葉につく幼虫の正体と駆除方法を教えて下さい
シマフクロウ
2004/09/30(木) 16:37:50
はじめて投稿させて頂きますが、葉が被害にあっています。
家庭菜園で、畑には、大根、根わさび、ナス、ピーマン、シシトウ、青しそを植えています。その中で、大根と、根わさびの葉にだけ正体不明の幼虫が大量にくっついていて、その幼虫は、葉が主食なのかと思うくらい葉だけを侵食していて、ついには葉がボロボロになってしまい、葉が無くなって困っています。
大根は、同じ畑の奥と手前に植えていて、奥に植えた大根の葉だけがやられている状態です。
根わさびもその大根の隣にあり、同じく畑の奥に植えてあります。そこは下が少し崖のようになっていますが、何が原因なのでしょうか?
あと、最も気になるのは、幼虫の正体です。
幼虫の詳細としては、緑色っぽいイモ虫のようなやつで、大きいというか、普通サイズのものもいれば、子供のようなごく小さいやつまでいます。さらに、卵?と思われるような、黒っぽくて小さな丸い粒のものも葉に大量にくっついていました。
図鑑という図鑑がないので、ネットで調べてみたのですが、該当するものがなく、わかりませんでした。
が、唯一の手がかりが、このサイト(ページ)です。
→ http://www.hiroshima-cdas.or.jp/home/yinoue63/insect_worm.htm
このページに載っている(恐らく)4番目にある「幼虫」(タイトル=名前)と書いてある下にある写真です。
同じく、大根の葉にくっついていたと書いてあるのですが、この幼虫の正体が分からないみたいで、名前が「幼虫」としか書いてありません。
でも、家の大根の葉についている幼虫もまさに写真にある幼虫にそっくりなんです。
この幼虫の正体、どなたか分かる方はいらっしゃいませんでしょうか?
あと、この幼虫に効く駆除方法・・・というのか、虫よけスプレーの作り方などあれば、それを知りたいので、もし知っていらっしゃる方がいましたら是非とも教えて下さい。お願い致します。
こば
2004/09/30(木) 21:56:42
多分 ヨトウ類(ヨトウムシorハスモンヨトウ)かと思います。
写真のものと色彩が違います(幼虫はいろいろな柄になることがある)が作物から考えてみました。
http://www.sankyoryokuka.co.jp/ryokuka/yaha_gai.html
ここに「ヨトウガ」の覧に防除方法もでてます。
しかし、ダイコンは大きく育つと使える農薬は少なくなる(残留の問題で)ので、基本的には早期に薬剤防除を行い、後半は捕殺で退治してください。
農薬については使用説明書をよく読んで使わないと、自分だけでなく、周りの人まで迷惑をかけることがあるので、正しく使いましょう。
orenti
[URL:http://www.asahi-net.or.jp/~ya5h-nksm/]
2004/10/01(金) 00:09:54
シマフクロウさん、初めまして。orentiと言います。
紹介画像からすると、orentiは点々が見えているのでハバチ種の幼虫では?と思います。普通は蛾や蝶になるのですが、この手は蜂になります。orentiではお目にかかったことは無いのですが大変そうですね。また、緑っぽい芋虫となれば青虫ですし、黒っぽい小さい丸粒は画像が無いのではっきりしませんが青虫の糞かもわかりません。ひょっとしたらこばさんがおっしゃるヨトウ種の可能性もあり得ますね。いずれにしても多くの害虫に出くわすと思います。駆除方法は、こばさんが書かれているように農薬を使うか、虫が嫌がる木(竹)酸液などを使うかの方法があります。農薬は害虫の種類によっては効果が無いものもありますので種類分けがでて来ると思います。また、木酸液は殺虫の効果はありません。orentiの家庭菜園では極力、農薬を使わず大変ですが割り箸またはピンセットで捕殺しています。
シマフクロウ
2004/10/03(日) 17:20:22
こばさん、orentiさん。返信(回答)ありがとうございます。
とても参考になりました。感謝いたします。
黒っぽい丸い粒は、すっかり卵かなにかと思っていましたが、糞ということもありますよね、確かに。
その辺の具体的な詳細は分かりませんが、ともかくこれ以上、被害にあわないように、という感じです。
因みに、もし宜しければ、「ヨトウ類」(ヨトウムシや、ハスモンヨトウ)というのは一体なんの幼虫なんですか?成虫化したら何になる虫なんですか?「蛾」ですか?(無知ですみません。)
あと、追加といっては何なんですが、「緑っぽいイモ虫」というのには多少、誤差があったかもしれませんが、まさにサイトにある写真の通りで、あーゆう色した虫で、斑点とでもいうのかあーゆう模様が入っている幼虫なんです。
実物はあまりにも気持ちが悪いので近くで見れませんでしたが、
芋虫みたいというか、毛虫みたいというか...。
毎年、大根を植えていた訳ではないので分かりませんが、
この幼虫がどんな葉も食べるのであれば、家庭菜園は毎年やっているので毎年見かけるものと思うのですが、この幼虫がついたのは今年(今回が)初めてなので、何故こんな虫が発生し、くっついてきたのかと不思議に思っています。
しかも、大根は畑手前にも植えているのに、この手前の大根にだけその幼虫が一切つかないのが何故なのか、と。
長ネギや、青しそが側にあるので、その匂いに弱いとかなのでしょうか。
最後に、虫よけに関してなのですが、殺虫剤(農薬)ではなく、
お酢や、お酒や、ニンニクや、唐辛子や、ハーブなどを抽出した液体が虫に効くと聞いたことがあるのですが、そういったものは効くものなのでしょうか?
実際、酢を水で薄めてかけてみたことがあるのですが、効果が得られなかったので、この他の物では効き目があるのかどうかと。
シマフクロウも農薬を使わない菜園を作っているので、その分、虫がつくのは否めないのでしょうけど、(上記のような物で、)自分で作れる自然の虫よけスプレーがあったらできればそうしたいので、もし、そのような物があるのでしたら材料と作り方を含めて教えて頂けるとありがたいです。
orenti
[URL:http://www.asahi-net.or.jp/~ya5h-nksm/]
2004/10/04(月) 13:14:07
シマフクロウさん、orentiです。
ヨトウムシやハスモンヨトウは、蛾になりますよ。蝶は愛着あるのですがどうも蛾は嫌われますよね。ところでヨトウは幾つかの種類がおりますが被害が同じ様なので総称してヨトウムシと呼ばれていることが多いみたいですね。(参考まで)
また、私も勉強になるので調べましたが、こばさんがおっしゃるように幼虫の判別は色、模様も変化しますのでむつかしいようです。ですから緑色の虫から茶系の虫に変わってもおかしくは無いようですね。
長ネギ、青紫蘇を植えている側が被害が無いとの事ですね。しかし安心は禁物ですよ。ひょっとしたらコンパニオンプランツになっているのでしょうか?コンパニオンプランツは害虫が嫌がる野菜や植物を共存させて栽培する方法を言うのですが、環境条件等が色々あると思われるので今回の件と一緒とは一慨に言えませんが・・・。
虫除けですか?恐らく列挙されている種類からして自然農薬の事をおっしゃっておられると思うのですが、例えば、ソラマメのアブラムシ退治には牛乳または糊を使い、圧死させる方法とかですね。それなら「自然農薬」でgoogleを検索すると色んなサイトがあり、作り方も載っていますのでそちらをご参考にされては良いかなぁ〜と思います。(一般の掲示板で、あまり特定サイトを推薦するのもどうかと思いますので)いずれにしても使い分けが出てきますよ。万能薬は無いと思いますので。
秋野菜は葉っぱ物が多いですね。orentiも畑に出ると虫たちと戯れています。シマフクロウさんも大変ですが、家庭菜園がんばって下さい。
では。
シマフクロウ
2004/10/04(月) 15:08:48
orentiさん、返信どうもありがとうございます。
そういう風に検索すれば良かったんですね。
早速、検索してみたら「自然農薬」に関する事柄がたくさん出てきて
とても参考になりました。
貴重な情報ありがとうございました。
これからもそれらを頼りに模索しつつ努力に励んでみます。
まずは試しにその幼虫に該当する自然農薬を作ってやってみます。
マツ
2004/10/05(火) 10:58:37
解決マークが無かったのでカキコしますが、お尋ねの幼虫はヨスジノメイガと思われます。ヨスジノメイガで検索すれば詳しいことがわかると思いますが主にムラサキシキブを食害するそうです。
シマフクロウ
2004/10/09(土) 14:11:25
マツさん、お返事ありがとうございます。
はい。確かにまだ解決したとは言えないので、
解決マークは今の段階では保留にしています。
寒くなり、家庭菜園も終盤に差し掛かっています。
残り少ない時期で、色々と試してみたりしている段階なので、
まだ解決には至っていない状況です。
幼虫の正体についてですが、
貴重な情報ありがとうございました。
早速、その「名称」で調べてみます。
シマフクロウ
2004/10/09(土) 15:00:15
時間があったので、
「ヨスジノメイガ」について調べてみたのですが、
確かに似ていますね。
でもよーっく見てみると、
少し違うような気もしないでもないです。
実物を間近で見られないので確証はありませんが、
「ヨスジノメイガ」を調べた際に、
多数の「メイガ」と名のつく幼虫が検出されたのですが、
どちらかというと、「マダラノメイガ」に似ています。
しかも、特徴が一致していました。
「マダラノメイガ」は、「(ダイコンシンクイ)」と
名がつくようで、まさに大根によく見るそうなんです。
「特に大根の加害が激しい」ともありました。
それでも絶対的な確証はもてないので、
今後もいろんな面から調べていくつもりですが、
「メイガ」と名のつく幼虫かもしれませんね。
実際、「ヨトウガ、ヨトウムシ、ハスモンヨトウ」を調べてみると、幼虫の色がどれも黒か茶色ですし、
色が変わることがある、という幼虫でしたら一概には違うと言えませんが、やはり特徴として色が黒or茶のようですので、
「メイガ」系が最も可能性の高い感じかもしれません。
ですが、「メイガ」と名のつく幼虫を調べると、165種類もいたので、このうちのどれか等と探すのは容易ではないようです。
もしも「マダラノメイガ」だとするならば、
その幼虫に効く自然農薬を調べてみるつもりなんですが、
なかなか希望にそった情報やページが見つからないので、
防除方法など、詳しいこと知っていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、カキコのほう、宜しくお願いします。
マツ
2004/10/12(火) 14:32:44
シマフクロウさん、すみません私もマダラノメイガの方があっていると思います。特に最近はその中のハイマダラノメイガの被害が増えているそうです。自然農薬についても調べましたがアセビ液、ニコチン液がアオムシ、ケムシにも効果があるそうですが以外に化学農薬よりも怖いのでは?と思いましたがいかがでしょうか。ニコチン液については別のスレにも話題がでていました。
こば
2004/10/13(水) 21:09:24
お! メイガ類でしたか。
ヨトウ類は食害範囲が広いし、メイガ類も食害範囲が広く、似た模様のものもいるので、実際に見て、特徴等を見てみないとはっきりしたことは解りませんね。(成虫=蛾になれば、わかりやすくなるかと思いますが・・。)
ダイコン等のアブラナ科野菜やナス、ピーマン等のナス科野菜が一緒に植えられているので、双方で食害する事もありますね。
ヨトウはレタスにつくと緑色になることもあるみたいです。
(タバコガも幼虫色が変化する害虫ですが・・・。)
自然農薬って、注意しないと発ガン性を持っているものもあります。(例えば、木酢液とか)
ニコチン液(農薬名:硫酸ニコチン)も近年発ガン性とかの有害性が言われて製造がされなくなってます。
化学農薬もあまり怖がらずに、適正利用すればかえって安全ですよ。
シマフクロウ
2004/10/15(金) 16:30:46
[[解決]]
マツさん、こばさん、返信どうもありがとうございます。
そうなんですよ。私も自然農薬を教えてもらったり、調べたりした所、何とも危険そうな気はしてたんです。
自然とはいえ、特に、タバコ液などは、食物にかける訳ですし、心配も多々あって。
私も求めていた「自然農薬」というのは、タバコ液のような有害的なものではなく、食物にかけても問題なさそうなもの。つまり、食材です。唐辛子だとか、牛乳だとかです。
そういったものを求めていたのですが、物によって効果のあるものとそうでないものがあるので、結局、私のこの場合は、そういった食材系にはありませんでしたが、とりあえず奥に植えた大根は被害が大きく、葉もボロボロになってしまったので全部抜いてしまいました。(でも身はとても甘くておいしかったので良かったです。)
なので今は手前に植えている大根だけになりました。
時折、様子を見に行くと、手前にはいなかった幼虫たちも、奥に植えた大根を抜いたことで移ってきたようで、ちらほら見かけるようになりました。
でも見かけるのは1〜2匹と黒い卵らしきものと、数は少な目です。それでも増えるのが心配だったので、中でも一番安全そうなものを考えて、この間、「草木灰」を作って葉に振りかけてみました。翌日、雨で多少落ちてしまい、幼虫も若干残っていました。そこで、植えていた青しその葉を生のまま小さくちぎって大根の葉に撒いてみました。すると、徐々にではありますが、幼虫がいなくなっているような気がします。
まだ全部を収穫する訳ではないので心配は消えませんが、もう終盤を迎えつつあるので、あとはこれらを利用しつつやっていこうと思っています。
なので、一応、解決ということにしておきたいと思います。
これまで返信くださった皆さま、ありがとうございました。
これからも教えて頂いた意見などは参考にさせて頂きます。
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