石灰硫黄合剤の薬害が治りません
ヒロクウガ
2004/05/08(土) 23:33:32
2月下旬にクチナシに石灰硫黄合剤(濃度20倍)を噴霧器で散布したのですが、葉が茶色に変色し株全体の3/4の葉が枯れた状態です。新芽も茶色に変色してしまいます。このまま株が枯れてしまうのではないかと心配です。いい方法があったら教えてください。
たちつ
2004/05/09(日) 10:56:21
長期間の薬害は残りません。薬害にあった(枝が枯れた後遺症は残りますが)。石灰硫黄合剤は、白い汚れは残る場合がありますが、数日で分離分解してしまいます。極端に云えば、乾いたら終わり。効果の短時間勝負の農薬。枯れたり、落葉したり、若芽が萎びたり、幹が爛れたりします。枯れていなければ、自然回復します。クチナシは、今の時期に、葉は新旧の入れ替わりに入っています。生理落葉します。又生育条件で、中々葉が綺麗に揃わない場合もあります。極端な場合、枝と蕾みだけで、葉が無い事もあります。
日当たり、根詰まり、乾湿具合、害虫の食害。肥料の過不足バランス。一重・八重のミニ系や這性とか鉢植えに多く観られる。
花後に植え替えても良いかも。立木性の地植えは、剪定すればよいかも。只花後に剪定すれば、色粉(実)が収穫出来ません。此れの実の食紅発色効果は最高に綺麗。サラダ用カリフラワーを湯がく時や、豆・チラシご飯の炊飯は、黒米の発色に匹敵するほど、見事です。サフランは高いですからね。勿論サフランはクチナシと比べて、米の艶が良い。団子の兄弟を作る時も良い。ヨモギの緑・粉の白・クチナシの黄色等。
ヒロクウガ
2004/05/09(日) 20:13:18
ご丁寧なアドバイスありがとうございます。
大変参考になりました。
もうすこし様子を見てみます。
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