カニサボテンとイースターカクタスは同じなのですか?

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

ソニア 2004/11/20(土) 01:06:11
最近お花好きの友人との間で話題になりました。
友人は、カニバサボテンとイースターカクタスは同じ物だと言います。
私は、カニ・シャコ・イースターとそれぞれ別の物と思っていました。
疑問に思い検索して調べてみたのですが、全く答えが出ません。
サイトによってまちまちなのです。
真実はどうなのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。

おぽんぽ 2004/11/20(土) 01:57:05
ソニアさんが正解ですよ♪
確かに仲間ですが、ちょっとづつ特徴が違います。
開花期はシャコが11から1月くらい
    カニ が 1から3月
    イースターが3から5月
葉っぱ(茎節)の形も違います。
なお、デンマークカクタスはデンマークで品種改良されたシャコバのことです。

ぽー 2004/11/20(土) 10:41:08
現在は100種類以上の品種があるそうですが(「原種」も何種類かあるらしい)、大きく2つに分けて考えるといいと思います。

・カニサボテン(カニバサボテン)=葉がまるっこく、春咲き。
・シャコバサボテン(シャコサボテン)=葉がとがったようになっていて、冬咲き。

これは葉の形からついた呼び名ですね。一方、同じ植物に花期からついた別名があって、
・クリスマスカクタス=クリスマスのころに咲く。つまりもともとはシャコバサボテンの別名
・イースターサボテン=イースター(復活祭。春分後の最初の満月のあとの日曜日)のころに咲く。つまりもともとはカニバサボテンの別名

また「デンマークカクタス」は、デンマークで改良された品種がある時期大量に日本に輸入され、それ以前に流通していた品種と区別するために呼ばれるようになったもの。米村光次さんのサイトによれば「シャコバサボテンの一つの商品ブランドと考えればよい」。

というふうに私は理解しています。
なお、昔はカニサボテンのほうが主流だったようですが、その後デンマークカクタスの華やかさと、クリスマスの時期に花屋さんが大々的に売り出すようになって、20〜30年前からはシャコバサボテンが主役の座を乗っ取ったらしいです。
実際、私が最初のシャコバを買ったのは30年ぐらい前だったと思いますが、そのころはカニサボテンもよく見た覚えがあります。園芸書にも、両方の記載がありました。
現在は、カニサボテンはほとんど市場では流通していないらしいです。
というか、ものすごく品種改良が進み、シャコバとカニの交配種も多数あるらしい。交配すると、花期にしても葉の形にしても、シャコバのほうが優勢になっちゃうんでしょうかね?

ぽー 2004/11/20(土) 13:22:59
補足です。
市販の鉢植えはカニとシャコバ、またはシャコバ同士の交配種が多いようですが、市場では現在はほとんどすべてを「シャコバ」と称しているようです。
また、本来の花期に咲かせたのでは商売的に遅れをとるため、園芸店で売られているのは人為的に短日処理して花期を早めたものがほとんど。これを夏越しさせて翌年咲かせると、本来の花期に戻りますから、なかには春とか初夏に咲くものもあります。
春咲きだからカニ?と思ったら、葉っぱはシャコバ。そういうのは明らかに交配種、と考えていいのでしょう。

みぞぐち 2004/11/20(土) 13:54:24
山と渓谷社の図鑑の記載をもとにすれば、以下のような区分になる
ようです。

クリスマスカクタス(=シャコバサボテン)
Schlumbergera russelliana と Schlumbergera truncataを基本と
した交配種(Schlumbergera x buckleyi)で、花被は強く反転
する。

カニバサボテン
Schlumbergera russelliana(もしくはこの原種の性質の強い
交配種?)で花被の反転は強くない。

イースターカクタス
Rhisalidopsis rosea(もしくはその改良種)で、前2種とは
属が異なる。花被は反転しない。

みぞぐち 2004/11/20(土) 13:55:57
訂正。
Rhisalidopsisではなく、Rhipsalidopsisですね。(^^;;

ぽー 2004/11/20(土) 15:01:24
イースターカクタスは、カニ・シャコバとは別種だったんですか。
おぽんぽさん、失礼しました。みぞぐちさん、フォローありがとうございます。
たしかに「シャコバとして売られていたけど春に咲いた」なんていう個人サイトの写真を見ると、花びらが反っていないで、シャコバの花とはかなり雰囲気が違いますね。

それにしてもシャコバ関係は、品種名とかあまり問題にならないのが不思議です。大手種苗会社の新製品(たとえば黄花種とか)には名前がついて売られてますけど、大多数はタグにも品種名ないですし。
「原種」も、見る人が見るとわかるみたいですけど、ざっと検索した限りでは、ちゃんと解説しているサイトって見当たらないなあ。
そのへん、シクラメンやランとは違うみたいですね。

そのなかでかろうじて見つけたイースターカクタスの出ているサイト。植物学的には、シャコバよりはクジャクサボテンに近いとか。また、春〜初夏咲きなので、短日処理するとかえって成長が悪くなるとか。
となると、秋〜冬に開花株で売られていたのが翌年は春開花、という場合、ほんとにイースターカクタス(の交配種?)と考えていいのか?
私的には、かえって謎が深まってしまいました(^^;;

おぽんぽ 2004/11/20(土) 16:50:42
ぽーさん、気にしないで下さいね。私も、本を見て知ったばかりです。
しかし、イースターカクタスと言うのは、今まで気にしなかったせいか、売っているのを見ていない気がします。見てみたいです。茎節の断面が星型や十字形。。。切ってみたい。。。

ぽー 2004/11/21(日) 05:14:47
>イースターカクタスと言うのは、今まで気にしなかったせいか、売っているのを見ていない気がします。

おぽんぽさんもそう思われます?
私もそうなんですよ。イースターカクタスという名前は、それこそ30年前から知っていましたが、そういう名前で売られているのを見た記憶がない・・・。春に開花株が売られているというのも、たぶん見ていないと思います。
シャコバがこれだけ人気があるのだから、クリスマス前だけでなく、「春咲き」ということでもっと売り出してもよさそうなものですが。春はほかにもいろんな鉢花が出回るので、商売としては成り立ちにくいのでしょうか。
それとも、私が注意力不足で、売られていても気づかないだけなのかしら。

ソニア 2004/11/24(水) 01:13:20
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皆様、回答戴きましてありがとう御座いました。
是で、しっかりと理解できましたし、自信を持って友人に説明出来ます。
イースターカクタスも綺麗ですよね。
何故売り出されないのかしら?
華やかさで、デンマークカクタスに見劣りがするからかな?
そういえば、10年位前までは行きつけのホームセンターで見かけたのですが、今は見られません。


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