冬越しの状態が知りたいです

[園芸相談センター]の過去ログです

はる 2004/12/24(金) 22:10:16
こんばんわ。お世話になります。また疑問に思うことがあったのでよろしくお願いします。
ペチュニア、クフェア、イソトマ、をベランダで冬越しさせています。ペチュニア、クフェアは段々下から枯れていきますし、イソトマは完全に枯れた状態です。

もしかしてもうだめなのでしょうか?緑で冬越しするものですか?それとも春になったら新芽が出てくるのでしょうか?

心配です。ご助言よろしくお願いいたします。

たちつ大阪 2004/12/25(土) 01:19:03
ペチュニアは一年草で枯れる。種撒きで毎年更新。特に大輪系は枯れる。秋撒きの苗は温度管理が必要。メーカ系の中・小輪系は温度管理しだいで、古株は越年。
挿し木や切り戻しの新芽で、温度管理しだい。
従って、苗の販売が春と遅い。晩秋や冬には販売されない。

クフェァは暖かく、日当りがあれば、葉付で越冬。寒ければ、落葉する。春に暖かく成れば、株元や、生きている枝から新芽がでる。(花の小さい方)
花の大きいほうは、頂上芽に多少葉が残る。茎が生きていれば、則枝を出す。

イソトマも一年草と多年草がありますが、地上部に芽が残る程度。

いずれにしても、耐寒性があると言っても、冬はみすぼらしく、貧弱になる物。窓辺・陽だまり・寒風の当たらないところが望ましい。
比較的残り易く、以前のように来春も綺麗に咲くのは、クフェァ位と考えた方が楽。私はコンパクト派ですから、半分から1/3位に、小さく刈り込みますが、刈り込まないほうが、開花は早い。

他の2種は、苗を買ったときみたいに、姿が整い難い。皆さん其々、苦労している見たいです。
ペチュニァに関して、私はサXXX系を、毎年3株位買います。その他大輪系を10株位。稀に、毀れ種が発芽しますが、交配して、汚らしい・霜降りの花が咲きます。矢張り元色の原色が良い。
私はイソトマから、ベルフラワーに移行しました。管理が楽。
本人の好みですが・・・。

下記参考HPのボタンを、あちこちとクリックすれば、色々と関連ページが開き楽しめます。
クフェア
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/zoku/cuphea2.htm
ペチュニァ
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/petunia1.htm
イソトマ
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/isotoma0.htm

たちつ大阪 2004/12/25(土) 01:23:39
一行目の「一年草」は「一年草又は多年草」に訂正。

ぽー 2004/12/25(土) 03:56:55
クフェアは育てたことがない、イソトマは越冬させたことがないので、ペチュニアについてだけ。
はるさんのお住まいはどちらですか? どういう形で越冬させてます?
>ペチュニア、クフェアは段々下から枯れていきますし、イソトマは完全に枯れた状態です。
これを読むと、切り戻さないで大きな株のまま冬に突入されたようですが・・・。

ペチュニアは関東以西の暖地だと戸外越冬可能ですが、翌年もちゃんと成長させてたくさん花を咲かせようと思うと、冬越しに工夫が必要なようです。
逆にいうと、手をかけずに放置したままでは冬越しが難しく、そのまま枯れてしまったりするので、「園芸的1年草」なんて呼び方をされるんですね。寒地では室内越冬が基本になります。

どのへんにコツがあるかというと・・・。
多年草のなかには、冬は地上部が完全に枯れても、春になると元気に芽吹いてくるものがあります。が、ペチュニアは、温度があれば緑の葉をつけたまま越冬しますし、葉をつけたまま越冬させてやるほうが春からの成長がいいんです(このへんの「冬越しの姿」は、たちつさんがクフェアについて書かれているのと同じだと思います)。また、
・大株のままより、コンパクトな株のほうが越冬しやすい
・水やりは乾燥ぎみに管理したほうが、耐寒性が向上する
という原則もあります。

なので私は、冬越しさせる株は11月ごろに短く(根元から5〜10センチぐらい)切り詰めて冬に備えます。ペチュニアはどうしても根元から枯れこんできますから、そういう株はいったん葉のあるところまで切り戻し、根元の葉をこんもり芽吹かせてから、もう一度切り詰めるようにしています。

大株のままだと、はるさんのように下葉から枯れこんできますよね。それでも根が生きていれば、春に新芽が出てきますから、枝先を新芽の上で切り戻してやれば復活します。ただ、これだと葉を残した株より成長が遅れますし、花つきがイマイチということになりやすいようです。新芽がなかなか根元から芽吹かないときは、何度かピンチしなきゃいけない場合もありますしね。

なお、たちつさんに逆らって申し訳ないんですが(笑)冬越しのしやすさは花の大小より、もともと分岐しやすい品種かどうかが、より関係が深い気がします。分岐性がよく、ピンチするとこんもり育つ品種のほうが、冬の間葉も残りやすく、春からの復活が早いと思います。

ちなみに冬越しの方法は親株越冬のほか、秋に挿し芽で越冬用の株をつくる方法もあります。
どちらが成功率が高いか、翌年の成長・花つきがいいかは、品種により、また育てる人によって、意見が分かれます。私はわざわざ挿し芽なんて面倒なことはしたくない、ズボラな性格なので、親株をテキトーに切り戻してベランダ放置越冬です。

以上はペチュニアの話でしたが、イソトマやインパチェンス、アメリカンブルーも同じ感じでいいみたいですよ。過去ログを「イソトマ 冬」で検索してみてください。

たちつさん、私もイソトマよりカンパニュラ派です。どういうわけかイソトマは相性が悪く、うちのベランダでは花つきがすごく悪いんです。2年連続、そんな感じだったので、泣く泣くイソトマはあきらめました。
カンパニュラは冬越しは楽ですが、逆に夏越しの場所探しと、やたら増えるのが難点(美徳?)ですね。

はやと 2004/12/25(土) 12:18:42
経験上クフェアは、外で越冬できるものとできないものがあります
たちつさんのリンクでみると、真ん中のイグネアというのは寒さに弱いので
室内で冬越ししたほうが良いと思います
あとの二つは外で越せました(こちらは福岡在住です)
葉が寒さなどで黄色くなって落ちても、春にまた新芽がでてきますよ
ただし根詰まりで葉が落ちている場合はそのまま枯れてしまうかもしれません

たちつ大阪 2004/12/25(土) 13:10:26
関連余談
クフェァで、上の小さい花の赤系は、毀れ種で良く繁殖する。白花は繁殖し難い。ほっておいても、姿形は自然に、纏まる。従って、公園の縁取りには、ピンクが良く植えられる。値段は同じ。
下の大きい花は挿し木が簡単。小まめに剪定管理しないと、草丈が伸び過ぎて、乱れてきます。
クフェァ以外のの二種類の繁殖には、一寸したコツや経験・工夫が必要です。

たちつ大阪 2004/12/25(土) 13:21:11
追加。タイニー・マイスは、私称マントヒヒと言っていますが、根詰まりし易いので、プランターの下敷きの下に、落ち葉を詰めたり、水受け皿と鉢の間に笊を置いて、其の笊に落ち葉を詰め込めば、水持良く、水腐れや根腐れを防ぎ、植え替えが楽。

たちつ大阪 2004/12/25(土) 13:26:10
追加。落ち葉は、ドングリやケヤキが良い。木犀・楠は不向きで、桜は、尤も良いのですが、かさ張ったり・細かく崩れたり・早く腐り過ぎて、取り扱いが面倒。

はる 2004/12/26(日) 04:22:29
こんばんわ。沢山のアドバイスをありがとうございました。

たちつ大阪さん、私もカンパニュラ種にしようかなと思ってしまいました。そんなに楽なのですね。
それとクフェアについても、未だ葉が緑でしたので切っていませんでしたがいずれは切ろうと思っていましたので、危ないところでした。切らないほうが早く咲くのですね。

敷き詰める落ち葉の種類まで詳しく教えていただいて、とても参考になりました。

ぽーさん、私は栃木に住んでおります。私も11月に枝を切り詰めまして、下に新芽が出た状態ですのでこの点は合格ですね(笑)でもその新芽部分が下からちょっとずつ枯れてしまっているような感じです。水のやりすぎか、やならすぎだと思います。

4,5日に1度くらいの割合で水をあげています。カラカラになってすぐあげず、何日かおいたほうが良いのでしょうか?

はやとさん、家のクフェアは赤系の一番上の品種です。
なので、このままにしておいて見ます。枯れても春には葉が出てくるかもしれないのですね!それを聞いたら希望が持てました。

冬の管理は本当に難しいですね。余談ですがブルーサルビアが試しに地植えのままカットしておいたのと、鉢あげして軒下に置いたのとあるのですが、鉢あげしたほうはすでに病気になってしまいました。

買ったほうが楽ですが、お金もかかるし、それに冬越しできたら嬉しいものなのでしょうね。でも、だめでもともとでも希望もちつつ、やってみたいと思います。

ぽー 2004/12/26(日) 08:34:26
はるさん、おはようございます。栃木にお住まいですか。
うちは千葉なので、南関東なら自信をもって「ペチュニア、戸外越冬OK」と言えるんですが、栃木は温度的にビミョーですね。
ただ、北関東でも成功したという話は聞いたことがありますし、ペチュニアとほぼ同じ条件で越冬するアメリカンブルーについて、群馬県でもう3年越冬している、という書き込みもありました。

水やりは、土の表面が乾いてから、2〜3日我慢してあげる感じでしょうか。栃木の気温なら、下葉から枯れてくるのはしょうがないだろうなと思います。
うちでも軒下でなく、屋根のないところで育てているペチュニアは、やっぱり毎年葉を落としますよ。全部の葉じゃないですけど。たまに雪をかぶったりしてかわいそうなんですが、ケナゲに耐えてます。
ただ、こういう株は年々花つきが少なくなりますので、春になったら新しい土で植え替え、肥料もきちんとあげてください。
越冬には気温だけでなく風も影響しますので、あまり寒風が当たるようなら、鉢ごとダンボール箱などに入れて風よけし、夜はふたをするといいかもしれませんね。
とりあえず今年試してみて、無理そうだったら、来年は室内管理(多少は日が当たる場所)が安全でしょうね・・・。

はる 2004/12/26(日) 17:33:07
ぽーさんこんばんわ。また詳しく教えていただいてありがとうございます。

私も常づね、微妙だと思っていました(笑)だいたいが参考書でも(関東以南)と言う感じなので、ホント、微妙なんです!

家は柵のない壁のベランダなので、たぶん風あたりは大丈夫かもしれません。問題は気温でしょうか。毎日のように霜柱が立つところですから、庭の植物のあらゆる物が心配です。

雪にも耐えるんですか。そんな姿を見たら愛着もさらにわいてしまうのでしょうね。

教えていただいたコツを忘れずに春まで見守ってみたいと思います。暖冬に期待して見ます!

VITA [URL:http://vita.easter.ne.jp/] 2004/12/27(月) 01:39:53
ペチュニア、クフェアはレスが付いているので、イソトマを。
冬の間のイソトマは、東京では茎が棒のようになっていて葉がちょろっと
付いている程度。
全部が生き残るわけではないですが、生き残った茎から新芽が吹くようです。
なのでもっと寒い地域だと棒だけかも知れません。

私はカンパニュラよりイソトマ派です。
お住まいの地域・水やりのクセなど環境に寄るのでしょうが、
私に撮ってはイソトマの方が管理が楽です(^^)

はる 2004/12/27(月) 18:35:22
そうですか

はる 2004/12/27(月) 18:43:49
ごめんなさい、途中で送信して変な分になりました。間違えたとはいえなんだか失礼な感じですね!VITAさん今書いている間に見てしまったら本当にごめんなさい。



そうですか、今年は暖冬というのに早々と11月ごろには葉が消えていましたので、ひょっとしたら枯れてしまったかもです。

でも、クフェアと一緒に寄せ植えになっているし、希望を捨てずに水遣りを続けてみます。運がよければ春芽吹くかもしれないですよね。

去年は、投売りされていたラベンダーを買ってきて、枯れ枝のみでしたので枯れてしまったかと思っていましたら、春にちゃんと芽吹いて驚くほどきれいに咲いてくれました。芽吹いたときのうれしさは格別ですね。

希望をもてたのでとても嬉しいです。

ありがとうございます。


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