窒素肥料の形態について

[園芸相談センター]の過去ログです

犬塚信乃 2004/05/31(月) 20:05:22
ぶらぶらと検索遊びをしていたら、面白いページに行き着きました。
http://www.agri.pref.kanagawa.jp/nosoken/NH4NO3/NH4NO3.htm
植物によってそれぞれ好むチッソの形態が異なるそうです。
サツキはアンモニア態を好み、ツツジは硝酸態を好むそうです。
同じツツジ科なのにこの違いは驚きました。
そして、バラはアンモニア態窒素2〜4割、硝酸態窒素8〜6割が理想だ
そうです。
サツキには有機質肥料をツツジには化成肥料をとまでは判るのですが
さて、バラにはどの様な施肥が、窒素に関して言えば理想的なのでしょうか?

犬塚信乃 2004/05/31(月) 20:11:03
失礼しました
http://www.agri.pref.kanagawa.jp/nosoken/kankyo/NH4NO3/NH4NO3.HTM
です。

静岡茶 2004/06/01(火) 02:43:38
窒素については非常に難しい話題だなぁ…昔、農家の人に聞いたことがありましたが、リン酸ほど簡単ではないらしいのです。
ちなみに有機質分の窒素も無機質分の窒素もいずれは、アンモニア態窒素→硝酸態窒素と土中細菌の働きで変化します。硝酸態窒素やアンモニア態窒素の割合が云々と言えども、植物体に吸収された後はアンモニウムイオンの形態で存在し利用されます。
犬塚さんの提示されているリンク先では、やはり商用作物を生産するためにシビアに物事を考えなければいけないのでしょうが、私は細かいことには気にせず色々と思いつくままに施肥しています。極端な話ですが…私の親父が育て飽きて放置されている、さつきには私は興味ないので、ここ8年間ろくな施肥をしていないです。秋の終わりに骨粉を少々、春先に固形油粕を一回だけです。あとは水をあげ、梅雨期とかにたまーに消毒するだけ。それでも毎年春から初夏には花を咲かせています。なんせ植物は光合成して勝手に栄養の大半を自分で作っていますから…。
私はバラとハイビスカスばかりしか興味ないですが、それらの植物が今は何を欲しいのか、将来は何を欲しいのか妄想します。栄養成長のはじめは窒素が多く供給されるように化成の固形と液肥でこまめに。花が咲いている期間にはリン酸が多くいきわたり、花期の長いハイビスカスには窒素はゆっくり、なおかつ少なめに効くようにします。色々と肥料はあれども、細かく管理したいとき、長期間の放置が出来るようにしたいときの気分次第で肥料の種類を使いわけます。ちなみに牛糞堆肥+焼成骨粉の組み合わせは緩行性→遅効性の放置育成向きかも。
バラと窒素の話からはずれてごめんなさい。

レモン 2004/06/01(火) 03:20:38
横レスで、申し訳ないんですが・・ <(。。)>ペコリ
> アンモニア態窒素2〜4割、硝酸態窒素8〜6割
> シビアに物事を考えなければいけない
この、アンモニア態や、蓚酸体の値を計測する、
試験紙など、ありますでしょうか ?
(PH のリトマス試験紙 しか持ってません。)
あんまし、この試験紙のレスが多い場合、新たにスレッド(板)
立てます。

レモン 2004/06/01(火) 04:00:52
↑ 読み返してみて、明らかに横スレですんで、
新しくスレッド立てます。 <(。。)>ペコリ

犬塚信乃 2004/06/01(火) 15:11:50
ハイポネックス原液の成分量を確認すると、窒素全量6.00%
の内、アンモニア性窒素2.90%、硝酸性窒素1.05%と表記されて
おります。
残りの2.05%はどの様な形態なのだ?という疑問が発生しますね。
其れはさておき、ハイポネックス液肥を追肥しようと思ったら
アンモニア態窒素が施肥後数日を経て、硝酸態窒素に移行することによって、バランスが取れるということなのでしょうか?

pinetree 2004/06/01(火) 20:28:19
 バラの肥料の適否など、難しい話はわかりませんが、硫安などは酸性肥料ですよね。硝安は解りませんが、多分酸性と思います。尿素は、一応、中性肥料ということになってます。
 だから、肥料の適否は、窒素形態の違いだけでなく、phの問題もあるのではないかなと、素人考えで。

>残りの2.05%はどの様な形態なのだ?
 有機体窒素かな?でも、水溶性の有機体窒素ってあるの?
 肥料は適当にやって、あんまり考えた事無いからな〜。

Sunny 2004/06/01(火) 22:35:47
養液栽培では土壌による緩衝作用がないためにpHがシビアな問題になるようです。
また土壌においても、雨や植物体の根からの有機酸の影響などからpHは絶えず変化しているようです。
その土壌の特徴や環境によっても肥料の構成を変える必要があるのではないでしょうか?

レモン 2004/06/01(火) 23:48:44
> バラにはどの様な施肥が、窒素に関して言えば理想的なのでしょうか?
バラで、コントウガンシュ病の症例をよく見るのですが、
予防としては、
http://www2.tokai.or.jp/shida/FarmAssist/Byougai_3youin.htm

を参考にして、炭素含有量(C/N比)や、腐値を増やすくらいしか思いつきませんでした。
(´・ω・`;A  ではでは〜w

佐倉 2004/06/02(水) 06:02:09
単にC/N比をあげたいのであればは『チッソ臭』の強い高価な『完熟堆肥』を多く投入すればよいのですが、例えばそんなので作ったた野菜って実際は食味が悪いし単に趣味の範疇でしかやれません。
ちなみに普通のNPK液体ハイポとPKのみのハイポの臭いを嗅ぐと、『チッソ臭』の意味がわかるかと思います。
堆肥や腐葉土って土壌改質資材ですし化成肥料の塩基に対する緩衝効果もありますが、いずれその一部は窒素分として肥効がでてきますので、肥料ではないが窒素肥料や微量元素の一部として把握し、メインとなる窒素分を化成肥料で補う。酸性になると言われる硫安でもある程度は有機質資材が受け止めてくれますし…。数年後には他の人に譲り渡し何世代にも渡って受け継いで欲しい市民菜園ですので、冬場にはニュートラルな環境に戻したかったので苦労しました。

それらは家庭菜園の話ですが、それががそっくりそのまま、地植えや鉢植えのバラには応用できないとは思いますが、似たようなことがいえると思います。

レモン 2004/06/02(水) 07:41:26
バラに最適な値は知りません。

レモン 2004/06/02(水) 07:46:04
↑訂正。
バラに最適な窒素含有量は知りません。

犬塚信乃 2004/06/02(水) 17:21:05
[[解決]]
皆様、とりとめのない答の出そうにないスレをたちあげたにも拘わらず
積極的なレスをありがとうございます。
静岡茶さん、レモンさん、pinetreeさん、Sunnyさん、佐倉さん
またよろしくお願いします。

ところで、最近たちつさんのお姿が見えないのは何故?ひょっとして・・・

レモン 2004/06/02(水) 17:43:09
[[解決]]
済ですが・・
たちつさんは、最近初心者用掲示板で見ました。
こちらは不安定(by 管理人さん)というスレが有ったためかも知れません。


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