クチナシの葉の黄化についてお教え下さい
ごん太
2002/06/06(木) 00:02:14
皆様のお知恵をお借りしたく、カキコさせて頂きます。
拙宅のクチナシについてなのですが、近頃葉が黄化してきて、触れ
るとぽろぽろと落ちてしまう状況です。
既に、全体の3割程度が黄化してしまいました。
現在、花は幾つか咲いていますし、蕾もいくつかあります。
一体何が原因で、どうしたらよいのでしょうか。
以下、クチナシの状況です。
4.5号程度の鉢に植えられ、蕾付きで一部開花していたものを4月
中旬頃購入した。
鉢が窮屈そうだった(株の大きさが鉢の大きさを十分上回っていた)
ため、早々に植え替えを実施。
植え替え要領:
根鉢を軽く崩し、6号深鉢に植え替え。
使用用土は、赤玉5割、鹿沼土2割、腐葉土3割で、マグァンプKを
5g/Lで混入。
元の土をよく観察の上、なるべく近くなるよう配合。
水遣り:
表面が乾いたらたっぷりという通常の手法。
2週に一度程度で、NPK 6.5-6-19のハイポネックス微粉千倍希釈を
水遣り代わりに。
日当たり:
南側に配し、日照時間率は0.7程度。
害虫等:
特に害虫等は現認できず。
イミダクロブリド粒剤を2g散布済。
植え替え後、順調に花が咲き続け良い香を漂わせていたのですが、
最近になってかなりの勢いで葉が黄化しています。
このままだと、しまいには丸坊主になってしまいそうでとても心配
です。
どうか皆様よろしくお願いいたします。m(_ _)m
Wm
2002/06/06(木) 13:22:23
葉の新旧交代が活発になる季節だとも思いますが、新しい葉は出てきていないのでしょうか?
出てきていれば問題ないと思いますが・・・
(私の育てているクチナシも1/3以上落葉しましたがその後はそれ以上に新葉が出てきていますので)
少し気になるのは、開花中に根鉢を崩した事と、そんなに施肥しなくても良いのでは?と言ったところでしょうか
また、マグアンプKを用土に混入との事ですが、直接根に触れるような状態なのでしょうか?
クチナシは乾燥を嫌う割には、過湿で根が弱りやすい、みたいな事も聞いた事が有りますので結構 根がデリケートかも・・
こいずみひなこ
2002/06/06(木) 15:57:14
私も施肥しすぎじゃないかなぁと思いました。
ごん太
2002/06/06(木) 21:34:53
Wm様、こいずみ様、早速お答え頂き、ありがとうございます。m(__)m
施肥についてですが、5g/LというのはマグァンプKの指示量である
5号鉢(1.3Lで8g)という指示からです。
3Lほど用土を作り、15g混入させたものを鉢と根鉢の隙間に漉き込んだ
状態です。(結果的に使った用土は1.5L程度でしょうか)
ですから、特に多いようにも思わなかったのですが・・・・
用土に混入させましたから、根には大丈夫だと思います。
取説にも「直接触れても大丈夫」とありました。
因みに、他の草木・果樹にも同様の施肥ですが、問題は全くない
ようです。
根鉢を崩した件については何とも言えません。
樹木植え替えで一般的に行われている方法を採りました。
周りの土を軽く落とし、発根を促すために軽く崩しました。
もし、クチナシは根鉢を崩すのに弱い樹だとすると、ちょいとマズ
かったかもしれませんね。
それから新葉の萌芽状況ですが、一部の新葉も既に黄化しており、
萌芽量と黄化量の割合は黄化の方が多いくらいです。(ーー;)
緑の新葉がじゃんじゃん出てくれれば良いんですが・・・・
過湿についてですが、こちらは問題ないと思います。
私はラン(すぐ根腐する)も育てておりますので、結構水遣りは
理解しているつもりなのですが・・・・・
ひなこ
2002/06/07(金) 15:02:55
施肥しすぎ・・・言葉チガイかハイボネックスの水遣りのつもりでした、私も5号でクチナシしてるんですが、水だけです。
鉢に元肥もしませんでした(●^^●)。ちょこちょこ黄葉にもなってますが、全体に葉も大きくなってて 元気です。
元々、庭木種ですから 基本は丈夫だと思うんです・・・。
Wm
2002/06/07(金) 15:49:17
個人的には、クチナシ事体は普通に丈夫でよく増える植物だと思っています
根がデリケートなのかどうかは本当のところ良く分かりません
(やや移植を嫌うと聞いた事も有りますし、そんな事も無いと聞いた事もありますし、前出の加湿をきらうetc・・・)
どちらにせよ、すでに開花中の植え替えで根鉢を崩すのはちょっと刺激が強かったのではないでしょうか?
施肥に関しても、そんな刺激の後では少し多のでは?、というのも有りますが、盆栽仕立てとかではないので、週2回の液肥は多いほうでは?と思った次第です・・・
それから、新芽も黄化しているとの事ですので、出荷前の生育環境と、購入後の生育環境の違いなどは考えられないでしょうか?
地域、品種にもよりますが、4月中頃に開花していると言うのであれば、温室育ちと思いますが・・・
ごん太
2002/06/07(金) 16:17:33
度々、ご丁寧なRESをありがとうございます。
施肥についてなのですが、ハイポネックス微粉は、用法として
通常500倍希釈で週に一度というのが指示です。
この肥料、希釈せず直播も可能な代物で、去年は元気の無いサルスベリ
に直播したところ、とても元気になったほどです。
当然、マグァンプKの併用が推奨されています。
それに対し、私の場合は2週に一度で1,000倍希釈ですから、本来の
指示に比べれば4分の1って言うとこでしょうか。
拙宅には、他の草花や樹木、果樹などがありますが、肥え焼けしてる
ようなものは特に無いんですよねぇ・・・・・
出荷前の生育環境についてですが、それは良く判りません。
開花中でしたから、ご指摘の通り温室育ちだと思われます。
しかし、植え替え後1ヶ月以上は全く順調でしたから、植え替えによる
ストレスであれば、もう少し早く症状が出ると思ってました。
そうそう、植え替え前の鉢には丸い肥料が4粒ほど置肥されてました。
植え替えで肥料成分が変わって、時間経過とともにじわじわ影響が
出たのでしょうか?
Wm
2002/06/11(火) 21:55:10
もう解決してしまったかもしれませんが、
その後、色々気になって調べたり聞いたりしてみましたので判った範囲の事を書き込みます
どうやら、クチナシを育てるうえで特有の2大失敗パターンとして、
・オオスカシバの幼虫対策が遅れて食い荒らされてしまう
・春先、十分気温が上がる前に植え替えをしてしまう
(特に、新芽が動き出したのを見てもう良いだろうとはやる気持ちで・・)
というのがあるそうです
(オオスカシバによる被害は有名ですが)
クチナシは、植え替え条件さえあっていれば、非常に根が旺盛に伸びるので、根鉢を1/3程度カットするのはもちろんの事、古い土を水洗いで取り除くぐらいした方が良いそうです
(もちろん植え替え後はしっかり固定しないと新根が痛んでだめですが)
ただし、寒い時期の植え替えはほぼ不可らしく、葉の黄化促進、枯死の危険があるそうです
(「新芽が吹く前に植え付けをすると必ず失敗する」という話も聞きました)
春の植え替えは、新芽が動き出し、最低でも4月中旬以降、できれば、5月に入って以降の十分に気温が上がってからがよいとの事です
ただ、植え替えの影響がどのくらいの期間で出てくるのかまでは判らなかったので、これが原因でない可能性も高いですが・・・
ごん太
2002/06/11(火) 22:54:03
Wm様、お忙しいところ色々とお調べ頂きありがとうございます。
残念ながら未だ解決しておりませんが、私なりにも対策を模索して
いる最中です。
>オオスカシバの幼虫
これはクチナシでは結構有名ですよね。
取りあえずうちのクチナシに関しては、虫君たちによる被害は無いようです。
>春先、十分気温が上がる前の植え替え
これも4月中旬でしたし、ご存知のように今年は春が早かったようです
ので、実質4月下旬相当の植え替えに相当しそうな感じがします。
う〜ん、一体何が原因なのでしょうか?
私も試行錯誤で色々やっておりますので、もし上手くいったら必ず
ご報告させて頂きます。
sho
2002/06/12(水) 09:43:35
ごん太さん、
少しはこのクチナシは快方へ向かっていますか?
根からの吸水とと蒸散のバランスが崩れていますから、それ以上にストレスを与えないようにして安静にさせていると回復するかもしれませんね。
クチナシさん、お大事にしてください。
園芸相談掲示板@園芸相談センター