水分計。
無知
2004/01/23(金) 02:52:53
植木鉢に植えた植物の水管理に困っています。
昨年も沢山の鉢植草花を枯らしてしまいました。この一年の結論は地植えに限ると言う事でした。
然し、何とか鉢花を管理したいと言う興味も湧きます。そこで入手したのが金属電位差水分計でした。が、これが又、難しくて使い切れません。
当然、土の種類により指示値が変わりますが何故か、緩効性肥料を加えた土壌では指示値が極端に高くなるように思えます。
一度、食塩水を加えた土で比較テストしてみたいと思っていますが知見をお持ちの方がいらっしゃいましたらご教示戴けないでしょうか。
たくや
2004/01/23(金) 08:27:04
いやー、難しいですね(^^;;
あれこれ試験したわけではないので見当違いの事を書いているかもしれませんが
水耕栽培(溶液土耕)等で参考までに使った事はあります
と言ってもベット中の土壌水分の均等化を見るためと、給液量を調整するのに使っていました
が、あれは挿す場所によって(電極に触れる土壌の量)によって値が変わってくるんですよ
土壌は御存知だとは思いますが団粒構造をしていますのでどうしても空気の層が存在します
逆に空気の層がなければ根の成育に影響を与えますからね。
結局その空気の層がランダム&日々変化するため電極を挿す場所によって値が変化し「これ」と言った値がないのが現状です。
今までの経験上はやはり自分の目と経験の方が確かだと(^^;;
水やりの基本に土壌が乾いてからたっぷりと与える
はだいたいわかると思いますが
慣れるまでは「土壌が乾いたら」がなかなかわからないと思います。
鉢が小さい場合は鉢を持ち上げ重さで確認するのが簡単でオススメですし、大きい鉢の場合は割り箸等を土壌に挿し先が湿っているかどうかで判断すると比較的簡単です。
見当違いな意見になってしまいましたがこれら方法と確認のために金属電位差水分計を用いたらどうでしょうか?
mutin
2004/01/23(金) 08:34:32
金属電位差水分計というものを存じ上げませんが、おそらく、pHを電位差で測定し、水分を電気抵抗で測定する、切り替え式の測定器のことを指しているのだと想像します。
御指摘の通り、このタイプの測定器は、塩分濃度に過敏に反応し、誤差を生じます。そのため、正確な水分測定には使われておりません。だからといって、他の水分測定法は、測定器が高価であったり、手間がかかったり、アマチュアには一般的ではありません。
ですから、お手持ちの水分計は多くの誤差を含むことを御理解した上で、数値はあくまでも参考と考え、数値で機械的に水やりを決めない方法で管理する方法をお考えになったほうがよろしいと思います。
水やり3年ということわざもあります。機械ごときに、簡単に決められては、趣味の面白さも半減します。
無知
2004/01/23(金) 10:18:29
[[解決]]
たくや 様、mutin 様。
有難うございます。
私はこの水分計を使ってみて単純に判断できない事は良く分かりました。この手のアイデアものが好きで水分計も興味半分で購入しました。取説には親切な事に「蘭等(高価なもの、大切なもの?)には使用するな」との趣旨の注意書きが有りました。
私は緩効性肥料の添加物に電解性物質が使われて水分電導度が上るのかと思っていましたがこんな事に肥料メーカーは回答してくれませんよね。
私が鉢花を沢山枯らしたのは水の遣り過ぎと勝手に反省しています。子供に口出しし過ぎるのと同じかもしれません。
水やり3年クリアー目指します。
有難うございました。
pinetree
2004/01/23(金) 12:53:42
解決が打たれたようですが、追加で。また、間違っているかもしれませんけど。
>金属電位差水分計
って、電池不要のメーター付き差し込み式ですか。推測なら、これは、土壌中に異なる金属を差し込み局部電池を形成させ、水分量で異なる通電量を概算して示しているのではないかと思います。そうであれば、当然、土の種類はもちろんですが、接触面積や土壌中のイオン濃度によって変わると思います。
電池を入れるタイプであれば、電気抵抗でしょうが、これだってイオン濃度によって抵抗値が変わります。もし、使わなくなるのなら、分解してみれば疑問は解決すると思いますけど、いかが?
>緩効性肥料の添加物に電解性物質が使われて水分電導度が上がるのかと・・・
については、溶出する肥料自体がイオンですし、肥料の違いによって水分計メーターの指示値も異なると思います。
緩効性肥料が何を指しているのか解りませんが、LPコートなどの被覆緩効性肥料での「緩効」は主にチッ素の溶出が緩やかであることを示すと理解していますが、配合される塩化カリや過石など他の肥料成分はかならずしも「緩効」ではありません。その意味では、肥料の種類、成分量の多少、温度、かん水の仕方などのちがいによって、施したあとで急激に指示値が変わる可能性はあるのでは?
おっしゃっている「添加物」も、肥料そのものと思います。もし、有害なものが含まれるのではとの懸念でしたら、肥料登録検査を経た肥料なら基準は満たしていますので、心配は無用(のはず)です。
水分計は、自分では素焼きカップ式のものしか使っていませんが、これとて絶対ではありません。ハウスみかんなどのカンキツ類では、葉の巻きぐあい、さわった時の葉の厚さや堅さなどで判断します。マンゴーなどでは反応が鈍いためこれさえも難しいのですが、やっていないといつまでも解りません。
経験が重要との点は、たくやさん、mutinさんに同感です。園芸も、人により色々な楽しみ方があるわけで、せいぜい悩んで、楽しんで、経験を重ねてください。
無知
2004/01/23(金) 15:13:09
[[解決]]
pinetree 様。
有難うございます。
私は草花いじりを始めたばかりで肥料の事も余り良く分からないままにいじくっております。
購入した緩効性肥料はGMチリカという製品ですが通常の化成肥料に比べて燐、苦土の組成が突出して高い様です。疑問に思ったのは通常の化成肥料を施した土に比べて緩効性肥料を混ぜた土の方がずっと高い水分値を示す事でした。これは高濃度の燐、苦土か緩効処理に使用する添加物のようなものが影響しているのかと思っていました。
pinetreeさんのご説明で肥料技術に関しても奥深い事が見えてきました。
当面は葉の様子を見たり土を掘って内部を覗いたりしながらmutinさんやpinetreeさんが仰るとおり、楽しむ事にします。
因みに水分計は電池を使用しない差込式のもので約千円で購入しました。こちらももう少し使ってみます。
皆様、初心者に対して丁寧にご説明を頂き本当に有難うございました。
細田
2004/01/23(金) 23:24:25
私は室内、外置き共に
鉢の中ほどの乾き具合の目安として
下記の商品を使っています。
http://www.p2-plantsplants.com/goods/etc/05.html
http://www.rakuten.co.jp/yusaido/409237/426436/
本来はセラミス専用で、室内用の物ですが
なかなか有効で役立っていますよ。
高い物ではありませんので
試してみてはいかがでしょうか?
基準とする鉢を定めて
数鉢に刺して置くと目安になります。
※調べたい鉢ごとにワリバシや竹串を刺して
土中の水分具合を確かめる方法もありますが
けっこう面倒なので・・・
無知
2004/01/24(土) 05:53:09
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細田 様。
ご紹介された水分計は私の物と原理は同じかも知れません。工夫して水分計を使用されている事を知り嬉しくなりました。
私は全部の鉢とプランターの土を数種類に統一する事も考えましたが肥料や土質の劣化等の条件も大きく影響しそうで現実的ではありません。
何れにしろ、折角購入した物なのでもう少しいじくって楽しみたいと思います。失敗談でも報告できれば良いのですが・・・。
有難うございました。
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