冬場の水遣りについて

[園芸相談センター]の過去ログです

もも 2004/12/06(月) 16:22:58
水遣り3年・・・などというように
冬の水遣りの目安が今ひとつわかりません。

例を挙げると「カクタス」など土の表面が乾いたらたっぷりあたえる等と聞きますが、表面が乾いても結構中が過湿のような気がします。明らかに土に湿り気があるようなら水はやらない方がよいのでしょうか?

そのほか蒸れるといけないので水遣りを怠ると下葉が枯れたり・・

よろしくお願いします。

たちつ大阪 2004/12/06(月) 22:59:56
高温・蒸れる=夏場の注意事項です。
これからは、  低温・凍結=冬場の注意事項(凍傷・霜焼け)、非蒸散による過湿(水虫・ふやけ・空気の不流通・雑菌害虫の繁殖)

割り箸を差し込んでおけば底土の状況が良く判ります。抜き差しすれば、湿り具合が見える。植え替えるときに観察したりして、感覚を掴むとよいでしょう。

4-7日に一回の割り、状況(土質の含水保湿・温度・植物の性質)をみて。生育活発なら数多く、球根や多肉植物・休眠植物はやや乾燥気味・(特に虎の尾はこれから2-3ケ月は水をあげなくても良いようです。葉を乾燥から保護・詳しくはネットで)。
冬場の水遣りは温度水温に気をつけて、やるのなら、鉢土を洗う気持ちで、たっぷりと鉢底から水が出るくらい。(雑菌・植物の胎毒を洗い流し、酸素の流通を図る。塩分濃度を落とす。)冠水は5-10分の間隔を空ける。水受け皿を洗う。潅水後10日間隔で液肥を与える。但し蟹葉仙人掌は3-7月迄。) 
ポット苗の植え付け(スミレ類・ポリアンタ・ダイアンサス・プリムラ等)には、ポット土とプランターの土との和合に注意。
鉢植えは(アザレア=鉢土が見えないので忘れやすい・ シクラメン=温度18度に置くと良い、高いと花首が垂れる、低いと蕾が成長しない・ 蟹葉仙人掌=小さい蕾が落ちやすい、置く場所を頻繁に移動させない・ 欄=葉水と温度管理に注意・ 正月用の松竹梅=15-18度、葉水、潅水、室内の温度と空中湿度により鑑賞期間が短くなる)

「水遣り・潅水」と「水掛・水遊び・水を遣った心算」は違います。
特に乾燥し過ぎると表面張力が増し、水を弾いたり、排水路が固定されて、根周りには水が行かない可能性があります。この場合には、バケツに水を張って、5-10分位は鉢を水没させます。
水温は微温湯・10時・寒乾風を避ける。と良いでしょう。

もも 2004/12/12(日) 22:53:33
大変勉強になりました。詳しい説明ありがとうございます。

根っこは植木鉢の中が完全にカラカラになって初めて水分の吸収が出来なくなって花や葉がしおれるのでしょうか?(植物によって違う?)


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