種まき後、芽の耐寒気温

[園芸相談センター]の過去ログです

ハチ 2004/04/16(金) 15:18:03
今年初めて、室内で蒔きました。
順調に芽がでてきて、ポット上げしたものもあります。
そこでちょっと疑問に思ったことなのですが、
芽が出たら、普通に花が咲いているときと同じ耐寒気温と考えていいのでしょうか。
これは、他の花でも同じなのですが、室内まきだと出来るだけ日に当てたいと思うので、暖かい日の日中は、外に出して日に当てたりすんですが、念のため夜間は室内に入れています。
俗に言う耐寒気温は種まきからはじめた場合、何時からその気温に耐えられるのでしょうか。
今はまだ遅霜の心配もありますが、霜よけをすれば平気なのでしょうか。
おかしな質問かもしれませんが、よろしくお願い致します。

発芽有無問わず、種まきしたものをいくつか書きます。
リマリア、インパチェンス、トレニア、アサリナ、ラークスパーなどです。

たちつ 2004/04/16(金) 17:23:42
新芽や種芽は、遅い霜に弱いです。抵抗力や皮膚?細胞が弱い。
人間でも、夕立や夜露に当たると冷えて、寒いように。外気に関わらず、霜は部分凍結・壊死や脱水症状を引き起こします。
室内・ハウス・サランラップ無加温(植物や微生物の発熱で自然加温になる)発芽を外気・直射日光に当てると、急冷状態(寝冷え)や日焼け・熱射に成ります。当然植物は弱ったり・枯れたりします。免疫抵抗力をつける必要があります。
簡単に言えば、外気の最低温度が現在の最低室温に成った時に、夜昼とも、外に出せる。
発芽温度は、種の説明書きに書いてあります。発芽に必要な温度。
生育温度は、生育に快適な温度で耐寒温度より高くと耐暑温度より低い。中間が良い。
桜等は開花温度もある。花芽形成温度も有る。
し極、当たり前の事ですが、案外無頓着。特にハウス栽培が、主流になってから、忘れがち。「鉢花を買ったのだが、元気が無い」の状態となる。其処で水をやりすぎたり、肥やしをやりすぎたりと・・・更に弱らせる・枯らす治療をしたりする。
参考発芽温度HP
http://okahide.hp.infoseek.co.jp/kiso/tanemaki.htm
更に、低高温時の早蒔き・乾燥・伏土・種の状態・種類により、発芽期間にバラツキがあります。生育も又同じ。
霜よけも良いでしょう。もう少しのことですから、其の侭大きくなるまで、窓辺で日光浴をさせれば・・・・。尤も大きくなれば、間引きや、幼苗床への植え替えや、定植しなければなりませんが。
少なくとも、幼苗床への植え替えが必要な大きさに育つまで、其の侭しておいたら如何でしょうか。早や蒔きは早く花が咲きやすいですが、其の分(自然に逆らっている)気を使います。
栽培条件が、人により極端に違う為、うかつな事は云えない。又「無責任」と指摘される。せめて県名や土地柄が解れば、推測できるのですが・・・・・
リマリアはどの様な花でしょうか、リナリアきんぎょ草のことでしょうか?

たちつ 2004/04/16(金) 17:29:06
ついでに、種蒔きの覆土の有無(好光性・嫌光性)のHP
http://www.kokkaen.co.jp/gardenjapan/merumaga/hatuga.htm

ハチ 2004/04/16(金) 19:54:14
たちつさん、ありがとうございます。
もう少し、頭の中でお答えくださったことを整理してから改めて
お返事させていただこうと思ったのですが、一応説明不足の分を追記いたします。

住まいは宮城県です。
リナリアは、姫キンギョソウとも呼ばれているものです。
パステルカラーがステキで気に入っています(^^ゞ
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/linaria.html

ハチ 2004/04/18(日) 13:10:14
[[解決]]
大変参考になりました。
もう少し室内で育ててから、外に出す方が安全確実のようですね。
いつもながら適切なアドバイス感謝いたします。
これからもよろしくお願いします。
本当にありがとうございました。


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