私も,農薬を用いないなら歯ブラシでこするのが一番と思いますが,薄い石鹸水で洗ってもかなり少なくなるはずです。大きくて風呂場に持ち込めないなら,雨の日にベランダでと言う方法もあります。その際,鉢土には袋をかけ,洗った後は清水で流した方が良いでしょう。
お聞きになりたいことと直接に関係ないのですが,ついでですので。
常緑樹は普通落葉しません。落葉する場合はそれなりの望ましくないダメージを受けた場合ですが,葉柄が離れてはらはらと落ちる場合は,まだ救いようがあるのです。極端なダメージ,例えば水をやらずに高温に当てたり,凍るような寒さに長時間当たり寒風で乾いてしまった場合など,植物は落葉の準備も出来ずに葉が落ちません。ドライフラワー状態ですね。
よく水切れになるタイワンガジュマルが置いてありますが,年に2〜3回は丸坊主になっています。それでもまた新芽を吹いています。ただ,落葉が重なる毎に衰弱するのは確かです。
湿度を保って葉水もやり,温度変化の少ない暖かい部屋で管理していれば,きっと回復してくれるはずです。
かんな
【近畿】
2005/01/23(日) 01:12:37
Pinetreeさん、レスありがとうございました。
継ぎ足し灌水の説明よくわかりました。明日ぐらいに水遣りをしようかと思っていたのですが、今のガジュマルの状態から継ぎ足し灌水で様子を見たほうがよさそうな気がします。葉の半分ぐらいが日に日にまさしくドライフラワー状態になり、枝も枝先から枯れこんできています。凍るような寒さの次に直射日光の当たる場所に移動させた為に大きなダメージを受けてしまったのですね。(;_;)
カイガラムシの除去なのですが、歯ブラシでは落ちないほど頑固なので、竹串の先でえぐり取るようにしないと落ちません。茶色の飴状の物で覆われています。手で取る方法で何かもっと他に良い方法があるのでしょうか?すごく力を入れないと落ちないのです。このような場合でも石鹸水とかでも効果はあるのでしょうか?
Pinetreeさんのお話で大分と安心する事が出来ました。ありがとうございました。<m(__)m>
pinetree
【九州】
2005/01/23(日) 18:23:12
誤解の無いように申し上げておきますが,決して土を乾かせと言っている訳ではありません。過湿にするよりも適湿に保つことが大事だと言いたいのです。
カイガラムシは何百種と居るようですが,取るのに枝を傷つけるくらいに強く張り付くものは知りません。知らないだけかも知れませんが,別の物をカイガラムシの本体と勘違いしているとか無いですか?ご自分で判断できないのなら,画像BBSの方にでもアップしてみたらいかがでしょう。ルビーロウムシあたりでしょうか?
http://www.mikan.gr.jp/byocyu/gaichu/rubirou/index.html
前出のスプラサイド乳剤などは樹にそれほど大きなダメージはないはずですが,心配なら水和剤を使われればもっと安心です,ただし,樹木類に登録があるかは事前にご確認ください。
でも,大きくて外に出せない様な鉢とのことですが,室内で有機リン剤を散布するようなことは,私なら,絶対にしません。せっせとこすり取る方を選びます。
なお,石鹸水ですが,コナカイガラなどには有効ですが,ロウムシなどにはあまり関係ないと思います。それでも,きれいにとれるとは思いますが,これとてカイガラの種類をはっきりさせることが先です。
今の時期でもすす病が出るくらいなら,カイガラムシやすす病菌が活動するほどに温度が高いと言うことですよね。温度が高いと乾燥が進みますので,もう少し温度が低く湿度を高く保てる場所を捜された方が良いように思います。
可能であれば湿度は100%に近い方が良く,それが無理なら水滴が常に葉の上に乗るように葉水をうち続けることが理想と思います。
かんな
2005/01/23(日) 22:26:02
[[解決]]
Pinetreeさんレスありがとうございました。
ルビーロウムシの写真確認しましたが、そうではないと思います。画像をUPして確認して頂きたいのですが、デジカメを持ってなくて携帯のカメラで挑戦してみましたが、ぼやけてはっきりしませんでした。その虫?が出来る場所は決まって葉が落ちた後の緑色になったホールです。最初は葉が落ちて枝がだめになって黒く変色しているだけだとあまり気にかけていなかったのですが、ある日少し大きめのを見つけ、盛り上がっているので何かついているのかと思い、手でとろうとしたらねっとり枝にへばりつき中々取れなくて、とれたと思ったらその中に虫の殻?(団子虫の表面が乾いたような殻)が出てきて、カイガラムシ?だと思ってネットで検索したのですが…違うのかもしれませんね。当面は薬剤を使わず、手で取ることにします。
適湿にするという事ですね。出来る限りは葉水をかけているのですが、やはり乾燥気味になってしまいます。今置いてある場所が日当たりの良い窓際なのですが、昼間は天気の良い日などはかなり暖かいです。他の部屋はよくエアコンをつけるのでもっと乾燥してしまうと思います。今置いてある部屋は極力エアコンを使用せず、風通しをよく窓を開けています。でも、100%の湿度を保つ事はきびしいと思いますので、可能なかぎり葉水をたくさん打つように努力します。12月の末までは問題なく外ですくすくと育っていたのですが、環境的には適していた場所だと思います。もう少し暖かくなったら外に再び出しても良いでしょうか?
お忙しい所、最後までお付き合いして頂いてありがとうございました。
pinetree
【九州】
2005/01/24(月) 08:19:06
カメラ付き携帯は持ちませんが、ホームセンターなどで接写用のレンズが売っていたように思います。デジカメでもレンズの先にルーペや虫メガネを当てれば、接写が効くようになります。一度やってみられたらどうですか。
カイガラムシだと思われている物は、虫では無いように思うのですが、取り出してから白い紙の上でつぶして、体汁や卵が見られるか確認するのも手です。
くどいようですが、置き場所は先にも書きましたように、日光の当たらない明るい室内です。ガラス越しであれ、日射は当たらないようにした方が良いと思います。とろとろさんがお書きのように、気温変化の大きい窓からは離しておいた方が無難でしょう。回復を祈ります。
かんな
2005/01/24(月) 16:43:40
Pinetreeさんレスありがとうございました。
今のところ黒い物体は増えていないように思えるので、少し様子を見てみます。また大きくなってくるようであれば、白い紙の上でとって調べてみます。
置き場所は窓から少し離して、日光も当たらないように半分だけカーテンで遮断するようにします。部屋は電気いらずの明るさなのですが、夜になると5度以下になる時もあります。出来る限り温度変化のないように、湿度を保って頑張ってみます。
丁寧かつわかり易いアドバイス本当に助かりました。回復してくれるかわかりませんが、様子を見ながら観察して今までのアドバイスを参考に育てていきます。ありがとうございました。m(__)m
園芸相談掲示板@園芸相談センター