ユーフォルビア・ポイゾニーの毒性について

[園芸相談センター]の過去ログです

たけ 2004/09/10(金) 15:31:14
先日、ユーフォルビア・ポイゾニーを毒々しい雰囲気に惹かれ思わず購入してしまいました。ポイゾニーはユーフォルビアの中でも毒性が強いと聞きましたが、どの程度なのでしょうか、また取り扱いする場合の注意点があれば教えて下さい。

mutin 2004/09/10(金) 22:47:44
全身に毒性があります。種は鋭く、素手で触るのは危険です。
最低気温 15度、明るい半日陰を好みます。

コッピ 2004/09/10(金) 23:00:58
乳液、樹液にuphorbineを含み毒性があり、
皮膚の刺激・粘膜のただれ・腹痛・下痢・痙攣を起こす。
失明に至った例も有ります。例えば目に入ったの場合は
障害内容は、眼痛、流涙、結膜充血、眼瞼腫脹、
遅延性角膜上皮欠損、角膜実質浮腫、
デスメ膜皺襞形成、虹彩炎などが引き起こされます。
通常はどの症例も完治しています。
植物を折ったときに乳液が飛入する、
あるいは乳液が付いた手で
目にさわることが原因となっています。

典型的な経過は、直後から痛み、熱感、流涙があり、
目を洗っても数時間から数日は悪化します。
視力は最初はあまり落ちませんが、
翌日にはかなり低下します。虹彩炎の発症の有無は
入った乳液の量と、植物の種別に影響されます。
角膜上皮は翌日には欠損し、修復には
1週間以上かかることがありますが、
適切に治療すれば、1、2週間で完治します。

治療に当たっては「問診と洗浄」「二次感染の予防」
「散瞳剤と抗生物質、抗炎症剤の点眼」
「一旦悪化することを本人に警告」
「最初の数日は頻繁に診察する」「植物を持ってきてもらう」
事などが必要です。

たけ 2004/09/14(火) 12:14:08
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どうもありがとうございました。扱いについては非常に注意が必要ということですね、肝に命じておきます。


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