果樹の幹(芯)を食い荒らす虫について
すもぐら
2004/09/27(月) 18:29:30
はじめまして。いろいろと果樹を植えて楽しんでいるのですが、りんご、びわ、イチジク、レモンの幹(芯)に虫が入ったようです。同じ虫かどうかわからないのですが、根元に木くずが散らかっています。レモン、りんごは立ち枯れてしまいました。びわ、イチジクは虫にはいられながらも、今のところ持ちこたえています。このままでは、他の果樹(桃、スダチ、かぼす、柿、さくらんぼなど)もやられてしまうのではと心配しています。農薬は、オルトラン粒剤を根元まく程度です。いったい何という虫でしょうか?駆除、予防などはどうしたらよろしいでしょうか。よろしくお願いいたします。
すもぐら
2004/09/27(月) 18:33:32
りんごに入っていたのは、カブトムシの幼虫をスマートにしたような白っぽい虫でした(全長10センチくらい)。レモンの木を根元から切ったのですが、芯には、直径1センチくらいの穴があいていました。このときは、虫は見えませんでした。
pinetree
2004/09/27(月) 18:53:46
多分,カミキリムシでしょう。レモンはゴマダラカミキリ,イチジクはクワカミキリなど,種類が異なります。
一番確実なのは,ナイフやドライバーでほじくり出します。幹に食い込んだ場合は,ナイフやドライバーで大まかに被害部を剥がし,ステンレス線や銅線で刺し殺します。私は線の先を小さく曲げて引きずりださないと捕ったような気がしません。
それでも届かない場合は,住化タケダの「園芸用キンチョール」と言うスプレーが市販されていますので,孔の中に噴霧します。ただし,この薬はお書きの中では,カンキツとイチジクにしか登録がありませんのでご注意ください。
なお,この手の回答では「○○乳剤をスポイトで孔の中に・・・」と答える方もいらっしゃいますが,これは明らかに農薬取締法違反です。
予防は,定期,適期の薬剤散布がありますが,それぞれ登録農薬が異なります。
食入初期に見つけて,ドライバーで押しつぶすのが最も確実です。カンキツのゴマダラカミキリの場合は,地域によって異なりますが南九州ですと5月くらいから産卵を始めます。
ばーもんとの月
2004/09/27(月) 21:55:10
10センチとの事ですが 1センチの間違いでしょうか
コスカシバではないでしょうか
すもぐら
2004/09/27(月) 22:25:40
pinetree様、ばーもんとの月様、ありがとうございます。リンゴの幹からみつかったのは、1センチなんてものではありませんでした。確かに全長10センチくらいありました。果樹によって芯に入る虫がちがうのでしょうか?同じ種類の虫が、いろいろな果樹を餌食にするのだとばかり思っていました。
ばーもんとの月
2004/09/28(火) 00:14:11
コスカシバはサクラ類 ウメ モモ リンゴ ナシで幼虫越冬して
5〜6月から羽化し9月が最盛期という事です
体長は2センチですが 越冬幼虫はまちまちとの事です
カミキリ虫ならコスカシバより大型ですから10センチには
なる・・んでしょうか すごいですね
タネツリ
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2004/09/28(火) 09:45:16
すもぐらさん こんにちは(^^)/
>>果樹によって芯に入る虫がちがうのでしょうか?
虫によって、食べる植物の種類が多いものから、特定のものしか食べないものまであります。
リンゴにそんな大型害虫は、記載が見つかりません。リンゴが枯れた後に入り込んだのかもしれません。
すもぐら
2004/09/30(木) 15:06:16
[[解決]]
タネツリ様 ありがとうございました。他の虫が入った可能があるなんて思いもしませんでした。カミキリムシの幼虫って大きな穴をあけるもんなんだなとびっくりしました。今まで根付いたと喜んでいた桃の苗木が数本、あっという間に立ち枯れたのもカミキリムシのせいだったのかもしれません。
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