キャットテイルの葉がのけぞっています

[園芸相談センター]の過去ログです

ばじる 2004/12/29(水) 11:10:02
こんにちは
キャットテイルがずっと元気がないのですが。
以前白い虫がいるとご相談しましたが、その後こまめに、虫は除去しているのですが、小康状態です。

とても日当たりのよいところにおいているのですが
葉がそってしまった状態です。
縮れているって感じです。

水はと太陽は十分なのですが、
どうしたらよいでしょうか?
ご教示お願いします

たちつ 2004/12/29(水) 15:40:31
本日は雨で、寒いので、余談を交えてボチボチと・・・・

キャットティルに関して、今は冬ですから、外気・地温も低く、乾燥しがちですから、1-3月初め迄、危機的状況が続きます。特に朝の6ー7時は最低気温となります。暖房も付いて、室内は何とか暖かくなった状況です。暫くすると、洗濯や掃除で、窓を開け閉めして、部屋の温度は急激に変動します。この状況が約100日間続くわけです。キャッツティルにとっては、過酷な試練でありますから、枯れたり、弱ったりとします。元々東南アジアの植物ですから、当邦の環境は苛酷なものです。温度としては、20度は欲しい。最低温度5度では、何とか生きるのに精一杯の状況です。

ではどうするか。
電気暖房機器の乾燥風に直接当てない。
加湿器を付ける。ずるけない程度に、軽く霧葉水をする。(昼の12時位、一肌程度の水温)
窓の開閉時に新聞紙か、ゴミ袋をスッポリと被せる。
窓越しの太陽に良く当てる。
1m位の高さに置く。足元は寒気で冷え、天井付近は熱がこもる。
等、神経質になる必要はありませんが、一寸した、気使い・心使いを心がければ、キャッツティルも少しは安らぐかも知れませんね。
又春になれば、腐蝕質に富んだ軟らかい土に植え替え、夏の乾燥に気をつけて、元気に育成してあげてください。挿し木・茎伏せ・株分け等でスペア取りも、必要かも。尤も、品種も無く、流行も安定していますから、毎年同じものがあります。無くなるのは思い出だけ。其れは、生き物の宿命かも。

キャッツティルは、結構高い値段がします。高価と言うことは、生育条件が難しいと言うことです。
高い順番。
極希少品種ーー禁制品ーー繁殖・生育条件や成長が難しい・・・・此れに、人気(欲求)や管理統制・需給係数・等級品質などが、加味されて、価格が決まります。苦労と人気が折り合わなければ、自然淘汰され、市場から姿を消していきます。
キャッツティルは、なんとも愛くるしい花に人気があります。鉢植えがお似合い。
来春から又元気に、かわいい花を沢山咲かせてくれることでしょう。

ぽー 2004/12/30(木) 07:10:09
10月に「白い虫」のことで相談された方ですね。あの質問、ミゾグチさんが「オンシツコナジラミでは?」と、対処法を含めてレスしてくださってますが、ばじるさんの返信がないままになっていますよ。
ネット・マナーとして、今後は回答があった場合は何らかの返信をお願いしますね。

さて、冬場の管理のポイントは、
・冬でもなるべく日光に当てる。
・温度はなるべく15℃くらいを確保する
・夏場よりは水は控えめに
といったことでしょうか。
ただ、「水と太陽は十分」だし、夏に挿し芽更新されたようなので、根詰まりも考えにくいですね。

たちつさんがおっしゃるように、日当たりのよい窓際は夜に案外冷え込んだり、窓の開け閉めのとき気温が急変することもあり得ます。なるべく温度は一定のほうがベターです。

あと、「冬の水やりは控えめに」が原則だし、過湿は禁物なんですけど、キャットテールはあんがい水をほしがりますよね。
室内の環境は、暖房のために空気が乾きやすいですから、葉水などで空中湿度を高める工夫は私も賛成です。

ちなみにうちのキャットテールは夏、ヤシガラマットのハンギングにして、そのまま冬越しに突入しちゃったんです。室内の高い場所に吊るしてますから、温度もあるし、乾きます。
なので、葉からの蒸散を減らすため、室内に取り込むとき、全体の3分の1ぐらい刈り込みました。
それでも土がよく乾くので2〜3日に1度は水をやり、たまに葉水もします。
ばじるさんと同じように葉がそってる感じはありますが、枯れこむこともなく、刈り込んだ枝先にすでにいくつかつぼみもついてます。冬場は花を咲かせることより、とにかく生き延びさせる・現状維持が先決なので、つぼみをどうするか、ちょっと悩み中です。

というわけで、ばじるさんの温度管理・水管理・湿度管理を、もう一度チェックされたらどうでしょう。
万一、しおれが進行して葉が枯れる・落ちるようになっても、春、暖かくなってから戸外で日光にたっぷり当てればまた芽吹いてきますから、そう心配することはないと思います。


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