たまねぎの葉が枯れ上がる。
タミー
[URL:http://plaza.rakuten.co.jp/berrypotato/]
2004/05/16(日) 08:15:38
画像投稿掲示板に出したのですが、こちらの方が見る方が多いと思いましたので、こちらにも書かせていただきます。たまねぎの葉が倒れる前に枯れ上がってしまいます。玉の太りもあまりよくありません。毎年、大体こんな感じです。たまねぎは連作障害はないというし、なにが悪いのかわかりません。肥料は元肥に有機の配合肥料、追肥も粒の有機肥料を1回まきました。どなたかお教えください。
mutin
2004/05/16(日) 09:54:50
葉先枯れでしょう。画像で気になるのは、土が過度に乾いている印象を受けるのと、雑草でしょうか。葉先枯れに強い品種があります。これを使うのも一つの方法です。水分管理も原因らしいですが、苦土石灰や有機石灰によるカルシウム分の施用、腐葉土、堆肥による土づくりで多少はカバーできます。タマネギは雑草に弱いので、こまめに雑草を抜きます。
タマネギでも連作障害は生じます。微量成分の枯渇による収量減少や病害の発生、ウイルスの伝染があります。
mutin
2004/05/16(日) 09:57:30
それと、縦横どのくらいの間隔で植えられていますでしょうか。少し密集しすぎの印象を受けます。
たちつ
2004/05/16(日) 11:16:17
私も乾燥が原因と考えます。特に4月から5月の上旬迄雨が少なかったですから。地質にも因りますが。
タミー
[URL:http://plaza.rakuten.co.jp/berrypotato/]
2004/05/16(日) 11:49:50
[[解決]]
mutinさん、たちつさん、回答ありがとうございます。確かにこの畑はよく乾燥します。何年間か忙しくて、草ボーボーにしてしまったことがよくあり、そのせいで、がんばっている今でも草がよく生えます。冬の頃にはホトケノザ、オオイヌノフグリなどがびっしり生えて、今年は大分努力して抜いたのですが・・・ この畝はいつも、たまねぎ→さつまいも→たまねぎのサイクルで植えています。石灰はやりすぎると土が固くなるそうですし、さつまいもは酸性気味のほうがよいらしいので、そういえば石灰はあまり入れていません。使う時も苦土石灰ではなく、まいてすぐ植えられる石灰(有機石灰かな?)を使っています。さつまいもを植えるので、堆肥などの腐蝕質も控えめにしていました。微量要素の欠乏と乾燥ですね。大体原因がわかってきました。間隔は10センチくらいか、それより少し狭いかぐらいです。これも詰め過ぎなんでしょうね。今年の植え付け時にはいろいろ気をつけたいと思います。有難うございました。
mutin
2004/05/16(日) 14:50:50
植える間隔は、二条植なら縦横とも 15cm 間隔ですが、三、四条植えする場合は、縦横のいずれかを 25〜30cm ぐらいに延ばしてやれば、中側の苗の葉先枯れを緩和することが出来ると思います。
サツマイモは、pH は低くても育ちますが、カルシウムを消費する作物です。石灰の量を確保するように施肥します。蛎殻石灰など有機石灰は、遅効性で、酸性を戻す力が余り強くありません。pH 計をお持ちなら、測定していただけるとわかりますが、有機石灰をまいて、一週間ぐらいしても pH が動かないこともあります。ですから、酸性土壌にまいてすぐタマネギを植えるという使い方は出来ません。また、経験的には、有機石灰では土は固くなりません。仮に固くなったとしても、必要な肥料を施さないのは本末転倒です。
サツマイモも連作障害があります。例えば、皮にキズが出来るなど、線虫の被害も出てきます。
また、サツマイモ、タマネギですと畑を休ませる期間がないのも気にかかります。作付け計画が大変になりますが、いろいろな作物を輪作された方がよいのではないかと思います。
タミー
[URL:http://plaza.rakuten.co.jp/berrypotato/]
2004/05/16(日) 20:52:46
mutinさん、大変参考になりました。畑はめいっぱい使っていますのでどうしても密植しがちですが、なるべく間隔をあけるようにし、植え付け前には苦土石灰を入れます。卵の殻もカルシウム肥料としていいようですね。それからさつまいもも連作障害があるとのことですが、本には連作すればするほどいもの形状がよくなり、甘みが増すと書いてあるのですが。線虫は気になるので、ニーム顆粒をときどきまいています。庭で線虫の被害が目立った(インパチェンス、ベゴニアなど)時に購入しました。
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