地エビネの植え付け時期は?
ゆうゆう
2004/02/24(火) 16:55:19
地エビネを数鉢購入しました。北側の朝ほんの少しの間だけしか陽の当たらない、しかも桜の大木の下で夏場はずっと日陰という場所に地植えしたいのですが、エビネの植え付けについて調べたところ、10〜11月の秋期か、または花の終わった5〜6月頃、となっていました。購入した地エビネはプラ鉢で、根?の部分と芽?だけが土から顔を出しているだけの状態です。できればすぐに地植えしてこれから咲く花を楽しみたいと思っていたのですが・・・この時期、この状態で地植えしてはマズイでしょうか?
ゆうゆう
2004/02/24(火) 16:58:02
続けてもう1つ。こちらの掲示板で、エビネを植えつける時は山野草用の土に植えると良いとあったのですが「山野草用の土」というものが見つかりませんでした。普通の草花・野菜用の土ではダメでしょうか?もしくは何か代用できる土があれば、教えてください。
Sunny
2004/02/24(火) 18:44:17
出来れば暖かくなってからの方がよろしいでしょうね.
植え付け場所ですが,少し難アリかと.
桜というのは落葉樹ですよね?
冬場も日光が当たらないのでしょうか?
出来れば南側の木漏れ日が当たるようなところがベストです.
山野草の土は粒の小さな鹿沼土,ボラ土などを混合した物です.
それらが手にはいるようであれば代用は可能だと思います.
ちなみに草花・野菜用の土は通気性があまりありませんからオススメしません.
たちつ
2004/02/24(火) 19:04:44
基本的に、貴方の読んだ本は鉢植え用です。一般園芸家は鉢植えが多いですから。植える時期も、植え替えを中心にして書いてあります。今時期に販売されているのは、花芽を確認後の苗で、今年の4-5月には、枯らさ無ければ確実に咲くのが普通です。
土の混合は好みです。従ってその人個人個人で全く違います。
植え替えを毎年する人(水蘚を使うので腐る)、2-3年でする人(腐葉土の比率が多い、赤玉土が混ざっているので、時間の経過により微粒子化し、目詰まりする為、)、勿論鉢植えと地植えは違います。鉢の種類も、個人個人の理屈で違います。共通する事は、水持が良く・水捌け良く・明るい日陰。
簡単な方法。枯れる確立が高い。いつも「しっとり」としている処へ植える。「しっとり」は「じめじめ」でない。
結構、この方法は多い。
安い方法
砂(3-5mm)が 1割り・細砂(1-2mm) 2割り・腐葉土 3割り・庭土 4割りを混ぜ、少し湿らしておく。
庭土の1cm以上の粒は穴の底へ埋設する。庭土は粗石のみを取り除く程度です。
一寸高い方法
粗い砂 7割り・硬質鹿沼土(3-5mm) 2割り・腐葉土 1割り
軽く混ぜる(強く混ぜると高い鹿沼土が崩れて粉になる。)少し湿らしておく。
手順
1. 深く(50cm)そして広く(1m角)耕す。理由 排水と通気性の為(水溜りになるのを防ぐ)。
地ならしをする。
2. 15cm x 15cmの植木鉢が入るように穴を開け、型取りをする。
型取りをしないと崩れて、御椀みたいに底浅いになる。大は小を兼ねるが如しで、土が多く必要になり、土代が高く付く。私は土を買うなら他の苗代にしたい。その癖がある。
3. 上記の土で植木鉢に植える様な気持ちで植え込む。
4. 水を優しく、掛けて土を「締め」る。決して「閉め」たり 「絞め」たりしない事。
肥料は銀杏位の大きさの固形肥料を2-3個上において置く程度。
ラン菌が運んでくれる。肥料より環境重視。
潅水は5月(根葉が活発に動く)・7・8月(気温が高く乾く)・1・2月(空気が乾燥している。寒いので外へ行くのがいやで忘れる。)の乾に気を付ける。1年観察すれば直ぐに想像がつく。
病害虫は予防として殺菌剤3・4月・露に1回、ナメクジ退治薬は植え込み時から雨後は毎回惜しみなく、広範囲に撒く(高く付く)。芽や花が無くなる。もしくは夜に箸とビールを持って、ナメクジ狩りをする。
シンビュウムから伝染したバイラス病が発見されたら、諦めて抜き捨てる。
立派な鉢植えを買われたのなら、鉢の儘、花を観たら如何でしょうか。ポリパックとか、新聞紙巻きなら別ですが・・・
何れにしても、鉢植えは水切れさせたら、葉が薄く大きい・根が細いので直ぐ枯れる。といってジュクジュクさせたら根腐れさせる。
理想の土
たちつ
2004/02/24(火) 19:23:44
飛んでいってしまいました。
理想の土
藁堆肥 3割 庭土 4割 砂 3割
昔と違って藁堆肥が無い。田圃に藁堤が無い。農家に牛が居ない。(販売している発酵牛糞の事ではない。)
従ってムリ。
ゆうゆう
2004/02/25(水) 19:14:56
>Sunnyさん
>たちつさん
レスありがとうございます。お話を総合しますと、苗のコンディションと場所のコンディションが整っていれば、これからの植え付けも不可能ではない、と言うことのようですね。ちなみに、桜は落葉しますので春〜夏の時期以外は、日陰ながら明るい場所です。低層マンションの北側なので太陽の日当たりは良くないのですが、広く抜けている土地なので「暗い」「じめじめした」感じではありません。
それから土の件もありがとうございます。配合してできるようですので頑張って良い土作りをしたいと思います。ところで、このエビネを植え付ける予定の場所に隣接したところに、現在スイセンがあるのですが、山野草に適した土で一緒にスイセンを育てるのは可能でしょうか?スイセンは初夏には掘り上げられますので、一緒に育てるのが難しいようならきっちり場所を区別することもできますが・・・いずれ増えて行くエビネのためにも、できれば広範囲の土を山野草用に整えたいと思います。これまでいろいろスイセンは育ててきましたが、皆どんな土に植えてもそれなりにちゃんとそだったので・・・山野草の土はどうでしょうか?
たちつ
2004/02/25(水) 21:07:07
日本水仙なら、植え替えた方が良い。繁殖が早い。葉が長く鬱陶しい。季節の早いうちから遅くまではびこる。それ以外の水仙なら、良い。出来れば、今度の堀上時期(日本水仙以外なら蕾がついた時根を切らない・花茎や葉を折らない用に、又は枯れた時。)にプランターに植えて、エビネを子供が踏みつけないように、囲っておくと、柵造りや移動が簡単で1石3丁の徳となる。プランターは茶色か、緑の油性ペンキで塗る。ペンキが付き難いのでプスチック用の接着剤で砂埃を下地として貼り付けておく。移動時に注意する。(たわんでぼろぼろとはがれる。)水仙は丈夫で何処でも良い。日が当たらなければ、花数が少ない。葉が長くなる。だけ。エビネは葉の付いている方向を空けて置く。団子は後ろで伸びない。大きくなった時の株分けは3個をワンセットとして分ける。花後が時期。もし種が付いたら、株元に蒔かないと発芽しない。ここが他の植物との違い。ほって置いて、一杯になって、沢山咲いたら、又相談者に、体験談として、教えて上げてください。多分茶色の花かな? 黄色や白の夏エビネも(7-8月開花)面白いよ。芽が沢山出ても、1個1個の苗はばらばらにしない。ひと芽と団子3個・2芽と団子3個・団子3個のみのようにする事。買って来た苗には団子が付いていない。か非常に少ないので来年は咲く保障が無い。余り色々なものを混植すると負ける。別々に植えて、植物の性格を確認しながら、混植する。矛盾するが混植した方が冬には丈夫に育つ。(弱い物同士は保温して、助け合う)、春夏には殺しあって、邪魔。
ゆうゆう
2004/02/27(金) 00:44:44
[[解決]]
>たちつさん
沢山のアドバイス、ありがとうございます。エビネを育てるのは初めてなのでいろいろ自分でも調べましたが、どこを見てもたちつさんのアドバイスほど細かく親切なものはありませんでした。土の中に団子ができる・・・ということですよね?今は鉢のままなので見られませんが、どんな風になるのかゆくゆく楽しみです。スイセンは日本スイセンと洋スイセンと両方あるので、日本スイセンだけ端っこの方に隔離することにします。確かにうっとおしい・・・です(既に)
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