新芽の開きが遅い
じぃ
2004/05/19(水) 13:42:18
根まきしてある丈が4メートル程のいろはもみじを今年の3月に購入して、根まきのまま庭に植え込みました。
他のシャラやのむらもみじはすっかり葉が開いたのに、いろはもみじだけはまだ少しだけです。
開いた葉もとても小さいし、まだ芽が膨らんで緑色して入るものの開いていない芽もあります。
これは根が少なくて水や養分を吸い上げられないからでしょうか?
枯れはしないと思うのですが心配です。
よろしくお願いします。
たちつ
2004/05/19(水) 15:32:47
いろは紅葉。どの植物の移植・植え付けは、ちょっとした配慮の有る無しとか、落ち度に拠って、随分とその後の生育状況が変わってきます。根の生育が悪いか、現在主力を根の生育に比重を置いているのでしょうね。根張りや移植の難しい部類に、入っています。芽が少しでも出ていれば、葉が生い茂るのも、もう直ぐでしょう。もう少し様子を診られれば良いかと。
過ぎ去った事ですが、地植えの場合には、安全の為に、根巻き土を、位置決め後、埋める直前に5分位バケツの水にドップリと漬け込むと良かったかも。(冬場や松にはしない。)土を落としたり・崩したりしない。(自然・人為的にも)
園芸店の管理不十分で、日当たり・風・古い(この場合は2-3日でも乾燥させれば)・根の目通し側展示品等で土が乾燥し過ぎているのを良く見受けます。(薔薇の植え付け失敗の原因に多い。)・・・余程の事で無いと保障してくれない。不特定多数の客層。植え付けは買い手責任。買い手の管理不十分となる。
植木屋は砂等で根の乾燥を防いでいる。・・・保障期間が有り、数少ない客を大事にする。植え付けは売り手の責任になり易い。其の分注意事項やアドバイスがある。
参考HP
http://www.wafu.com/sub778.htm
http://homepage3.nifty.com/minagi/hanafubuki031.htm
旬
2004/05/19(水) 16:47:20
モミジは春の活動の開始が早い樹で、1月の年明けには水あげが始まります。
このため、冬剪定は12月中に終らすのが基本、植え付けの適期も落葉後から12月までとなります。
植木市などで苗木が出回るのが3〜4月なので、この時期に植付けられるケースが多いですが、
実際は完全に「季節外れ」です。
というわけで、芽出しが遅れているのは、時期遅れの植替えで生育サイクルが狂ったため。
または、じぃさんのおっしゃるように、根の生育が間に合わず、水あげが足りなくなっているからだと思われます。
しばらく様子をみて、枝葉が枯れないのであれば放置でよいですが、
葉がしおれてくるようであれば、全ての葉をむしりとってしまった方が良いです。
その方が根の生育も促進されます。
いっしょに植えたヤマモミジが順調なことの方が、むしろ不思議です。
旬
2004/05/19(水) 16:48:43
ヤマモミジ→ノムラモミジ
すみません。
じぃ
2004/05/20(木) 11:34:04
いろいろとアドバイスありがとうございます。
たちつさんの言うように、私のもみじは量販店からの購入で、
品質が良くなかったのかも知れません。
旬さん、やはり根でしょうか。
根まきした業者が雑だったのかも知れません。
気になるのは、数日前その量販店に行った時売れ残っていた私と同じいろはもみじの葉は、私のものよりずいぶん葉が開いていました。
現在、天頂部と下部は小さいながらも葉の形になってきていますが、
中部の枝は膨らんで入るもののまだ開いていません。
素人ながら状況を見るとやはり根からの吸い上げが少ないとしか思えません。
旬
2004/05/20(木) 12:59:49
>旬さん、やはり根でしょうか。
説明不足だったでしょうか?
根まきが悪いのが原因ではなく、季節外れの植え替えが原因です。
根まき苗は、根が切り詰められた状態であり、地上部に対して根が足りない状況になっています。
植えつけの適期(11〜12月)に植えつければ、1月にまず根がのびはじめて水あげが始まり、3〜4月に芽がふきはじめます。
ところが、3月に植付けたとなると、根が十分活動を開始しないうちに芽吹きが始まることになり、水あげ不足が生じます。
樹高が高い場合は特に顕著です。
このため、適期以外の植付けでは、枝を大きく剪定して蒸散量を減らし、地下部と地上部のバランスをとるのが一般的です。
ただ、モミジの場合は強剪定すると樹形が台無しになるので、葉をむしることにより蒸散量を減らします。
じぃ
2004/05/20(木) 17:47:32
[[解決]]
何度も説明をありがとうございます。
今度は理解しました。
早速、思い切って多少の枝落としと葉をむしってみました。
小枝もずいぶん混んでいたので、これでスッキリもしました。
ご助言、本当にありがとうございました。
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