園芸用土について

[園芸相談センター]の過去ログです

みえむね 2003/07/20(日) 13:02:16
所謂「水はけのよい土」とは、どんな用土でしょうか。
小粒赤玉土と腐葉土の割合だけで調節するとすれば、どのような割合になるのでしょうか。
又、他の用土も加える必要があるとすれば、その種類と割合を教えてください。

みぞぐち 2003/07/20(日) 18:32:40
粒径が大きい土を主体にすれば水はけはよくなります。配合等は
どんな植物にその土を使うかによりますし、地植えなのか、鉢なの
か、プランターなのか、吊り鉢なのか、そうした育て方によっても
変わってきますよね。

# あまりに漠然とした問いかけだと思いますが。(^^;;

ウーロン茶 2003/07/21(月) 17:10:16
一般的に園芸用土に求められるものとして、水はけの良いことと通気性の良いこと、そして保湿(保水)性の良いことがあげられます。これらは矛盾しているようにも思われますが、植物にとってはとても重要なことですが、難しく考えないでいいと思います。
なぜ「水はけのいい土」かというと、植物を育てる上で、根の健全な育成というのは重要な要素です。粘土のような粒子がびっしり詰まった土は最も水はけが悪く、常に水がたまった状態で根腐れが起こりやすくなります。水はけを考えた場合、赤玉土は理想的な土だと思います。(通気性においても)ただし、赤玉土単独で植えた場合、あまりにも水はけが良すぎて、保水性や保肥性が悪くなります。そこで腐葉土やバーク堆肥等の有機用土で補ってやります。つまり、両方が交わることでバランスの良い、植物にとって理想的な土になるわけです。
私の場合は、赤玉土小粒と腐葉土またはバーク堆肥を等量混ぜ、全体量の1割程度のくん炭(籾殻を蒸し焼きにして炭状にしたもの)を加えるだけです。植え付ける植物の種類によって、水はけ重視だったら赤玉土の割合を多くしたり、肥えた土重視だったら赤玉土4割、有機用土3割に乾燥牛糞3割などにしても良いと思います。(いずれの場合もくん炭は必ず混入します)後は鉢底に赤玉土の大粒や軽石などを敷いて(水はけを保つ上でとても重要)上記の用土を用いるだけです。
少しくどくなりましたが、あまり難しく考えないで楽しむことだと思います。お解りいただけましたでしょうか。


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